箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

学校のトイレの変化

2023年11月02日 07時16分00秒 | 教育・子育てあれこれ
以前は、学校のトイレは3Kと言われ、

きたない

くさい

こわい

の3拍子が揃っていました。


しかし、現在では自治体の努力があり、公立学校のトイレ美装化が進んでいます。

セミドライ方式で、床はタイルではなくなってきています。

ですから、ホースを蛇口につなぎ床に水を流し、デッキブラシでこするという掃除方法は減ってきました。

なかには、ウォシュレットがついている学校もあります。

さらには、「音姫」のついていることもあります。

しかし、和式トイレがまだまだ多いのが実情です。

2010年代のなかごろでは洋式トイレは約4割で、その時点では和式トイレの方が多くありました。

でも、それからは変化しており、洋式トイレは7割近くまで増えてきています。

ただし、それは学校に洋式トイレがある割合が7割であり、和式が多い中で洋式がある学校の割合です。

まだまだ和式が多いという状況です。

しかし、子どもたちは家では洋式トイレを使っている場合が、現在では多いはずです。

コンビニや駅のトイレもほとんどが洋式トイレになっているいま、学校もさらに洋式をふやさないと、学校ではトイレをがまんするという子がいても不思議ではありません。




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