★ベルの徒然なるままに★

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映画『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』

2013年06月18日 | 映画鑑賞記
私としたことが、なんということでしょう(>_<)!!

4月末に見に行った、コナン映画の感想をUPしていなかったとはっっ!!??
コナンファンとして、ダメですねぇA^^;;

・・・という訳で。

遅くなりましたが、今年のコナン映画『絶海の探偵(プライベート・アイ)』の感想です。

そういえば、私の行きつけのシネコンでは、まだ、上映していますよ、コナン君(*^^*)

今回の作品は、とても面白かったので、最後にもう一回見たいくらいなのですが・・・もう、夜の時間帯しか上映無いから、ちょっと行けないかな(>_<)

今年のは、物凄く気に入っちゃったので、Blu-ray出たら、買いたいレベルですね!


■名探偵コナン 絶海の探偵 予告編





海上自衛隊によるイージス艦体験航海への参加を、高倍率な抽選で引き当てたコナン達一行。

彼らは、イージス艦に乗船するのを楽しみに、京都の舞鶴港を訪れます。

けれども、舞鶴港では、その日の早朝、自爆用の爆弾を積んだ1隻の不審船が発見されたこともあり、乗船前の手荷物チェックが厳しくなっていたり・・・と、物々しい雰囲気になっていました。

そんな中、イージス艦は、体験航海の参加者たちを乗せて、無事、出向。

スケジュール通りに、説明や見学、演習が行われていました。

しかし、航海訓練中に、国籍不明の不審船がイージス艦に接近。

制御室は、一気に、緊迫した空気に包まれます。

けれども、不審船は、ただの難破船ということが分かり、航海長の機転で、参加者たちには、訓練の一環と伝えられます。

あまりに緊迫した状況に怖がっていた少年探偵団たちも、訓練と分かり、落ち着きを取り戻すものの、コナンだけは、それが訓練などではなかったことを見抜き、危険な予感を覚えるのでした。


そして。

その直後、イージス艦が、人間の片腕を引き上げた・・・という現場に立ち会ってしまう、コナンと蘭。

一方、若狭湾からも、腕のない死体が引き上げられ、それが、海上自衛隊員だったことから、何かイージス艦に纏わる事件が起こっていることを知るコナン。

しかも、そのイージス艦に、ある国のスパイXが紛れ込んでいることまで分かります。

捜査に乗り出すコナンですが、スパイXの魔の手が蘭に迫り・・・・。







領海内に入って来た謎の不審船。

盗まれたイージス艦のデータ。

イージス艦内に紛れ込んでいる、外国からのスパイ。


・・・・・・なんだか、えらいタイムリーな話題だなぁと思って見ていたのは、私だけではないハズ(^m^)

そういう点では、アニメなんだけども、アニメらしくないというか。
同じような感じのストーリーで、例えば、実写のスパイサスペンスな映画になったとしても、なんだか、上手く行きそうな、そんな物語だったと思います。

ここ最近のコナン映画に多かった、アクション性は低くて。
タイムリーなテーマだけに、ストーリーがしっかりとしてて、ちょっと、初期のコナン映画のような重厚さがあったのではないでしょうか??

賛否は両論かもしれませんが、わたし個人的には、ここ最近の、やたら爆発したりと、派手なアクションばかりが目立つ作品傾向よりも、初期の頃の様な、推理有り、サスペンス有り、アクション有り~~な作品が好きなので。

今回は、すごく大満足して、面白かったです!!!

そして、テーマがタイムリーなので、そこら辺りも興味深いですよね。



で。


今回も、殺人事件は出てきますが、それは、あまり関係ない・・・というか。

いや、関係はあるんですが、その殺人事件の所為で、操作が混乱してしまった・・・という程度で。

本筋は、イージス艦の体験航海の参加者の中に紛れ込んだ、ある国のスパイXを見つけ出すこと。


海上自衛隊全面協力とのこで、色々な専門用語もたくさん出てきますし、ストーリーもちょっと複雑で難し目かも。

実は、私も一回見ただけでは、もしかしたら、完璧に理解していなかったかも・・・と思う点もありましたし。
もしかしたら、小さいお子様より、大人向けなコナンだったかも、ですね。テーマもタイムリーですし。



それにしても。

イージス艦について、かなり詳しく描かれていました。

さすが、海上自衛隊全面協力作品!!!

