ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

やってきました、桜の季節。

2007年04月01日 | ガーデン

う~ん、満開ですねえ。さくら。今日も行ってまいりましたよ。
六義園→小石川後楽園→飯田橋~市ヶ谷の神田川沿いの桜→千鳥が淵。

いや~、歩きました。晴だったけど、残念ながら黄砂のせい?か、ちょっと空もかすみ気味。

六義園も、小石川後楽園も、メインの枝垂れ桜はもう葉桜になりかけてましたね。でも、ちょっと日陰の枝垂れ桜がきれい。で、まだ残っていたオトメツバキもかわいく咲いていました。

学生のとき、授業で歩いた六義園の園路を、先生の解説を思い出しながら歩きます。水面までうねりくねった松に滝組みに敷石。なつかしいなあ~。

ええ、お江戸の大名庭園は、やっぱり、広いですね。何しろ、木がとてつもなく大きい。京都でここまでうっそうとしているところはあったかしら?京都の人はすぐ枝を切りたがる…というか、きっと、借景にしている山並みを見せようとした結果、そこまで木の背を伸ばさないのでしょうね。

でも、これだけ広いと、普通のお庭では大きすぎて持て余しがちな春日灯籠も、ここではすてきなオブジェのようにいいポイントになっています。そうだよな~。やっぱり、春日灯籠には、このくらいのスケールが似合うんだよな~。なんせ、もともと神社の参道にあるもんだもの。

人で混んできた入口を出て、再び南北線に乗り、小石川後楽園へ。こちらも懐かしい場所。ドームでラン展を見た後だったか?西塔さんとchikohanaさんと駆け足で見に行きましたね~。あの時はまだ冬だったけど、今日の美しかったこと!

入口から左手に見えたのは、じつに美しい笹山。オカメ笹を刈り込んで、思わず撫でたくなりそうななだらかな山肌を作っています。
その向こうに、まさに満開の枝垂れ桜。「渡月橋」と「通天橋」を向こうに、なんとも幽玄な趣です。

そう。ここには、京都や滋賀の名所を縮景にして、随所にちりばめてあるのです。それだけではなく、木曽川に龍田川、白糸の滝もあります。果ては、中国の西湖堤や円月橋まで。うふふ。なるほど。と光圀公の世界へのロマンに思いを馳せたのでございました。

☆ 今日のちび庭(現在の室内)気温:20℃! あ~、温度計見つけなきゃ。ウコン桜も蕾が見えてきました。明日から、いよいよお仕事に入ります。かなりキンチョ~!!!(;^^)))))