緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!! ※ブログタイトルを変更しました。

日本橋髙島屋S.C. 日本橋高島屋三井ビルディングの進捗状況 2018年11月15日

2018年12月05日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


高島屋 東京店再開発計画「C街区」:工事進捗率100% 2018年11月15日
日本橋交差点前で建設工事中の高さ180メートルの高層オフィスビルと、高島屋東京店(日本橋店)の建物間に広がっている区画の再開発工事です。高島屋日本橋店を中心にA~Dの4街区にわたって展開する「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」として、現在の高島屋東京店の建物の北側の「C街区」、東側の「A街区」では現在、既存の建物群の取り壊し工事が実施されています。

※今回の記事で取り上げるのは「C街区」です。



東京都の報道発表資料から拝借した図で説明していきます。「B街区」と書かれているのが既存の高島屋東京店の建物で、この高島屋の百貨店の建物はこのまま存続されることになります。百貨店北側の「C街区」と、東側の「A街区」の再開発のための取り壊し工事が現在行われています。

~規模~
A街区:延べ面積約5,7523平方メートル、地下5階/地上26階、高さ約139メートル
B街区:延べ面積約80,600平方メートル、地下3階/地上8階、高さ約43メートル (高島屋東京店)
C街区:延べ面積約140,085平方メートル、地下5階/地上32階、高さ約175メートル
D街区:延べ面積約288平方メートル、地下1階/地上1階、高さ約4メートル

~主な用途~
A街区:事務所、エネルギーセンター、駐車場等
B街区:店舗等
C街区:店舗、事務所、駐車場等
D街区:倉庫

高島屋の建物の敷地東側の「A街区」には、高島屋新館や太陽生命ビルが建っていたのですが、現在は全て取り壊されて更地状態となっています。地上26階・地下5階建て、高さ約139メートルの高層オフィスビルが建設されます。A街区は2014年11月7日に着工しています。

「C街区」には、富士ビルや高島屋北別館、高島屋の立体駐車場などの建物が密集していたのですが、古い建物群の取り壊し工事が始まっています。国の重要文化財に指定されている高島屋東京店の敷地の北側、日本橋二丁目地区に、35階建ての複合高層ビルが建設されます。新店舗となる「新新館」と既存店舗は空中通路でつながり、既存店舗と合わせた売り場面積は約62000平方メートル(25パーセント増)となります。計画では、本館部分の空中権を利用し、新新館部分に高層ビルを建設します。 開発には、三井不動産も参加し、オフィス賃貸部分を三井不動産、商業施設部分を高島屋が運営する体制となります。B街区は2014年12月22日に着工予定となっています。

「日本橋髙島屋三井ビルディング」の主な特徴
1.大規模複合開発(ミクストユース)による日本橋エリアの魅力向上
(1)低層部に日本橋髙島屋S.C.新館がオープン
(2)3街区一体で整備される基壇部屋上に、都内最大級の約6000㎡の屋上庭園を整備
(3)日本橋髙島屋三井ビルディングと現在の髙島屋日本橋店との間の区道は歩行者専用道路になり、道路上空には「大屋根」が設置され、新たな日本橋の象徴となる「日本橋ガレリア」が誕生。
(4」世界的に著名な設計会社であるSkidmore, Owings & Merrill LLP (SOM)による洗練された外装デザイン

2.テナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow 」の提供
(1)オフィスで働く人が快適なビジネスライフを過ごしていただくための施設・サービスを提供開始
(2)会員制「mot.メンバーズラウンジ」、会員制「mot.ウェルネス」、テナント企業専用無料ラウンジ「mot.パーク」、テナント企業専用貸会議室「mot.カンファレンス」等を今秋オープン

3.防災機能と環境負荷の低減
(1)災害時の電力確保(72時間対応の非常用発電機等)
(2)新世代の制震装置「HiDAX-R」を導入し、震度7クラスの地震(2000年の建設省告示で規定された地震動の1.5倍レベル)に対して耐震安全性や事業継続性を確保。
(3)環境負荷低減への取組み(PAL・ERR「段階3」)













「計画断面図」
事業名称 日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 日本橋二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員 三井不動産株式会社、太陽生命保険株式会社、帝国繊維株式会社
所在地 東京都中央区日本橋二丁目地内
交通 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅、都営浅草線「日本橋」駅 直結 JR線「東京」駅 徒歩5分
区域面積  約2.6ha、延床面積:約282,000㎡
設計 日本設計・プランテック設計共同企業体
外装デザイン Skidmore, Owings & Merrill LLP (SOM)
施工 A街区:株式会社大林組
    B街区:株式会社竹中工務店
    C・D街区:鹿島建設株式会社

「事業経緯および今後の予定」
2005年3月  勉強会スタート
2005年11月 「日本橋二丁目5番、6番地地区まちづくり協議会」設立
2008年4月  日本橋二丁目地区市街地再開発準備組合設立
2011年12月 都市計画決定
2013年4月  日本橋二丁目地区市街地再開発組合設立認可
2014年2月  権利変換計画認可
2014年4月  解体工事着手
2014年11月 A街区着工
2014年12月 C街区着工
2018年度   全体竣工(予定)

(追記)2017年10月10日、高島屋本館を合わせた全複合施設の名称が「日本橋髙島屋S.C.」となったと発表されました。「本館(日本橋髙島屋)」を残しながら、中央通り側の開発地区(C街区)の低層部「新館(地下1階~7階)」、2018年春に先行開業する昭和通り側の開発街区(A街区)の低層部「東館(4、5階)」に2015年に開業した「ウオッチメゾン」を加えた4館で構成されます。新館の開業時期は2018年9月が予定されています。

