梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

民主主義の矛盾

2012-11-08 17:32:18 | 雑記
バラク・オバマ氏が再選された、国内では未だに政治は行われていない、支持率が20%を割り込んで19%すら維持できなるのも時間の問題だと言う、
有権者の8割以上が支持出来ないと言う状況はどう考えて異常な状況だ、内憂外患、3.11の被災は第二の敗戦、福島事故は第二の原爆だと言う意見もある
しかし原子力規制委員会と言うブレーキは「“反原発”規制委員会」となってしまっている、アクセル機能のブレーキである。
この事に対して国会は何もしない、何も出来ない、極一部の金持ちが金持ちの為の政治を運営している、その走狗になっている高級官僚も当然高額所得者だ、しかし日本の選挙制度は残りの多くを占める低所得者が立候補する事が難しく作られている、
あの「占拠供託金制度」の趣旨は一体なんだ、悪戯に立候補者が乱立する事を避ける為なのか、しかし300万の現金を積んで一定の獲得票がなければ没収すると言うのは理屈に合わない、サラリーマンが立候補すると言う事は殆ど職を投げ打って出る事になる、商店主がでるとしてもその間は仕事にならない、その上金を積んで没収とするなどと言うのは「貧乏人は政治に口を出すな」と露骨に言っているような事だろう、
今の政治家は殆ど二世議員か官僚出身だ、彼らに低所得者の気持ちが解る訳は無いし自らの血を流す事なんぞも期待できる訳も無い、世界一高いと言われる議員歳費と世界一多いと言う議員定数を減らす事を彼らの手に委ねて実行できる訳は無い、「税収が足らないから消費税を上げる」と言う連中がその税収を自ら配る訳だ、食料が枯渇するなら配膳係りは公平でなければ腹を空かせた働き手は納得が出来ない
民主党の支持団体は労働者だったのではないか?しかし政権を取ればこうなる事は眼に見えていただろう、何しろ労働者が支持した代表は労働者の経験が無かったのだから、
日本の選挙制度と官僚制度は根本から作り直す必要があるだろうがその事を決定するのに一番虐げられている有権者の手にないと言うのは民主主義の大きな矛盾だろう


最新の画像もっと見る

コメントを投稿