4月に入り、新しく進学する人、新しく入社する人たちの初々しさが輝いています。
電車の駅では、通学定期や通勤定期を買う人で長蛇の列ができています。
少しでも待つ時間が短くなるよう、駅員さんたちもあの手この手で、便宜をはかってくれます。
この4月、久しぶりに入学式に入学生全員を一堂に集めた入学式をする大学が増えました。
マスクなしでの入学式をする学校も増えました。
新入社員が対面式で揃って入社式を再開した企業もあります。
みんなが、春の陽気のなか、新しい環境に入っていこうとしています。
希望をもち、でも不安も少し感じながら、新しい学校、新しい職場に身を置こうとします。
4月は多かれ少なかれ自分をリセットできるときでもあります。
進学・就職に限りません。
学校での進級も、自分をリセットすることができるチャンスです。
学習面や人間関係でうまくいかなかった人も、気持ちを切り替えて、新しい環境でやり直すこともできるのが、この4月というシーズンです。
さらに、4月は「節目」の月です。
なぜ、竹には節があるのでしょうか。
それは、節がないと自分が1年間でどこまで伸びたか、どれほど伸びたかがわからないからです。
だから、昨年度では学校生活でうまくいった人も、友だち関係でつまずいた人も、気持ちを切り替え、新たな気持ちでやり直していこうとする「節目」を大事にしてほしいと思います。
このリセットの4月の話は、校長をしていたとき始業式で何度か中学生にしました。
新たな環境で自分にとってのしあわせを見つけてほしいと願います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます