梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

散骨から緒方拳の映画を思い出した

2012-11-01 15:01:10 | 雑記
樹木葬が最近話題になって来た、数年前からテレビや新聞に出ているが今年になって頻度が多くなって来た、
同時に「散骨」と言う物もついでの様に話題になって来た、
私は元来散骨党である、海が好きだと言う事も有るがそれ以上に墓は必要ないのではないかと言う気持ちが有る、実際我が家の墓はもう無い、処々の事情により無くなってしまった、詳細はブログに書いた事が有るので割愛するが15歳で東京に出て来た後生まれ故郷は誰も居なくなってしまい墓地には年に数度行く程度になって仕舞い、その内件の事が有って墓石すら無くなった、
その後ついでが有ると墓石の無くなって雑草が生い茂った土饅頭に親父の好きだった酒を撒いてお袋の好物の和菓子を1つ置いて来ていたが結婚して此方に腰を落ち着けてからは其れも無くなった、
その内夫婦の歳も段々嵩んで来て「お墓はどうしよう」と言う話も出るのだが女房の家の墓があるのは世田谷区でとても買える価格ではない、共同墓地と言うかロッカーの様な納骨堂が有るが(なんだかな~)と言う感がある。
先日の画面では細かく砕いて粉末状にしたお骨を船の上から海上に撒き清めの酒を撒いていた、「あれが良いな」と女房に言いながらふと思い出したことがある、それは「復讐するは我に有り」と言う映画のエンディングのシーンだった、
実際にあった連続拳銃殺人事件を題材にした映画で犯人を演じたのは緒方拳、その父親が三国連太郎でそのシーンは殺人犯の緒方拳の死刑が執行されて父親がその遺骨を引き取った帰り深い渓谷の森林に向って骨壷から鷲掴みにした骨を空中高く放り投げるシーンだった、
全体に暗い映画で未だモノクロームだったか?若しかしたらカラー映画であったのかも知れないが私の記憶の中ではずっとモノトーンだった、
緒方拳と三国連太郎は私の好きな映画俳優の筆頭である、しかし余り緒方拳の作品は見ていなかった様に思う、作品名を思い出せるのは「太閤記」位である、(此れはテレビだったと思う)
三国連太郎になるとこの映画以外が全く思い出せないが印象としてはかなりの本数見ていたと思う、しかし晩年の「釣り馬鹿日誌」のスーさんはどうも違和感があるな、漫画の方の大ファンなのでどうもイメージが合わない、
西田敏行のはまちゃんもそうだが漫画の原作で勝手にイメージを作っているので中々入り込めない物なのだ。
西田敏行と言う役者もあまり好みではなかったがある時リバイバルの「オロシャ国酔夢談」を見て少々見直した、が何となく好みではないな。似た様なイメージでは有るが同じ役回りでも大分違う感じがするのが渥美清だろう、後半生は渥美清イコール「ふうてんのトラ」となってしまったがその前の方が自分としては好きだった、アフリカが舞台の「ブアナトシの歌」の頃までは個性的な映画俳優だったのだが「男はつらいよ」で当ってからはすっかり跳べなくなってしまった様だ、しかし今は当時の様な個性的な俳優は減った気がする、先日他界した「滝川秀治」氏も独特の存在感が有って好きだったのだが残念だ


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