キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

ころ柿の里散策

2011-12-09 15:15:27 | 季節
            

        1582年、敗れた武田軍を匿ったために、織田信長の怒りを買い、恵林寺の、

        この三門に快川国師はじめ百人余の僧侶が閉じ込められ、火をつけられ、

        その時快川国師が「心頭を滅却すれば、火も自ずから涼し」と、叫ばれた

        というのは有名な逸話です。昔の人はなんとも偉いものですね。

            

          今は平和なこの恵林寺のあたり、この日はすばらしいお天気で、そんな

          壮絶な歴史など影さえないのどかさでした。藁葺き屋根の水車小屋や、

            

          素朴な道祖神の石像が道の片わらにありました。昔の日本の風景は

          こんな風だったでしょうか。 

            

          少し行くと放光寺という名刹がありました。花のお寺とも呼ばれ、四

          季ごとに色々なお花が楽しめるとのことです。今は秋の終わり、金色

          のイチョウの落ち葉の絨毯がみごとでした。

            

          切り株の上に、こんな色とりどりの木の葉が。自然の色と形って、

          なんと美しいのかと、見とれてしまいました。
コメント
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