ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

虫の声。

2006年08月30日 | 京都
ひりりりり、ひりりりり、ひりりりり…
ぴるる、ぴるる、ぴるる…
じ、じ、じ、じ、じ、じ…
きるるり、きるるり、きるるり… ほろ、ほろ、ほろ、ほろ…

いったい何種類あるのでしょうか。すっかり涼しくなったちび庭の夜。空には少し雲がかかり、前の畑の上を、どこまでも虫の声が響いていきます。

どこからか、ちりんちりん、と、透き通った風鈴の音も。音の贅沢を楽しみながら、パソコンのキーをたたいているのは、なんだか嬉しいものです。

暑さがちょっと和らいだせいか、久し振りに小さなアマガエルやちいさなヤモリなんかが、鉢の影からちょこりん、と顔をだしました。季節は、動いているんですねえ。

鳴き声って、表すのが難しいものですね。よく、鳥や虫やらの鳴き声が図鑑にカタカナで載ってたりしますが、聞く人によって捉え方が違うので、本当はどう鳴くのかさっぱりわからない。

なので、逆に耳で一生懸命鳴き声を覚えていても、いざ図鑑に向かうと、どれもそうなんじゃないかと思えてしまう…。最近はネットにも音のサンプルがあるので、その気になれば調べることはできるのですが。

そうそう。例えば、こちらは昼間ですが、蝉の「ツクツクボウシ」って、庭主には最後の部分が「トッポジージョ」って聞こえるんですよね~。「オーシーツクツク、オーシーツクツク、オーシーツクツク…オーシーツクツク、トッポジージョ-、トッポジージョ-、トッポジージョ-、ジ~~~~~」って。

あと、何ゼミですかねえ?「シ~ゲシゲシゲシゲシゲシゲ…」って聞こえるの。思わず元気な同級生を思い出してしまったり。

もうそろそろ8月も終わり。大好きな、秋の夜長がやってきます。下駄履いてお散歩にいい季節~。

☆今日のちび庭気温:23~36℃ 気温差が大きいですね。でも、よる涼しいのは嬉しい~~~!すこしずつ、植物が夏バテから回復してゆくのを感じます。(*^_^*)

松・リアル

2006年08月30日 | ガーデン
連れの中国出張 続きです。

すご~い景色。うわ~、西遊記、っていうか、仙人さんがいそう、っていうか、山水画まんま、っていうか…。ほんとにあるのねえ、こんなとこ。私もいきた~い!!!

安徽省の黄山というところ。世界遺産なのだそうです。う~っ、鮮烈な風景。

でね、岩もすごいんだけど、松もすごいのお~~~。

ほんっとに、こんな松って、あったのねえ!私たちは、一生懸命こんな形を目指してお庭の松を手入れする訳なんですが。これ、お手入れしてないのにこおんなに形が整ってるのよお~!!!風で吹き飛ばされるのか、古葉もほとんど残ってないし、枝振りも「掌を上にむけたように」すっきり!自然って、すごすぎ。

ほら、右上には、「門冠り(もんかぶり)の松」っぽいやつまで!!!

う~ん、自然は侮りがたし。庭木の松の形は、「自然にあるように」とは言われていたものの、かなり形式的なものだと思っていた庭主。自然界に本当にそのまんまのお手本があったんだ~、と、いたく感動したのでした。

あ、調べたら、ほんとに山水画の題材で「仙境」と呼ばれるところだったんですね。この松も「黄山松」というのだそうです(↓下記サイト参照)。

TBS 世界遺産
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20050213/onair.html

モダンとレトロ。

2006年08月30日 | ノンジャンル
またまた中国に出張に行っている連れから。
北京の、この超近代的なところに超アナログなところがあるミスマッチがたまりません。

1.ビル掃除。
連れコメント:ホテルの部屋から、仲良く6人でぶら下がってビルの窓・壁ふきをしている集団を発見。ちょっと、「おもろ」。右端の人は左右にぶんぶん揺れてましたよお。

ロープに木の板に缶バケツ。職人魂を感じます。こういうのを見てると、つま先がちりちりしませんか?瞬間藤棚の上から足を踏み外しそうになった時とか…(っていうのは今日の私。)

2.トリチャリ。
連れコメント:街中でチキン4羽を自転車にぶら下げたおじさんが。意味はないけど何かすげええ。

高級レストランの横を食材が生で走るというのは、なんともダイレクトで絶妙なおかしさが。

う~、私も中国行きたいなあ~~~~~。