ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

パッチワーク・キルト

2006年04月20日 | 見る聴く感じるその他

                                     △福井美和さんの作品。圧倒的な存在感のある、美しい作品です。



 今日はぼくの友人のMIKIさんの親戚で、パッチワークキルト作家の福井美和さんの作品を見てきました。
 美和さんが主宰するキルト教室のキルト展が催されているのです。


 女性ならご存知の方も多いと思いますが、「パッチワーク」とは"つぎはぎ"、あるいは"継ぎ合わせ"のことで、いろいろな色や形の小さな布をつなぎ合わせたもののことです。また、「キルト」とは、表布と裏布の間に芯(中綿)を入れ、この三層を重ねて刺し縫いしたもののことです。
 そして「パッチワーク・キルト」とは、パッチワークをした上布(キルトトップ)に中綿と裏布を重ねて刺し縫い(キルティング)を施したもののことだそうです。
 アメリカン・キルトとは、一般にアメリカで作られたパッチワークのベッド掛けのことをさします。


 美和さんの作品(写真)には圧倒されました。縦、横とも2m以上の大作です。
 他にも素晴らしい作品がたくさんありました。中には、日本で縫ったあとそれを韓国に送り、韓国で縫っては日本に送り返すという、いわば、日韓の間を何度も往復するリレー方式で縫い上げたものもあり、その見事なできばえにはただ見とれるだけでした。 
 一心に仕上げたことが伺えるものばかりでした。聞くと、やはりキルトも針と糸を持つ人の性格が作品に表れるそうです。


 キルトを見たあとは、せっかく近くまで来たんだから、と理由をつけて、CDをひやかしに。
 1時間ほどあれこれ探した結果、今日はオリビア・ニュートン・ジョンの初期ベスト集『アーリー・オリビア』と、ジャズ・ベーシスト、クリスチャン・マクブライドのアルバム『ファースト・ベース』を買いました。
 1970年代のオリヴィアといったら、そりゃあもうキレイでカワイくて清楚でした。このベスト・アルバムには、「カントリー・ロード」、「レット・ミー・ビー・ゼア」、「そよ風の誘惑」、「イフ・ノット・フォー・ユー」などなど、ぼくのお目当ての曲がみな収録されているのです。


     


 ついでにお昼を外で済まそうと、時々行くラーメン屋さんに。醤油ベースのスープがあっさりしていてとてもおいしいお店です。チャーシューたっぷりのチャーシューメンとごはんで満腹しました。


     


 今日は風がたいへん強い日でしたが、寒さを感じることはありませんでした。キルトとCDとおいしいラーメンで小さな満足感に浸ることができた一日でした。




 

コメント (8)
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