丸の内3-2計画:工事進捗率1% 2017年1月12日
丸の内三丁目地区内、皇居の日比谷濠に面して建っていた東京会館・東京商工会議所ビル・富士ビルの3つの区画内を一体的に建て替える丸の内3-2計画です。地上30階・地下1階・塔屋2階建て、高さ150メートルの高層オフィスビルが建設されることになります。2015年11月16日に着工し、2018年10月中旬に竣工予定となっています。三菱地所株式会社を筆頭として、東京会館、東京商工会議所の3社が再開発工事の事業主となっています。
再開発計画のコンセプトと概要
1.世界有数のオフィス街である丸の内エリアの中でも、水と緑の景観が広がる皇居外苑と商業・文化色の色濃い銀座・日比谷・有楽町に近接し、ビジネスの中心地にいながら気品と賑わいの感じられるエリアに位置している。
2.100年以上に渡り丸の内で活動を続け現在も多くの会員を有する東京商工会議所や大正時代より続く国際社交場として愛される東京會舘を低層部に構え、歴史を紡いできた高い「格式」に加えて、商業・文化の香り漂う「華やかさ」を持つ両面性が計画の特徴となっている。
3.低層部は、三菱地所・東京商工会議所・東京會舘による区分所有となり、三菱地所による丸の内仲通り路面店舗を中心とした店舗、東京商工会議所による貸会議室、賃貸オフィス、東商事務局、東京會舘によるバンケットを配置する。
日比谷通り・馬場先通り側より望む
日比谷通り・丸の内4th側より望む
丸の内3-2計画
所在地:東京都千代田区丸の内3-2ほか
主要用途:事務所・会議室・バンケット・店舗・駐車場等
敷地面積:約9900平方メートル
延床面積:約17万3000平方メートル
開発手法:都市再生特別地区(丸の内三丁目10地区)
容積率:15%
階数:地下4階、地上30階、塔屋2階
建物:高さ約150m
構造地上:鉄骨造地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
新築工期:2015年11月16日~2018年10月中旬(予定)
竣工予定:2018年10月中旬
プレスリリース:三菱地所株式会社発表の報道資料 2015年11月11日
「(仮称)丸の内3-2計画」着工
「丸の内3-2計画」の再開発工事現場の南西角前にやってきました。再開発工事以前のこの場所には「東京会館」の建物が建っていましたが、現在は更地状態となっています。
再開発工事区画の敷地南側を通っている道路の全景を撮影しました。東京会館ビルや富士ビルの建物などが文字通り無くなったことによって、周囲の高層オフィスビル群を見渡すことができるようになりました。
丸の内二丁目地区内に建っている「丸の内パークビルディング」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。
再開発工事区画の敷地南側に設置されている工事用搬入口を撮影しました。
再開発工事区画の南東角の交差点前にやってきました。敷地南側を通っている道路内においては、地下通路の整備工事も同時並行して実施されています。
再開発工事区画の敷地東側を通っている「丸の内仲通り」を撮影しました。通勤ラッシュが終わった直後の時間帯だったので、集は人通りはほとんどありませんでした。
南東側から再開発工事閣の全景を撮影しました。再開発工事以前のこの場所には「富士ビル」のオフィスビルが建っていました。
再開発工事区画内の丸の内仲通り側(東側)には、工事用プレハブ小屋が展開していました。
丸の内パークビルディングの商業施設入り口前の交差点前にやってきました。再開発工事区画の敷地北側には「鍛冶橋通り」の大通りが通っています。
北東側から(仮称)丸の内3-2計画の再開発工事区画の全景を撮影しました。この場所に地上30階・地下4階・塔屋2階建て、高さ150メートルの高層オフィスビルが建設されることになります。
再開発工事区画内には工事用タワークレーンが1基、展開していました。
再開発工事区画を北側から撮影しました。
再開発工事区画の北西角、日比谷通りの「馬場先門交差点」前にやってきました。
南北方向に通っている日比谷通りから西側一帯は「皇居外苑」の広大な緑地帯が広がっています。
北西側から再開発工事区画の全景を撮影しました。現在の工事用タワークレーンが建っている場所は、「東京商工会議所ビル」が建っていた場所です。
再開発区画内に建っていた3棟のオフィスビルが解体されて更地になったことによって、周囲の高層オフィスビル群を見渡すことができるようになりました。