ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ライブ。

2006年08月21日 | 暮らし
まずは地蔵盆。こちらはこじんまり系。みんな楽しそう。


こちらは映画村前。さすが規模が大きい!曲はロックです。


西本願寺。風が抜けて、お堂の中は涼しい。この後お声明を聞くことに。


京都駅の大階段前。「Voice of Peace Summer Concert 2006 」、コンサート開始です。


熱唱を堪能しました。気が付けば、大階段のてっぺんまでお客さんもぎっしり。素敵なコンサートでした。


ちなみに。

2006年08月15日 | 大阪
15日の追記。

なんばパークスの屋上庭園についての施工、管理のお話が描いてあるサイトがありました。やっぱり、こういうプロジェクトって、きめ細やかな様々な配慮がされているんですね。興味があったら覗いてみてください。
東邦レオ 屋上緑化実践事例・取材日記「なんばパークス屋上庭園の巻」
http://www.toho-leo.co.jp/f_nannba.html

パークス2期工事もはじまっており、屋上の最上階からは、隣であらたな「キャニオン」を作っているところも見られました。植栽用の作業までは見えませんでしたが。つくづく、デジカメが使えなかったのが残念。こんな構造物の上に、よくこんなお庭を作ったなあ、っというのが、このサイトを見て改めて納得。すごいものですね~。(*^◇^*)

涙腺にしみる植栽

2006年08月15日 | 京都
るるるるる~。いや~、緑って、どうしてこう、目に染みるんでしょうね~。

夏ばてばて、ずいぶんとすっぽかしてしまいましたちび庭日記。実は、この時期、幸か不幸かぞーえんやがヒマなのです。なんせお客さんお盆だし、炎天下で手入れしたら木が痛むし。連れはまたまた出張だし。う~ん、どしよっか。いや、やることはあるんだが…。

その分、がんばって市内を歩くことにしました。いい機会だからスケッチの練習だ。手始めに、ご近所、妙心寺の大心院。
大心院は、宿坊でもあるんです。お盆のせいか人影もなく、入口には猫がのびのびとお昼寝。すっかり貸し切り状態でしたが、そのうち海外からいらしたらしいご家族が荷物を持って宿坊の方へ消えて行きました。

ちょうどスケッチしている方向がそのお部屋の辺りらしく、なんだか落ち着かずにそこそこに書いて、隣の庭へ。やっぱり、その場で描きあげるのはむずかしいものですね。あまり絵の体裁になっていないけれど、ある程度形が捕らえられれば良しとすることにしました。
夕風も大分涼しく、日が傾きかけたところで切り上げました。

大心院のお庭はすっきりしていて好みでございます。絵にし易いというか。
ちょうど読んでいる、「作庭帖-自然風庭園の手法」 (秋元通明著、誠文堂新光社)という、お庭の構成の理論について描いてある本がなかなかおもしろく、実際にお庭を目の前にしてナルホドなあと感じ入っておりました。


さて、涙腺にしみる植栽。

いえ、技術的な話ではなくて。でも、庭主、数年に一度、緑を見て涙が出てくるのです。ほとんど突発的に。
近年では、はじめてトリトンスクエアに足を踏み入れた時。それから、初めて藤沢に向かう途中、深い緑の中を抜けようとした時。で、今回はなんばパークスで緑の階段を上がっていった時。

ポイントは、風、ですね。
空気の中に、大きく育った木がざわざわと、まるで生きているようにさざめくのが、すごく琴線に触れることがあるのです。…いや、生きてるんですよね。なんというか、感情を持っているように揺れるというんでしょうか。太陽の光を浴びて、ざざーっと、きらめく様子がなんともいえないことって、ありませんか???

小さい頃に見た原風景が瞬間フラッシュバックするのです。南米の大自然、もしくは、故郷の伊吹山の大自然。でもって、こりゃあ、逃げられないな、やっぱりいなか育ちだわ、と妙な納得をしたりして。

でも、こんな感動を起こさせる緑というのは、かなり「質の高い緑」です。ふだん、めったに出逢うことはありません。他の時に同じ場所にいっても、その時期によって植栽のコンディションがまるで違うので、「あれ?」って感じで何も感じなかったり。

残念ながら、この日はデジカメが電池切れで、とれた写真は1枚きり。前回なんばパークスの屋上庭園に来た時も、それなりに感心はしていたのですが、1年ほど経って、植栽がずいぶんなじんだ気がします。ごく自然に、いかにもそこに自然に育ったもののように、よくぞここまで管理されたもの、と、思わず感動してしまいました。

この炎天下、ここでは、それほど日差しが我慢できないほどではありません。こんな大阪のビルのど真ん中でも、植栽の冷却効果ってあるんだなあ、と実感。最上階から続く長い階段を、係りのおねえさん達が一生懸命水やりしています。やっぱり、こんな暑い日は自動灌水だけじゃ間に合わないんだなあ。

豊かに育った梢の先に見とれていたら、階段を登ってきた別のスタッフのおにいさんが一瞬立ち止まり、私の様子を見て満足げに通り過ぎていきました。腰に提げた鋏と表情がとても誇らしげでした。いいなあ~、こんなお仕事。う、うらやましい。がんばれ、なんばパークス。

☆今日のちび庭気温: 23~36℃ あ、あじ~。ちび庭、ブドウをついに植えました(鉢ですが)。ひとえに、「ブドウの日よけ棚がほしい」っという訳で。なんと、「シャルドネ」と、「カベルネ ソービニヨン」。うち、2人とも飲めませんが…。ヨーロッパ種なので注意して育てないとね~。ま、今年は間に合わないな。(*^◇^*)

大心院でスケッチ。

2006年08月15日 | ガーデン
普段は観光客の多い大心院。暑いお盆は猫もお昼ね。狛犬が見張り番。


このお庭、スケッチしてみました。出来はさておき、実は、横から見てるのよね~。本当は向こうの宿坊側が正面。お客さんがいらしたのでちょっと遠慮して。う~ん、描き甲斐のある場所だ…。


こちらは、方丈のもう一方のお庭。こちらも素敵なんだけど、なんせ大きすぎてカメラに納まらないのです。後ろ半分の低い築山もいいですよ。

この、花壇と石畳と犬走りと縁側のラインがたまらない。



この木知ってる?ノウゼンカズラの木…じゃなくて、シュロの木にノウゼンカズラが登ってるの。こんな仕立てって、ありなのね。

暑い日の、智積院。

2006年08月09日 | ガーデン
暑~いですね。我が家は早めの夏休みをとりました。
しっかし、あつい。あつすぎる。

くらくらしながらたどり着いた、智積院(ちしゃくいん)。

五色の幕が美しく棚引いています。建物も新しく、木のいい匂い。う~ん、この床がたまらない。今でもこんなもの(!)作れちゃうのね~。

復元された襖絵。実に絢爛豪華です。宝物館には、同じ図柄の、もうずいぶん色褪せながらも美しい筆致のオリジナルが保管されていました。

どこのお寺も出来た当時はこんなに豪奢だったんですねえ~。

そして。振り返ると、そこに広がる緑の世界。中国の廬山を模したとか。迫力満点の立体感。


大刈込みが、ここから見るとまるで異国の壮大な運河のようです。

このお座敷きの一角から、昔の人々は大きな世界を夢見たのでしょうか。

「利休好み」と言われるこのお庭。他にも見どころいっぱいで、大満足でありました。