梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

世界一の金持ち国家が偉大な国家の条件とは

2025-01-24 13:49:41 | 雑記
トランプ次期大統領
 「アメリカの強さと繁栄、尊厳と誇りを取り戻す新しい時代の幕が開ける。アメリカを再び偉大にしよう」
現在のアメリカは「強さと繁栄、威厳と誇りを失っている」と言う事が前提の発言だ
「世界一の金持ちの国、最強の戦力の国にする事を約束する」とも言っていた
「世界一の金持ち、世界一の戦力」が偉大な国家であると言う事自体が数世紀昔の第一次第二次世界大戦」までの国家の偉大さに関しての認識だ
多くの人命と経済の浪費消耗を経験し戦争の結果は勝敗両国家だけでなく参戦していない国家迄巻き込んで世界の経済と社会を疲弊させた
第二次大戦の結果として世界最強の軍隊と経済力を手にしたアメリカが世界の警察と言う地位を確保したがその代償は多くの軍事費としてアメリカ経済の足かせとなったことは間違いないだろう
しかし西側諸国やAA諸国がアメリカの偉大さを曲がりなりにも認めて来たのはアメリカ自国主義でないと言うスタンスを認めていたからでその考え方行動が立国からわずか300年余のアメリカを偉大だと認めた大きなファクターだった
「偉大な国家を認めさせる為に関税も軍事力も交渉のカードとして厭わない」という事が果たして相手の国家が唯々諾々としたがうだろうか、
関税をあげれば当然報復関税、カウンタータックスになる事は目に見えている
そうなればその関税を負担するのは当然消費者になる、仮に補助金等を国家が負担するとすれば結局国家予算が膨らむことになって「大金持ちの国家にする」足かせになるだろう
20世紀のアメリカ経済黄金時代に不動産で富を気づき、不動産王となったトランプ氏だがその間には6回も破産をしているらしい、
破産法が日本と同じだとしたらその時の借金は免除になったのだろう、
無論日本では複数回の自己破産は認められていないが会社更生法と破産法ではその負債は貸主の泣き寝入りとなる
その手法は国家が世界に対して通用する訳も無い、
しかし踏み倒しは結果的解決として有りうるだろうがそんな事をしたら何をもって「偉大なアメリカ」と言うつもりなのか
アメリカ経済はFRBと言う独立機関から多額の借金をして成り立っている、
そのFRBにトランプ政権がプライムレートに関して「政府の考えを考慮せざるを得なくなるだろう」と発言したらしい、。明らかに法も秩序も全く意に介していない、
トランプ政権は間違いなくアメリカを三流国家に貶めるだろう、
少なくとも全く下品な国家になったことは就任式前後にキャップをかぶって踊る姿を見るだけでも国家元首の威厳なんぞは見当たら無い
アメリカ国民が、世界が何時まで黙って眺めているか楽しみでもある


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