行動の制限と権利と責任とコロナ

新潟市で３１日、新型コロナウイルスの感染者が宿泊療養施設のホテルから抜け出し、警察が出動する騒ぎが起きた。
ネットにこんな記事が出た、
詳細は不明だが政府が「罰則付き法令化」を上程しそれが「私権の制限は憲法に抵触するのではないか」と言う反対意見が与野党双方から出て見送られたばかり
私権制限は人間の根本的権利を侵す方法でこれを政府の意向で行使できるという事は近代政治から独裁的王権国家あるいは帝国軍事国家に戻る恐れのある法律だ
しかしこのコロナ感染拡大パンデミックでは他人との接触を断つ事が一番重要であり、
全く根本的治療は確立できていないどころか対症療法すら確定していない、
緊急事態宣言が出て外出、他人との接触を避けてと言うのは感染が解らず発症までに多くの人に接触すれば鼠算的に拡大し燎原の火の如く燃え広がる
山火事が防火方法が追い付かず未だ燃えていない草原や森林を切り取って食い止めると言う防火帯方しかないと言う事や江戸時代の大火を止めるのには類焼しそうな家屋を引き倒す方法でしか食い止められなかった、
陽性者の隔離はこの方法と同じで現在ではこれしかない、
この記事の対象は明らかに感染者「陽性」で宿泊療養施設となっているホテルに入っていた、
言わばこれは「隔離病棟」である、隔離患者であるという事は病原体を体の中に保持しているという事であり周りに対して病原体であるという事だ
当然「行動の制限」を受けるがそれは「権利」以前に「責任」の問題だ
権利は当然責任を伴う、一人の権利は他人の生命に危険をおよぼさないと言う「責任」が伴い、無条件に私権、行動の制限を課している訳では無い
この様な行動に関してまで「要請だから従わない権利」と言うのはやはりおかしいだろう
こういうケースにおいては罰則やむなしと思う、
年齢も性別もわからないが残念な人だ