銀座4丁目交差点。銀座の街を南北に縦断している中央通りと、日比谷方面から青海・勝鬨橋方面を結んでいる青海通りの交差点である銀座4丁目交差点周辺は、実質的な銀座の中心部となっています。時計台で有名な和光の建物と三越銀座店、少し離れた場所には松坂屋銀座店と松屋銀座店といった百貨店が密集していて、JR新宿駅周辺やJR大阪駅・梅田周辺に匹敵するような百貨店の激戦区となっています。
明治14年(1881年)12月に「服部時計店」として創業した和光の建物。館内には高級腕時計や高級装飾品を取り扱っています。現在の建物は昭和7年(1932年)に建てられたもので、当時は現在のような店舗ではなく服部時計店の社屋として使われていました。設計したのは東京国立博物館本館等を設計した渡辺仁氏です
関東大震災後に建て替えられた新しい建物のシンボルの時計台。アメリカンルネサンス様式の建物とこの時計台は銀座のシンボル的存在となっています。4面ある時計の文字盤は正確に東西南北を向いていて、この時計塔の高さは9メートル、その上には8メートルの尖塔と避雷針が乗っています
地下鉄銀座駅A3出口脇から撮影した銀座4丁目交差点周辺と中央通りです。通りの奥には京橋3丁目の高層ビルの建設現場も望むことができます。銀座周辺に高層ビルが立ち並ぶ風景というのは想像が難しいです
午前10時、10の鐘の音とウェストミンスターの鐘の音が鳴り響き終わった直後の4丁目交差点。和光の建物の向かい側、銀座三越の回転を待っていた人たちが一斉に建物の中に吸い込まれていきました。
晴海通りは大変交通量が多いです。乗用車や業務用の車に加えて、ダンプカー等の車両も数多く走行していました。
交差点を渡って田崎真珠銀座店前に移動します。
和光の建物のメインエントランスです。今年2012年は時計塔が出来て80年目らしく、時計塔80年記念 文化功労者 今井政之展というのが2012年3月13日(火) ~ 3月21日(水)の期間において、和光本館の6階にて開催されています。
2012年3月2日(金)~8日(木)の期間には「人形四人展」というのが開催されています。
交差点前のショーウインドウも周辺のお店の展示物とは一線を画すほど煌びやかです。
三越銀座店の前から撮影した時計台です。
三越銀座店。2010年9月に増床してリニューアルオープンしました。
和光の大理石の重厚な雰囲気の建物は銀座の街並みの中でひときわ目立っています。
アップルストア銀座。去年の10月には死去した創業者のスティーブ・ジョブズ氏を悼んで献花が集まったそうです。
松坂屋銀座店の前を通っていきます。