ちなみにワタクシ、このお方と誕生日が同じなんです
ぼくは9月生まれです。
いくつになっても誕生日が来るのはなんとなく嬉しいですね。
でも、年を尋ねられるのはだんだん嬉しくなくなってきました。
そういうワケで(どーいうワケだ・・・)
タイトルに
「9月」
が織り込まれている曲を集めてみました。
セプテンバー・ソング (September Song)
作 詞 マックスウェル・アンダーソン
作 曲 クルト・ワイル
発 表 1938年
ジャズの好きな方にはなじみのある曲でしょうね。
1938年のミュージカル「ニッカー・ボッカー・ホリデイ」で、主演のウォルター・ヒューストンが歌ってヒットしました。1951年、映画「旅愁」でリバイバル・ヒットしました。
人生を12ヵ月に例え、人生最後の貴重な時間に愛を求める、という内容です。
【大意】5月から12月までは長いけれど、9月になると残された日々はあっという間。秋が木の葉を赤く変えてしまい、時間も失われてゆく。残された貴重な時間をあなたと過ごしたい。
9月の雨
作 詞 松本隆
作 曲 筒美京平
歌 太田裕美
発 表 1977年
ぼくは太田裕美さんが大好き。その中でもとくに好きなのが、この曲なんです。このメロディを耳にすることが多くなると、「ああ、そろそろ自分の誕生日だなあ」って思います。
でもこの曲、「好きなひとの気持ちが自分から離れてゆくことがつらい」っていう、誕生日にはふさわしくない歌なのです。
セプテンバー (Septenber)
作詞作曲 モーリス・ホワイト、アル・マッケイ & アリー・ウィリス
演奏・歌 アース・ウィンド & ファイアー
発 表 1978年
1979年のチャートでは全米8位、全英3位を記録する大ヒット・ナンバー。全米R&Bチャートでは1位になってるんですね~。
ダンス・パーティーの「ディスコ・タイム」でしょっちゅう演奏させられた記憶が・・・。いまでも時々演奏する機会がありますよ。
すみれSeptember Love
作 詞 竜真知子
作 曲 土屋昌巳
歌・演奏 一風堂
発 表 1982年
日本のミュージック・シーンでもグラム・ロックの要素が顕著になりはじめた頃のヒットだったと思います。忌野清志郎、坂本龍一、そしてこの一風堂の土屋昌巳など、メイクした男性ミュージシャンが続々現れましたね。この曲は化粧品のCMソング(CMのモデルはブルック・シールズでした)として、オリコン2位まで上昇するヒットとなりました。
土屋昌巳はのちに渡英、「ジャパン」や「デュラン・デュラン」のメンバーなどと活動しました。
SEPTEMBER
作 詞 松本隆
作 曲 林哲司
歌 竹内まりや
発 表 1979年
この当時の竹内まりやさん、ぼくが高校の頃大好きだったまり先輩にちょっと似ています。カワイかったです。
でも歌詞は、「彼氏が年上の女性を好きになってしまった。傷つきながら、自ら身を引くわ」っていう、ナマナマしいものです。
どうも「9月の歌」って、悲しい内容が目立ちますね。夏の終わりとなにか関係があるのかな・・・。
セプテンバー・イン・ザ・レイン (September In The Rain)
作 詞 アル・デュビン
作 曲 ハリー・ウォーレン
発 表 1935年
日本でも「秋の長雨」などと言いますが、まさにそんなイメージを思い起こさせるロマンティックなタイトルですね。でもいま、東京などではそれどころじゃないくらいの、とんでもない大雨になっています・・・。
1935年の映画「スターズ・オーヴァー・ブロードウェイ」の主題歌で、ジェームズ・メルトンが歌いましたが、この時は評判にはなりませんでした。1937年に映画「メロディー・フォー・トゥー」の中で再びメルトンが主題歌として歌うと、今度はヒット。
ジョージ・シアリング・クインテットのテーマ曲としても有名です。
【大意】太陽が沈んだ雨の9月。あなたが私にささやいた愛の言葉を雨だれがやさしく繰り返している。春が来たけれど、私はあの雨の9月が忘れられない。