きのう6月23日は、沖縄慰霊の日でした。
沖縄平和祈念公園、平和の礎で追悼式典が行われました。
1945年6月23日に、日本軍の組織的な戦闘が終わったとされています。
1945年5月の終わりに首里司令部は陥落し、日本軍は南部に撤退しました。
その後、6月23日には牛島満司令官が摩文仁の丘で自決し、組織的戦闘が終結したのでした。
沖縄戦ではおびただしい数の人が犠牲になり、なくなりました。
その人たちに想いを馳せ、冥福を祈るのが慰霊の日です。
本土の人を含め、人は生活したり、生きていく上で、悲しいことや辛いこと、耐えがたいことに遭遇するのは、世の常です。
愛する人と死別することもあります。
そのとき、わたしは沖縄戦を通して沖縄の人たちのことを想うのです。
ウチナーンチュは多くの人が、沖縄戦で家族や友だち、親戚を失っています。
その失意と絶望の底から立ち上がり、また物を作り出し、子どもを授かり、今の沖縄の人が生きているのです。いのちをつないでいるのです。
その事実を思うとき、「命どぅ宝」という言葉が鮮やかに色づきだすのです。
いのちこそ宝だと強く思います。
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