★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展

2013年06月13日 | 徒然なる日常
一昨日の日記に、ケータイから宣言しました通り、京都府立文化博物館で開催中の『マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展』に行ってきました!!!!





インカ文明は、子供の頃から、とても大好きで、昔っから、このテーマの展覧会があるときは、行ける地域の博物館でなら、大抵行くようにしています。

今回は、京都市内で開催・・・ということで、とても楽しみにしていました。


それにしても。

インカ文明って、本当にミステリアスだと思いませんか?

文字も、車輪も、鉄も無かったのですよ~。

それなのに、独自の帝国や文化を築き上げてて。
建築や道路整備の技術も凄かったとか。

ごくごく簡単な道具しかないのに、カミソリの刃一枚も通らないくらいピッシリカッチリと、石組みを組んでいたり。

はたまた、南北4000kmにも及ぶ、帝国内を、網の目のように張り巡らされた、インカ道っていうのがあって。
その道のすべての長さは、地球1周分あるとか。

インカを支配したスペイン人は、そのインカ道を、ローマ道よりも優れていると記録していたらしいですね。

はたまた、脳の外科手術をやっていたのではないか・・・?とみられる痕跡もあって。

発掘された頭蓋骨からは、頭蓋骨を切り開いて開頭手術をした跡が残っていたり。
しかも、その切り取った頭蓋骨の骨が、再生していることから、その人物が、手術を受けたあと、かなりの長期間、生存していた・・・とか。

脳腫瘍とかの手術なのか、はたまた、何か、呪術的意味合いがあったものなのかは謎ですが・・・文字という発想がない文明において、凄い事のような気がします。


でもでも、その文明には、残虐な面もあって。

儀式においては、人間の子供を生贄に捧げていたそうですよね・・・。



そして、そして、「インカ」と聞いて、真っ先に浮かぶのは、やっぱり、黄金!!!!!

とはいえ、金細工の品々は、スペインが支配した際に、全部溶かして、延べ棒にして、持ち帰ってしまったために、インカ時代の金細工製品って、実は、あまり現存していないのだとか。

確かに金細工のものって、儀式に使うもの・・・すなわち、宗教的意味合いを持つ品が多かったでしょうし、侵略するときは、まず、その宗教を奪う~~ということが当たり前だったあの時代。
彼らの信仰を形にしたものである金細工は、溶かされてしまって、信仰を奪われてしまったのでしょうね・・・・・・。


と。

まあ。

文字が無いので、とても謎な文明であったり、また、奪われた黄金であったり、そしてそして、天空都市マチュピチュだったり。

私、子供の頃から、このインカのミステリは大好きなのです(≧▽≦)

本音を言うと、実際にマチュピチュに行ったみたいのですが・・・そう簡単に行けるような場所ではないですし(^^;;

こういう博物館での展示や、また、インカについて書かれた本などで、常々楽しんでいます。


・・・・あ。

ちょっと余談ですが。

なんで、私、小さいころから、インカが好きだったのかな?と、幼いころの記憶を振り返ってみて・・・。

思い当たったのが、ですね。

小学生の頃、大好きで読んでた、『あこがれ冒険者』という少女漫画がありまして。
その漫画に、インカの謎が出てくるのですよね。多分、私が、インカを知って、調べるきっかけとなったのは、その漫画だと思います。




さてさて。


話を戻して、インカ展。

今回のインカ展は、広い意味でのインカの歴史・・・というよりも、インカの人々の生活や宗教観、また、どうやって、帝国支配を広げていき、やがて、たった160人のスペイン軍に滅ぼされたのか、とか、なんというか、「インカ文明」にピンポイントに的を絞ってあって。

とても面白かったです。

大混雑を予想していたのですが、意外にも、空いてまして。

音声ガイドも借りて、しっかりばっちりガッツリ、2時間半も見学しちゃいましたです。

今なら、即席インカ博士かも(^m^) 
・・・すぐ忘れると思うけどwwww


そうそう。

インカの文明って、文字が無かったじゃないですか。

じゃあ、どうやって、政治などを行っていたのか・・・。

それは、例えば、各地の農産物の収穫量とかを報告する際など、「キープ」と呼ばれる紐を使って、伝達していたのですよね。

キープには、色々な意味の結び方があって、その結び目で、10進法の数字を表し。

そして、農作物の収穫量などを伝えていたんですよね。


で!!


