インターラーケン・オスト駅。インターラーケンという名は、二つの湖の間
という意味だそうです。ブリエンツ湖とトゥーン湖の間にあります。ユング
フラウ地方への起点だからか、耳なじみのある地名です。日本と友好的で、
日本庭園まであるそうです。
インターラーケン・オストから一路グリンデルヴァルトへ。
これぞスイスの田舎といった風景が広がります。
到着したグリンデルヴァルトはおおにぎわい。ほぼ40年前ここを訪れている
のですが、その時はこんなににぎやかだったかなあ?
景色はそのままの気がします。変わりようもないでしょうけれど。
ホテルの木製ベッドの背もたれ、かわいい牛や人や犬の木彫りがついています。
この地方ならではですね。
ホテルの部屋のベランダで、美しく暮れゆく山々を見ながらすごしました。
あくる日は早朝登山電車でクライネシャイデック経由ユングフラウヨッホへ。
標高3500メートル超のそこはもう別世界。氷河の世界です。40年前に比べ
ると、氷の宮殿やトップ・オブ・ヨーロッパという複合施設など様々な施設が
でき、富士山の頂上に近い標高の山上とは思えないほどファッショナブル。
でも、私が感じた一番の違いは、40年前に雪原で辺りに響き渡っていたの
が日本語それも関西弁ばかりだったのに、今回は中国語の洪水だったこと。
世の中の移り変わりを感じました。