そこは、明日が好きになれる場所。
好き度:+5点=55点
MOVIX京都にて鑑賞。
想像していた通り、やっぱり2人は結ばれるのでした。といきなりネタばれですみません!
願わくばそういう路線じゃあない方が良いのですが。仕方ありません。おぉ~これトム・ハンクスが脚本、監督、主演を兼ねているんですね。
さてどんなお話かと言うと、、、、。
高卒ゆえにリストラの対象となり、ある日突然勤務先のスーパーを解雇されるという中年男性ラリー。クビとなればこの日で終わりというのがアメリカのお国事情のようである。事前予告もなくあっけないなあと思ってしまう。本当に心がないというか失礼な話である。
ラリーはバツイチらしく。そういう意味では家族というものがないだけに気が楽といえば幸いかもしれない。そんなラリー就活を始めてみるものの年齢の壁や学歴?のせいかことごとく連敗というありさま。
就活のネックになっているのが学歴だとお隣のご夫婦から指摘を受け、心機一転、再就職のためのスキルを身につけようと、短期大学に入学することに、、、、。
大学の授業クラスに「スピーチ」ってものがあるとは驚きましたが、、、。そのクラスを担当する教師テイノーがジュリア・ロバーツの役どころです。彼女は結婚生活が上手くいっておらず、授業自体もやる気をなくしている。
生徒が10人をみたなければ授業はキャンセル。採算が合わないからやらないような話である。多分これこじ付けかも(笑)
ということでさっさと教室を去ろうとしていたら、遅刻してやって来たのがラリーだった。ちゅうことで10人なったのでやらねばならなくなりました。ちゃんちゃん!
さてラリーにとって今までとは未知の世界。親子ほど違う年齢の若者たちとの友情や刺激的で充実したキャンパス・ライフをエンジョイしていくことに、、、、。
特に仲良しとなったタリアとはおじさんセンスを指摘を受けながらなかなか楽しいキャンパスライフである。
時には授業中、携帯のメールでやりとりして教授から叱られることもあったり・・・・。
経済学のマツタニ教授はあの宇宙大作戦でお馴染のミスターカトウ演じたジョージ・タケイ。懐かしいわ!
燃費の悪いクルマに乗るのをやめミニバイクで通学するラリーの姿は何処となくチンケな感じもする。こんなミニバイク集団というのも何か異様気もしましたが。実際アメリカではこんな光景はあるのかしら?
見栄やしがらみを捨て陽気にエンジョイするラリー。まあそれなりに幸せなのかもしれませんね。かたや夫と喧嘩別れしたテイノーにバイク集団仲間が絡んで物語は進んで行くわけですが、、、、。そんなにこれと言った大きな展開があるわけではありません。
やっぱりメインはラリーとテイノ―の恋の行方でしょうか?でもねそれもそんなにハラハラドキドキものではないような気がするんですけどね。
もう少し邪魔が入るとか、大きな障害あるとかそんなものがあればもっと刺激的な気もするんですが。いっそうのこともっとヒューマンぽく人間同士の繋がりを大事に描く方が良いんじゃないかと思いましたけどね。
カリカリモードのジュリアはなかなか良い味だしていましたけど。胸板とか貧乳だと言われ激情する場面は面白かったといえば面白かったけど。
このシーンはジュリアがとてもキュートでした。
あらすじ(Moviewaklerより)
大卒ではないという理由で、長年勤めていたスーパーをリストラされてしまったラリー・クラウン(トム・ハンクス)。再就職のアテもなく落ち込んでいたが、心機一転、再就職のためのスキルを身につけようと、短期大学に入学する。そこで出会ったのは、スピーチの授業を担当する教師メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)。いつも仏頂面で、酒に酔って暴言を吐くメルセデスは、結婚生活の破綻からアルコールに走り、教師としての情熱も、日々の喜びさえも見失っていた。初めてのキャンパスで年齢も境遇も違う様々な人々と出会うことで世界を広げ、かつてない充実した日々を送り始めるラリー。メルセデスは、そんなラリーとの出会いを通して、再び自分と向き合い始める。果たして2人はこの教室で、幸せな未来を見つけることが出来るのか……?
ということで良くもなく悪くもなく。ラストの締め方もまあ普通に終わるという感じでした。大きな山場はありません。
メディア | 映画 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2012/05/11 |
ジャンル | コメディ/ドラマ |
映倫 | G |
解説(Moviewakler より)
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツという、アカデミー賞に輝く名優2人が共演したハートフルストーリー。人生に希望を失った男女が運命的な出会いをはたし、新しい人生へと踏み出そうとする姿を感動的に描く。トム・ハンクスにとって、『すべてをあなたに』以来の劇場映画監督第2作となる。
http://disney-studio.jp/movies/shiawase/