箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

怒涛の思春期をのりきるには

2024年11月26日 06時00分00秒 | 教育・子育てあれこれ


人の一生のなかでも、思春期、とりわけ中2の時期が多いのですが、悩みが押し寄せ怒涛のごとく、心は揺れ動きます。


クラスでは「勉強ができる・できない」、部活では技能の差が顕著に本人に見えてきます。


第二次性徴とともに性的にも成熟してきます。


そして自我が形成されます。


自分がイヤになり、そんな自分をコントロールする難しさを感じます。


大人や親との葛藤や対立で反抗したくなる。


だからこそ、この時期はまわりからの支えが必要になります。


それは教師であったり、友だちであったり、保健室の養護教諭、また専門のスクールカウンセラーだったりします。



わたしは、それらの支えに加え、読書を勧めます。


つらく苦しい際、デジタルではない読書は役にたちます。


紙と活字の力はすばらしいものがあります。


自分が経験していないことを経験できます。


過去や未来に行けます。外国にも行けます。


自分が知らない人間関係を知ることができます。


別の世界が広がり、現実を離れたところでものごとを考えることができます。


本にはさまざまな情報が詰まり、狭いスマホの画面よりはるかに豊かな情報があふれています。
















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