梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

絶望とは愚か者の結論である、が

2012-08-09 18:13:23 | 雑記
三党合意で「増税法案」(一体化法案とは言え無い)が国会を通過するらしい、国民にとっては増税が可決した後で選挙をやられてもあまり意味は無い、自公両党は「増税法案」を通しておいての国会解散を何故言質に取ろうとしているのか、単に「政権の座」が欲しいだけとしか見えまい、
此処には「国民の意思、視線」と言う物は全く感じられない、原発再運転開始と消費増税が国民の最大関心事だと言う事は言うまでもないだろう、だが野田政権は「不退転の意思を持って」押し通した、其れに対して「解散して信を問う」と言うのではなかったのか、全て決めてしまった後で何の「信を問う」つもりなのか、根本的な資質を問うというなら重要な法案をゴリ押しで通した後は急いでも何の意味も無い、内憂外患のこの時期に又誰が椅子に座るかと言うだけの椅子取りゲームでは国民がたまらない。
増税はやむを得ない部分も有るだろうが「痛みを共有して」と言うなら高級官僚組織と世界一経費の掛かる国政から溜まった膿を全部出して貰わなければ納得は出来まい
一般国民は本当の「血税」と言う血を流す、栄養不良の国民にとって僅かな血でも全身に大変な影響を与えるのだ、官僚、政治家、経済強者にとっては恐らく蚊が刺したほどの影響もあるまい、
同じ量ではなく「同じ割合」で血税は払ってもらいたい、其れは「消費」に対する割合ではない、
資産に対する消費割合はエンゲル係数を持ち出すまでも無い、生命を維持する消費量は同じ人類ならそれ程変らない、持てる者と持たない者が消費に対して公平だからと言うのは根本的に違っている、自由経済の競争の論理はリセットが無ければ「平等」である筈は無い、
此れは日本だけではなく世界で起きている事だ、経済格差は更に大きくなりまるでロシア革命前の農奴と貴族の様なバランスになりつつある、革命はどう言う形で起きるか電子社会の新たな方法が有りそうな気がする
問題は革命後の安定的な統治になるが北アフリカの諸国の轍を踏まず何とか庶民レベルで革命を成して貰いたいと思う


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