教師が中学生と一対一で話し、双方向のコミュニケーションができるようになるには時間がかかることが少なくはありません。
中学生は打ち解けてくれるには時間がかることが多いのです。
中には、初対面では教師が話しかても目を合わせてくれない子がいます。
かわって、体を向けてよく目を合わしてくる子には、教師はできるだけ聞き役に徹する方がいいのです。
一対一で学習をみているときには、教師は子どもの聞こうとすることを正確に理解して、きっちりと説明しないと伝わらないのです。
教師の知識が不足していれば教えることはできめせん。
伝えたいことを言葉にする力がなかったり、語彙が不足していれば説明できません。
中学生は繊細で敏感な時期にあります。だから、雑な言葉遣いは避けるべきです。
かといってていねいに話す、わかりやすいようにかみ砕いて話そうとすると、受け手は「まわりくどい」と感じることがあります。
ですから、言葉を簡潔にわかりやすく話すことが必要で、なかなか簡単ではないのです。
相手が大人なら、足りないところは補ってくれる、余分なところは削ってくれるだろうと、適当に話してしまうことが多いかもしれません。
しかし、それでは中学生にはうまく伝わらないことの方が多いのです。
中学生との話は、小学生にはない難しさがあります。
しかし、自分で考え、自分でやりたい時期でもあるので、教師との話を理解し、納得したら、自分で行動しようとします。
その力は力強いものなので、ときには教師がそのこのことを頼もしく感じることもあります。
中学生は小学生にない難しさがありますが、大人に近づくぶん、支えていき自分のことは自分でやるように仕向けていくという生徒指導の醍醐味があります。
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