もり・かけにざるじゃあシャレにもならない

森・加計問題で「無い」と言っていた文書が次々出てきた、
省庁や自治体の文書が“時の権力に不都合なものに限って”廃棄されたり、見つからなかったりと言う事が頻々と起きる、
公文書が廃棄される事自体大がきな問題だがそこに関しては「探したら出てきた」のだから廃棄はされていなかったという事だろう、
しかし堂々と廃棄処分されること自体おかしな話で会社の決算書類ですら１０年間の保存義務が有る、
民間取引で年間売上が数千万で倒産ラインをうろうろしていても法的に廃棄すれば商法違反であり、場合によっては法人登記が停止され印鑑証明は取れない、
銀行融資も当然停止である
公文書と言うのは個人事業の決算書より軽いものか、
今回の様な事が有るからこそ経緯は必ず残し公開請求が有れば開示するのは必須条件だ、それだから省庁の権限を甘受しているのだ、
安倍首相は「私の名前でも妻の名前でも出てきたら首相も議員も辞める」と大見えを切った筈だ、
しかし森学園でも加計問題でもゾロゾロと出てきているが今度は「私も妻も知らない、」と変わった、
「名前が出たら」と言い“関与が証明されたら“やめるとは言っていなかった筈だ、
仮に状況証拠が次々と出ても「私は関与していない」と言ったとしても裁判で自白はあくまで予備的なのが今の裁判の在り方だ、
自白ありきだと旧裁判の判決の様に拷問して自白させると言う弊害があり、大冤罪も警察の取り調べで自白調書のみで判決が降りた事が原因になっており今では状況証拠、傍証が判決主文になっている、
これは「本人否認のまま」でも判決は降りると言う事だ、国会追及、そして選挙は究極の裁判員裁判だろう、
野党のみならず国民全員、有権者が裁判員の裁判員裁判だ、この問題で安倍政権のやって来た事を無罪にしたらそれこそ有権者、野党の裁判は全くの笊になる、
本当はこんな個人的なスキャンダルで安倍総理を有罪にするより本当に有罪にしたい罪状は自衛隊派遣法や特定秘密保護法など日本社会の将来に大きな禍根を残す政権運営こそ「有罪！」としたいのだがまあそれでもこれで安倍政権を崩壊させられれば良しとしようか、
森鴎外の「安倍一族」とはずいぶん違う、文字は違うがこの名を聞いてこんな気分になるとは鴎外先生もたまったもんじゃない、