私は、新しく買った服は、基本的にその年のワンシーズンしか着ないということはしません。
短くても数年間は着ます。
そのため、すぐに形が古くならないようなオーソドックスなものを選んでいます。
ところで、ファッション界では、今から夏本番というときに、早くも秋冬物を発表するのが最近のならわしです。
ところが、今年はちょっとようすが違っていました。
新型コロナウイルス感染防止で、外出自粛が広がり、春夏物の洋服が売れなかったそうです。
人にもよるとは思いますが、ファッションは、世の中がたいへんなときには、優先順位がぞうしても後回しになります。
外出を控えているのに、華やかな服を着て外出する気にはならないというのが、人の気持ちだからです。
ただ、ファッションのサイクルがもっとゆっくりするよう、見直してもいいように感じます。
年に何回もコレクションを開催する必要があるのかとも思います。
次々と新作を発表しても、買う人が少ないのなら、その意義が見つかりにくい。
アフターコロナの時代は、慌ただしく新作を発表する回数を減らしていくという変化をもたらすことになるのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます