人は生きていくなかで、「痛み」や「心地よさ」は必ず起きてくるもので、誰もが避けることはできません
「痛み」には、たとえば暑さや寒気、空腹感、病気やケガなどによる身体的苦痛があります。
また、愛する人をを失った悲しみ、人に裏切られたときのつらさ、誰かに対する腹立ちといった心理的な痛みです。
「心地よさ」は、たとえば美味しいものを食べたときの喜びとか景色の美しさといった身体的な心地よさや、願いがかなった喜びや誰かに対する好意を寄せる気持ちなど心理的な快感です。
私たちは、痛みを感じるとき抵抗する力がはたらきます。
心地よさを感じるときには、手放したくないと執着します。
そこで、抵抗と執着をすぐに手放すことができる人は、苦しみを増やさず、幸せを減らさないことができるのでしょう。
簡単ではないですが、「なすがままに」(Let It Be)は、そういう境地だと思います。
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