△福井美和さんの作品。圧倒的な存在感のある、美しい作品です。
今日はぼくの友人のMIKIさんの親戚で、パッチワークキルト作家の福井美和さんの作品を見てきました。
美和さんが主宰するキルト教室のキルト展が催されているのです。
女性ならご存知の方も多いと思いますが、「パッチワーク」とは"つぎはぎ"、あるいは"継ぎ合わせ"のことで、いろいろな色や形の小さな布をつなぎ合わせたもののことです。また、「キルト」とは、表布と裏布の間に芯(中綿)を入れ、この三層を重ねて刺し縫いしたもののことです。
そして「パッチワーク・キルト」とは、パッチワークをした上布(キルトトップ)に中綿と裏布を重ねて刺し縫い(キルティング)を施したもののことだそうです。
アメリカン・キルトとは、一般にアメリカで作られたパッチワークのベッド掛けのことをさします。
美和さんの作品(写真)には圧倒されました。縦、横とも2m以上の大作です。
他にも素晴らしい作品がたくさんありました。中には、日本で縫ったあとそれを韓国に送り、韓国で縫っては日本に送り返すという、いわば、日韓の間を何度も往復するリレー方式で縫い上げたものもあり、その見事なできばえにはただ見とれるだけでした。
一心に仕上げたことが伺えるものばかりでした。聞くと、やはりキルトも針と糸を持つ人の性格が作品に表れるそうです。
キルトを見たあとは、せっかく近くまで来たんだから、と理由をつけて、CDをひやかしに。
1時間ほどあれこれ探した結果、今日はオリビア・ニュートン・ジョンの初期ベスト集『アーリー・オリビア』と、ジャズ・ベーシスト、クリスチャン・マクブライドのアルバム『ファースト・ベース』を買いました。
1970年代のオリヴィアといったら、そりゃあもうキレイでカワイくて清楚でした。このベスト・アルバムには、「カントリー・ロード」、「レット・ミー・ビー・ゼア」、「そよ風の誘惑」、「イフ・ノット・フォー・ユー」などなど、ぼくのお目当ての曲がみな収録されているのです。
ついでにお昼を外で済まそうと、時々行くラーメン屋さんに。醤油ベースのスープがあっさりしていてとてもおいしいお店です。チャーシューたっぷりのチャーシューメンとごはんで満腹しました。
今日は風がたいへん強い日でしたが、寒さを感じることはありませんでした。キルトとCDとおいしいラーメンで小さな満足感に浸ることができた一日でした。