2012年3月中旬の東京駅周辺を散策してきました。八重洲口周辺を散策したあとに丸の内の界隈へ行ってみたいと思います。東京駅周辺は私のような千葉県人にとっての東京の玄関口でもあります。千葉県から東京都心方面へ向かう鉄道路線はほとんどが東京駅周辺に集まってくる構造になっています。とは言っても買い物などでは東京を素通りして新宿へ行ってしまいますが・・・。
外堀通りの呉服橋から有楽町面へ歩いてみます。しばらく歩いていると「グラントウキョウサウスタワー」の巨大な高層ビルと現在大丸東京店跡地に建設中の「グランルーフ」のタワークレーン群が見えてきました。
2007年12月に開業した「グラントウキョウノースタワー」。これまでの東京駅八重洲口は無機質なビル群が広がっているだけでしたが、このビルはすっかり八重洲口のシンボル的存在になりました。
4機のタワークレーンが整然と立ち並んでいる姿は実際に見てみると壮観です。
グラントウキョウノースタワーの地下1階から地上13階まで「大丸東京店」が入居しています。大丸は大阪の心斎橋に本店を置いている(2010年よりJフロントリテイリング傘下の「大丸松坂屋百貨店」が運営している)デパートです。地上1階の食品フロア「ほっぺタウン」が有名です。
大丸東京店は建物としては上階のオフィスエリアと一体化しています。
八重洲中央口交差点へ向かって歩いていきます。
かつて東京駅八重洲口には大丸東京店が入居した交通会館の建物が建っていましたが、2007年にグラントウキョウノースタワーに移転、交通会館の建物は2008年の暮れくらいから解体工事が始まりました。
内装工事が始まっている第2期工事の建物の外壁にも「大丸」のロゴが打ち込まれていました。
現在第2期工事が進められている大丸東京店の増床部分。現在の34000㎡から2012年の夏には46000㎡の広さになります。
ノースタワーを下から。
八重洲口周辺だけでなく線路を挟んだ丸の内側でも高層ビルの再開発工事が進められています。
東京中央郵便局跡地に建設中の「JPタワー」と三菱電機本社が入居している「東京ビルディング」です。
歩行者用通路である「グランルーフ」が完成してしまうとこのビル群を見ることはできなくなります。
東京駅丸ノ内の一等地に建設が進められているJPタワー。地下4階地上38階建ての高層ビルで2012年4月下旬に竣工予定です。ビルの外壁全体にV字型の折り目が刻まれていています。