表参道ヒルズ本館の建物の内部は地下から最上階にかけては広大な吹き抜け空間が広がっており、吹き抜けの壁面に沿って「スパイラルスロープ」と呼ばれている歩行者用通路が設けられています。スパイラルスロープの延長は700メートル、表参道の参道の長さとほぼ同じです。つまり、表参道ヒルズの建物の中にもう一つの「表参道」があるということになります。
表参道ヒルズ本館の地上3階から地下4階にかけてスロープが延々と続いており、一番上からスロープアを歩き続けると自然と地下4階に到達することができます。
スパイラルスロープの通路は5度の傾斜が付けられているので車椅子であっても普通に移動することが可能となっています。ただスロープと店舗の境界部分には若干の段差があるので注意が必要です。
スパイラルスロープは上から下へ降りるとなると、時計回りに吹き抜けの中を移動することになります。スロープの中は「この付近の撮影禁止」の貼紙がありましたが、これは手すりに寄りかかって撮影する際に謝ってカメラを下に落としてしまった例が多発したらしく、手すりから離れた場所からの撮影ならば大丈夫だそうです。
吹き抜けの反対がを見るとスロプの傾斜の大きさがよくわかります。
スロープに沿ってイルミネーションの装飾が施されていました。
デジカメを落とさないように撮影すると・・・。地上3階から地下4階まで続いている吹き抜けの大きさが実感できます。地下1階から地下3階にかけては大階段が設置されています。
「M305 デルレイ カフェ アンド ショコラティエ」前より撮影。本館の建物の地上3階「同潤館連絡通路」前から2階までのスロープ沿いにはレストランや喫茶店などが並んでいます。
2階部分は高級ブランドショップ等の専門店が並んでいます。
「M218 アルカ」前より。
「M212 エディション」前より。スパイラルスロープの一角にはエレベーターやエスカレーターが設置されているので垂直移動も可能になっています。
今まで聞いたことがないような外国の高級ブランドショップばかりが多いのが表参道ヒルズの特徴です。
「M206 ジースターストア」前より。
2階部分から1階部分へと降りていきます。1階部分には表参道の並木道に面していたお店が並んでいて、スロープの中からも入れるようになっています。正面のやや下に写っている明るいお店が「M115 ジミーチュウ」です。
「M117 ハリーウィンストン」前より。