人の一生のなかでも、思春期、とりわけ中2の時期が多いのですが、悩みが押し寄せ怒涛のごとく、心は揺れ動きます。
クラスでは「勉強ができる・できない」、部活では技能の差が顕著に本人に見えてきます。
第二次性徴とともに性的にも成熟してきます。
そして自我が形成されます。
自分がイヤになり、そんな自分をコントロールする難しさを感じます。
大人や親との葛藤や対立で反抗したくなる。
だからこそ、この時期はまわりからの支えが必要になります。
それは教師であったり、友だちであったり、保健室の養護教諭、また専門のスクールカウンセラーだったりします。
わたしは、それらの支えに加え、読書を勧めます。
つらく苦しい際、デジタルではない読書は役にたちます。
紙と活字の力はすばらしいものがあります。
自分が経験していないことを経験できます。
過去や未来に行けます。外国にも行けます。
自分が知らない人間関係を知ることができます。
別の世界が広がり、現実を離れたところでものごとを考えることができます。
本にはさまざまな情報が詰まり、狭いスマホの画面よりはるかに豊かな情報があふれています。
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