ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

衝動買い

2005年09月16日 | 随想録

♪今日の動物。フラワー犬。偶然見つけた画像です。


 時々行く楽器店があって、今日そこに何気なく寄ってみたんです。
 すると、欲しかった小型のベース・アンプを2種類も見つけてしまった!しかもセール中!安い!
 衝動的に、発作的に、無意識に両方とも買ってしまった… うれしい…


     
     今日から我が家の住人となったアンプ君たち


 なんせ、大都会ならば大規模な楽器店はあるし、特定の種類の楽器を専門的に扱っている店もあるんだけど、そこはそれ、地方都市に暮らしている身のつらさで、店頭に「Hartke」とか「SWR」なんかのメーカーのアンプを目にすることがまず珍しい。
 店頭になければ試し弾きもできないワケで、試奏できなければ品質も解らない。質の解らないものに何万円もポンと払うのは、

     ロックフェラー家の者余程の馬鹿者

と相場は決まっている。(まあ、本当の金持ちほど無駄遣いはしないっていいますね)
 そういうわけで、今日それらのアンプを見た瞬間、ぼくの目は邪悪に輝き、思う存分試奏した末、いきなり交渉人に早変わりしたのであります。
 こうなったらもうミュージシャンなんだか商人なんだかわからない。時にはアワレっぽく、時には親しげに交渉した結果、ついに


「セールですから、これ以上の値引きはごカンベン下さいまし


という言葉しか引き出すことができずに終わってしまった。
 しかもひたすら低姿勢の店の人を見て逆に気の毒になり、定価+オマケで手を打ってしまう人の良さ(ワハハ~)まで見せてしまったのでありました。


 やはり、餅は餅屋、商売は商人、ベース弾きはベース弾き、と言うべきでしょうねぇ。
 

 専門的な単語がたくさん出ちゃいましたが、まあ、子供が面白そうなオモチャを手に入れたようなものだと思ってください。


 帰る途中でホームセンターに寄り、キャスターやら木ネジやらボルトやらナットやらあれやらこれやらを買い込み、家に着いてからは夏休みの工作に没頭する工作少年と化して、今の今まであれこれしていたんです。


 まず重いアンプの持ち運びを楽にするため、キャスターを取り付けました。
 次に、せっかくアンプを買ったんだから、明日の仕事には新しいアンプを使いたいな~、それには楽器をアンプと相性の良いものに替えた方がいいな~、と考えて、ここ数年使ってなかった楽器を出してきました。
 そして楽器の掃除、弦の張り替え。物はついで、とばかり、ウッド・ベースの微調整までし終えた、多忙な一日でした。


     
     久々に明日これを使います。ほっといてスマン。


 小学校の頃、プラモデルを作るのが好きでした。
 もともと凝り性の気があるぼくは、いったん製作を始めるととことんまでやってしまうクセがあるのですが、今日は久しぶりに、プラモデルを作っている気分になってました。あれこれ忙しかったけれども、なんだか楽しい一日でした。


人気blogランキングへ←クリックして下さいね

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする