1950年代に起きた朝鮮戦争の結果、韓国は荒廃した国土になりました。
その当時、市場経済主義および民主主義を求める韓国にとって、日本は戦後復興から立ち上がる兆しがある国で、日本経済を学ぼうという対象でした。
韓国の企業は、その頃日本の技術者を工場に招き、そのノウハウを身につけようとしたのでした。
そしてサムスン電子は、日本の三洋電機の助けを受け、電子産業に進出することができました。
その後、サムスンは、現在スマートフォンでは、アメリカのアップル社と世界1,2位を争っています。そして、半導体メモリーでは世界1です。
電子・電機産業だけではありません。
音楽でも1990年代のはじめに韓国式ロックやヒップホップを流行させ、K-POPの独特な位置を築きました。
過去の日本が韓国に対して行ったの負の歴史から、「日本が嫌い」という韓国人がいますが、幸いにも日本人との交流を楽しみに待っている韓国人はいます。
2023年に日本を訪れた韓国人は600万から700万だったと言われています。
いま、コスメやフード、そして音楽で日本と韓国はいい刺激を与え合っています。
今後、日本と韓国は地理的に一番近い隣の国として経済圏を構成し、共存共栄をしていく未来像が見えています。