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2017年11月27日
「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」建物名称決定 A街区:太陽生命日本橋ビル、C街区:日本橋髙島屋三井ビルディング
-新たなビジネス・商業・文化・観光拠点の誕生-

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2018年7月2日
「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」地区内 「日本橋髙島屋三井ビルディング」2018年6月30日竣工
「充実したビジネスライフ実現の場」としてのテナント企業向け会員制施設・サービス「mot.」今秋オープン




南西側から、国道15号線(中央通り)の「日本橋二丁目交差点」前から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。地上32階・地下5階建て、高さ175メートルの規模となっています。




南西側から、「日本橋二丁目第二交差点」前から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。高層オフィスビルの建物自体は2018年6月30日に竣工しています。




南西側から、「日本橋高島屋三井ビルディング」の低層階部分を撮影しました。2018年9月25日に開業したばかりの「日本橋高島屋S.C.新館棟」であり、日本橋高島屋本館の事実上の増床棟となっています。




西側から、「日本橋二丁目第二交差点」前から高島屋日本橋店本館と日本橋高島屋三井ビルディング(新館)との間を通っている「日本橋ガレリア」の吹き抜け空間の全景を撮影しました。2018年9月25日に通ることが出来るようになりました。




9月25日に日本橋高島屋の新館が開業し、これに合わせて本館、東館、ウォッチメゾンを加えた4館を「日本橋高島屋S.C.」とし、総売り場面積6万6000平方メートルの大型ショッピングセンターが誕生しています。




「日本橋二丁目第二交差点」の横断歩道を通り抜けて、「日本橋ガレリア」の歩行者用通路の西端部前にやってきました。国道15号線(中央通り)の歩道内から、歩行者用通路を見渡して撮影しました。




南西側から、「日本橋高島屋S.C.・新館」の敷地の南西角の入口の全景を撮影しました。南側に建っている「日本橋高島屋本館」の入口を模したデザインとなっていますね。




「日本橋ガレリア」の通路前から、「日本橋高島屋S.C.・新館」の敷地西側を通っている国道15号線(中央通り)の歩道を撮影しました。再開発工事によって、周辺の歩道も新しく整備され直されています。




「日本橋ガレリア」の歩行者用通路に面して並んでいる「日本橋高島屋S.C.・新館」の店舗群を見渡して撮影しました。新館は日本初上陸や商業施設初出店を含めた115店舗のテナントが入る専門店であり、テナントの約4割が飲食店となっています。




「日本橋ガレリア」の歩行者用通路の南側の「本館」を撮影しました。本館側の外壁もリニューアルが施されていますが、一部では工事用フェンスに囲まれている区画が残されていました。




西側から「日本橋ガレリア」の歩行者用通路の全景を撮影しました。通路上には巨大なガラス屋根が設置されているので、悪天候時も傘をささずに通行することが出来ます。




場所を少し移動して、昭和通り沿いの「日本生命日本橋ビル」の建設工区画前にやってきました。南東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




北東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




昭和通りの「江戸橋一丁目交差点」の横断歩道を渡って、「太陽生命日本橋ビル」の高層オフィスビルの敷地北側前にやってきました。これから「日本橋高島屋三井ビルディング」の敷地東側へ向かって歩いていきます。




南東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの低層階部分「日本橋高島屋S.C.・新館棟」の全景を撮影しました。敷地東側部分は角ばった外観デザインとなっていますね。




南東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




南東側から、完成した街角広場の全景を撮影しました。東京地下鉄東西線の日本橋駅とを結ぶ地下通路への入口が設置されています。




東側から「日本橋ガレリア」の歩行者用通路を見渡して撮影しました。




東側から「日本橋ガレリア」の歩行者用通路の全景を撮影しました。




南側から「交通広場」内の地下通路入口の全景を撮影しました。




南東側から、「日本橋高島屋S.C.・新館棟」の敷地東側の壁面部分を見渡して撮影しました。




南西側から「街角広場」の全景を撮影しました。




東側から「日本橋ガレリア」の歩行者用通路の全景を撮影しました。




東側から、「日本橋ガレリア」の敷地北側(新館側)の店舗群を撮影しました。日本橋地区のオフィスビル街で働く人達向けの店舗が多く集まっていました。




歩行者用通路の敷地南側(日本橋高島屋本館側)にも、屋外カフェの新しい店舗が多く整備されていました。




北西側から「街角広場」の全景を撮影しました。




東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの敷地北側を通っている道路の全景を撮影しました。




北東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの低層階部部「日本橋高島屋S.C.・新館棟」を撮影しました。




北東側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




「住友不動産 東京日本橋タワー」の高層オフィスビルの敷地の南西角前にやってきました。西側から「日本橋高島屋三井ビルディング」の敷地北側を通っている道路の全景を撮影しました。




「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの敷地北側に設置されているオフィス入口前にやってきました。オフィス入り口の周囲の歩道も、新しく整備され直されていました。




「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィス階のテナントですが、18~19階に日産化学、20~23階にSMBC日興証券株式会社、26~28階がTDKグループ(TDKラムダ、TDKサービス)などとなっています。




北西側から、「日本橋交差点」前から「日本橋高島屋三井ビルディング」の高層オフィスビルの低層階部部「日本橋高島屋S.C.・新館棟」を撮影しました。




北西側から「日本橋高島屋三井ビルディング」を見上げて撮影しました。




高島屋日本橋店の本館北側が「C街区」となっています。

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