私、結構、戦艦とか好きなので、コナンたちと一緒に体験航海しているような気分になれて、とてもワクワクしましたです。


そしてそして。

最初の方のシーンで、不審船を発見し、攻撃するシーンがありましたが。

あれ、めちゃめちゃドキドキしましたね(>_<) まさに緊迫のシーンでした。



そして。

問題のスパイXですが。

これは、いかにも怪しい人がいるので・・・そんなに推理しなくても、すぐ解ると思います。

でも、そのスパイと、盗まれたデータと、そして、流れ着いた遺体の腕。

この関係を解き明かしていく過程は面白い。推理要素というよりはサスペンス要素でしたが(^^)b


ただ、個人的にツッコミたかった・・・というか、気になったのは、ですね。

大阪に居た平次が、若狭湾に行くルートが、ちょっとよく分からん・・・というか。

途中で、腕のない死体の発見現場に立ち会う訳ですが、普通に大阪からバイクで行くとしたら、そういうルートで行くっけな???と、疑問が(笑)


あと、顔認証システムって、あんなにガンガン使っていいモンなの???とか(笑)


・・・まあ、ツッコミ所も若干ありましたが、でもでも、面白かったので無問題。



それにしても。

今回の殺人事件の犯人さん・・・・(^^;;

あんな小細工せずに、正直に言ってたら、そこまで重い罪にならんかったんとちゃうのん??と思いましたよ。
だって、向こうだって、明らかに不審者だったんだし。
業務上過失致死くらいで済んだのでは?と思えてなりませんでした。

下手に小細工するから、事件がヤヤコシクなるし、それに、操作を攪乱した罪にも問われるだろうし。

変な事したせいで、罪を増やしただけちゃうん!!??とツッコミ。




という感じで。

「船」という海上の密室に犯人と共に居るコナンたち。

そして、それを陸地からサポートする、阿笠博士&哀ちゃん、平次&和葉が、それぞれの場所や立場から協力して、事件解決を目指すところも良かったです。



そしてそしてそして!!!!!!


私としては、事件よりも何よりも、一番、心に残ったのは、ラストの20分くらい・・・絶体絶命の蘭ちゃん(>_<)

いや、もちろん、絶対大丈夫って分かってはいるけど。
分かっていても、それでも、物凄く緊張したし、もう号泣ものでした(TT)
うん。
あれは、泣くよね・・・・・・。


でもでも。

冒頭で、蘭ちゃんが光彦から電波時計を借りるシーンで。

やけに、丁寧に電波時計の説明があったので、これは絶対、後々、何かで役立つなぁと思っていました。

なので、あの絶体絶命のシーンの時も、心の中で、ずっと、「時計っっ、時計っっっ!!!」と叫び続けていた私です。

がしかし。

まさか!! あの!!

毛利のおっちゃんの、金ピカ名刺に、あんな意味があったとは。

っていうか、あの名刺のエピソードが出て来た時も、わざわざ描いている訳だから、絶対に、何か意味はあるんだろうなぁと考えながら、映画を見ていましたが。

まさか、まさか、あんなことに役立つとは!!

いやはや、時計の方は、すぐにピンと来たけど、これは推理できなかったわぁ~(笑)



全体的に、派手なアクションはなかったけど、しっかりとしたスパイサスペンスとして、とても良く出来てたと思います~。

わたし的には、ここ最近のコナン映画の中では、超お気に入り♪♪

京都府が舞台・・・というのも、京都府民としては嬉しいです。

最初にも書いたけど、Blu-ray出たら、ちょっと欲しいかも☆