ライン川というとドイツの川というイメージですが、源流はスイスのアルプ
ス地方、そこからボーデン湖へと流れ込み、スイスとドイツの国境となっ
て流れ、水量を増して、スイスのシャフハウゼン近くで壮大なラインの滝
となって流れ落ち、その後ドイツとフランスの国境を流れて、ドイツへ、そ
してオランダへ、オランダで2つに分かれて北海へと注ぎ込みます。国際
的な川です。ゲーテも感嘆したというラインの滝を訪れました。日本では
ユングフラウヨッホほど知られていませんが、かなりの名所のようです。
日本でいうと袋田の滝に近いでしょうか。横長のナイアガラの滝型です。
ライン川の滝はここ1か所だけだそうです。
水量が多く、大迫力です。
ウェルス小城という古い小さなお城が遊覧船乗り場になっています。
遊覧船で滝つぼまで行き、そこにある岩山に上って滝を見下ろすことが
できます。
滝の右手はチューリッヒ州で、ラウフェン城というお城があります。
左手はシャフハウゼン州で、石のアーチ橋の上を電車が走る光景がきれいです。
シャフハウゼンからこんなかわいい観光バスも出ています。
暑い日でした。「ラインの滝水Rheinfall Wasser」というのを飲み
ました。何の変哲もない味(ただの水ですからね)ですが、この
名瀑の水だと思うとありがたい。