いまの時代の仕事は、一般的に言って、課せられた役割を果たせばそれ以上をめざす必要はない。
これが、今の職場のムードであると思うことが多いです。
仕事を楽しみ、仕事で自分が成長するという点では、相手の喜ぶ顔が見たい。
そのために仕事に全力で取り組むという意識は薄れてきているのではないかと感じます。
学校の先生も、そういう傾向があるようになったと感じるときがあります。
しかし、学校教育では児童生徒の喜ぶ顔や表情は、教師にとっては最大のモチベーションです。
教師自身も、かかわった子どもが手のかかるほど、その生徒が喜ぶことで、教師自身もうれしく感じます。
その子の成長は、教師としての成長でもあります。
相手の喜びを相手以上に喜ぶことができる教師は、教職の醍醐味を知っている人です。
その子が卒業していっても、また次に入学してくる子に「またこの子を喜ばせたい」と思うのです。
教職とは、この繰り返しであると言えます。
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