梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

尖閣問題は国民の目をそらす為か

2012-11-02 14:18:59 | 雑記
石原元都知事が「消費税や原発などは些細な事」と発言した、消費税は国会を通過したが赤字国債発行法案は遅々として進んでいない、
原発再開も大飯を除いて全て停止しているが電力会社と経済界があんなに声高で叫んでいた「致命的な電力不足」は起きそうも無い、それでも原発再開、消費増税を推し進める、この事はそう一筋縄では行くまい、
其れにも増して国会の混迷と貧困層の増大は国民の国家に対する不満としてくすぶり続けこのままでは火の手も上がりかねない懸念も出て来た、
このタイミングで石原都知事(当時)が突然尖閣列島の購入を海外でぶち上げてそれに乗っかる様に、或いは追い捲られるように野田政府は唐突に国有化を進めた、その事により日中の関係は悪化し最悪のシナリオすら取り沙汰される様になった、
中国共産党大会が迫る中、中国人の不満は一気に日本に向かう事になったらしい、同時期に竹島に韓国大統領が上陸し同じ様に改選が近くなった韓国も「反日運動」に国民の目が向く、若しかしたら石原都知事と政府は同じ事を目論んだのではないのだろうか?
この事によって中韓が反日デモを起こし国民の目線が領土問題に向い、政府に向っていた不満がそれるのではと言う思惑が有ったと思えるようなタイミングだ、
残念ながら国民はそれ所では無かった、確かに領土問題は日本人、日本国家として強く主張する必要があると思っているが「政府は何をしている!」が「中国・韓国を許すな!」という方向には向かなかった、良く言えば日本人は冷静だ、そして悪く言えば彼の国より生活が逼迫している、そして放射線汚染は足元をじりじりと焼いている事が本来の要望を一層強くした、
尖閣を守れ!憲法を改正しろ!と言う前にデフレに追い討ちを掛ける消費税はどうする、
今ですら処分が出来ず溜まる一方の放射性汚染物質を更に増やし、大地震が来たら間違いなく福島の二の舞になる原発を何とかしろと言っている、もし石原慎太郎氏が言う様に「其れは些細な事」なら即急にに解決して貰いたい、新党を立ち上げるならその方法を明確に示して立党するのが筋だろう。


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