新型コロナウイルス感染拡大防止のため箕面市の小中学校は5月10日(日)まで2か月以上休校でしたが、11日(月)から分散登校が始まりました。
長い休業により生活リズムが崩れた児童生徒がいるかもしれません。
教職員は今まで以上に、細かい気配りや配慮、工夫が求められるようになります。
ある中学校では、一つの学年につき、クラスを9人以内のグループに分け、グループごとの時間差登校をしています。
そして75分間ほど学校にいて、その後下校をします。
その間に教職員は顔色のよくない子どもがいないか、不安そうな表情の子どもはいないか、落ち着かない様子の子はいないかなど児童生徒のようすをよく見て、適切な対応をします。
子どもたちにとっては、「みんなと学校にいると楽しい」「友だちといっしょにいるだけで落ち着く」というように、子どもたち自身が学校を見直す機会になるかもしれません。
いつもなら、この時期までに入学式、始業式、離任式、対面式、部活紹介などが行われ、授業が始まり、学級では自己紹介、委員・係決め、清掃分担など行い、学校生活が軌道に乗る頃です。
新型コロナウイルスは、私たちの健康や経済、社会をピンチに陥れましたが、学校や子どもにとって、学校の役割を見直すチャンスに転じる機会になればいいと願います。
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