箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

赤ちゃんは宝もの

2022年03月09日 08時31分00秒 | 教育・子育てあれこれ
子どもを取り巻く問題が深刻化している今の時代です。

親からの虐待、放任や貧困家庭など、聞くに耐えないような報道が連日のように流れてきます。

子どものいのちが軽視されるような昨今だからこそ、いのちの誕生を喜び、感激した日のことを思い出し、いのちの大切さを周りの人と分かち合いたいのです。

いのちのつながりは、母親・父親からだけでなく、祖父母から続いています。または、もっともっと前の先祖からつながっています。

このことをあらためて思い、赤ちゃんの誕生を喜びたいのです。

私に娘が初めて誕生した日のことは、今でもはっきりと思い出せます。

私にとっては、結婚してから7年かかって生まれた第一子であり、いなかの父親にとっては初孫でした。

いなかの父親や訪ねてきてくれました。ひとしきり病院で誕生を喜び合い、そのあと買い物でローソンへ二人で歩くとき、初夏の太陽の陽射しが私たちを照らし、しあわせを感じたことは忘れられない思い出です。


加藤登紀子さんの曲に『君が生まれたあの日』(2011年)があります。

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

『君が生まれたあの日』

君が生まれたあの日 僕は君に手紙を書いた
 窓の外は吹雪 寒い朝だった 

白い空を見上げて 僕は言葉をさがした 
あふれる想い それはうれしさと何故か涙 

強くなくてもいい 熱い心を持て
幸せばかり追いかけるな 思いきり今を生きていけ

・・・・・・・・・・

時の流れがいつの間にか 君を大人にしてゆくだろう

急がずに恐れずに つまずきながら歩いてゆけ

急がずに恐れずに つまずいても歩いてゆけ

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖



赤ちゃんは、私たちの宝ものです。また、社会の宝ものです。

少子化が進む中、子どもが育つ環境が厳しさを増しています。

子どもを産んでも大丈夫と思える社会になることを望みます。


コメントを投稿