このキープなるブツ。

パッと見ただけでは、大量の紐に結び目が付いたものにしか見えないわけですが。

その結び目が示す数など、読み方が解説されてあって。

凄く興味深かったです。

体験コーナーでは、実際に紐を使って、キープを結んでみる・・・というのもやったのですが(^m^)

ちょっと感動(*^^*)

キープを読む・・・のはさすがに無理ですが、とりあえず、結び目の意味は理解したなり~。


でもでも。

数字を表しているのではないキープもあるのですって。

それは、今でも、何を意味しているのかは分からないみたいなのですが、おそらく、神話などの物語が書かれているのでは?とのことです。


それにしても。

あの大量の紐の結び目を数えるくらいなら、数字を編み出せばよかっったのに・・・と思うのですが。
「文字」という概念がなかったのでしょうね。

でもでも、皿や壺、はたまた、衣服の織物などに、絵は沢山残ってて。
幾何学模様なんかも多数みられるのに・・・。

絵を「書く」という行為はあっても、文字を「書く」という発想は無かった・・・・???


謎ですよね~~~。



と、大満喫なインカ展。


見学した後は、お楽しみ、ショップでお買い物。


今回、PARSONWORKSが公式キャラクターのデザインを手掛けてて。

PARSONWORKSが描く、インカ王や、インカの人々、はたまた、ミイラにアルパカが、めちゃめちゃ可愛かったです。

これは、書店などに置いてあった、割引券。




このデザインのグッズが沢山売られていました。


私は、クリアファイルとポストカード。そして、ピンバッジを1種類買いました。







Tシャツとかグラスにマグカップに、スマホカバーとか、キーホルダー、色々、全部可愛かったのですよ~~~。


ちなみに、私のお気に入りは、白いお顔のカレ。
なんと、ミイラさんです。

本物のミイラは怖いですが、このデザインになると、全然怖くない・・・というか、寧ろ可愛くて愛おしい。


アルパカも可愛い~。

「どうぶつの森」のアールパーカズのアルパカ夫妻を思い出すようでもあり、はたまた、シュタインズゲートの続編に出てくる、アルパカ指令のようでもあり。

なんだか、ニンマリ(^m^)


そしてそして。

ちょっと珍しい食べ物もお買い上げです。




インカコーラと、アンデスチョコレート(オレンジ味)。


インカコーラは、缶に、「ゴールデンコーラ」と書いてある通り、私たちの知ってる、黒いコーラではないようです。


で。


この日、帰宅してから、早速、飲んで&食べてみました☆









「ボクも飲んだよ~~~~」byチェブラーシカ


「ゴールデンコーラ」というからには、黄金色・・・ビールみたいな液体なのかなぁと想像したのですが。

黄色でした。

お味は、というと。

コーラというより、オロナミンCとかリアルゴールドみたいな、栄養ドリンク系に味ですね。
FF13の時のポーションにも似てるかも。

コーラ味ではなかった気がする。

思ったより普通で美味しかったです。

っていうか、勝手に、ルートビア系というか、ドクターペッパーみたいな癖のある味なのかな?と思い込んでいたので。

本当に、さっぱりしてて、飲みやすく普通に美味しかったです。

こんなことなら、もっといっぱい買えばよかった(笑)

いや、味が分からないから、怖くて1缶しか買わなかったの。


そしてそして。

アンデスチョコも、美味しかったです。

オレンジテイストが、「いかにも香料」って風味で、でも、これは、海外のお菓子にはよくある感じですよね。

っていうか、私が子供の頃は、日本のお菓子も、結構、香料強めな味だった気がします。


そうそう。

大好きなインカの展覧会なので、図録も買いました。




夜中に読んでいたのですが・・・・。

ミイラさんが、たくさん載っているので・・・夜中に読むのは、少し怖いかもしれません。



あっ。
書き忘れてましたが。

インカ展の3Dシアターのナレーションが、玉木さんでした(//▽//)

そういえば、ご本人も、マチュピチュが大好きで、一昨年だったかプライベートで行かれたとのことですものね!
カレンダーやファンクラブの会報にも、マチュピチュを背景にした写真がありましたものね。





という訳で。

インカ展、展示内容も、3Dシアターも、図録やグッズ食べ物などのお買い物も、色々大満足。

行けて良かったです!