梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

街猫

2017-02-10 15:27:02 | 雑記
バス停付近に一匹の猫がいる、薄い茶トラで週に2~3回会う、人懐こいと言うより実に愛想が良い、最初に見かけた時目が有ったら「にゃ~ん」と声をかけてきた、腰を落としたら近寄って来たので手を出したら頬摺りをする、しかし頭を撫でられるのは嫌いらしい、少し触ったら離れて行ってしまった、どこかの飼い猫かと思ったら野良猫だと聞いた、しかしこの愛想の良さでバスの客から近くの住民にも可愛がられている様だ、
おかげで人間の方が彼女(かどうかは知らないが)のおかげで見ず知らずの間で会話が成り立ったりする、
近くのマンションにいると言う女性が「先日元気がないので医者に連れて行ったら風邪でした」と言う、「そりゃもう野良じゃないですね、町猫とでもいうのか」と言う話をしたが当然それ以上話がある訳でもない、「じゃあ」「どうも」と言うだけの会話だがそのあたりがなんとも頃合いの距離感だ、こいつは恐らくこの野良公の生きるスタンスなのかもしれない、
漱石先生では「未だ名は無い」だがこの野良公は名がやたらに多い、とにかく通行人やご近所の人達なんで勝手に呼んでいる、「ノラ公」から「おい猫」もただ「おい」だけも居る、ちなみに私は「にゃん」と声をかけるが名前と言うより猫語のつもり、それでも彼女はなんと声を掛けても愛想よく全て「にゃ~ん」と返事をする。
休日の朝女房とバス停に向かっていたら少し離れたところを急ぎ足で通る、「おい、にゃん!」と声を掛けたら足を止めずちらりと顔を向けて「にゃ~ん」と返事をする、女房が「本当に返事をするんだ」と感心していたがかく言う女房は動物が苦手である、声を掛ける事もないので猫の方も無視である、
この辺りには野良猫を虐める人間があまりいないのだろうが彼女自身の愛想のよさが多少猫好きでない人間にも可愛がられる理由なんだろう、
暫く見ないと「どうした?」とバス停から暫く周りを見廻す事もある、
特に今日みたいに霙模様の時は気になるんだが、あいつの事だから何処かのアパートか家の軒下にでもいるんだろうな

名誉が棄損されている

2017-02-09 08:37:49 | 雑記
韓国で今度は軍艦島が強制連行の島として「監獄島・地獄島」と言う内容の本を出版しそれに合わせて「少年像」を作り世界に設置すると言っているらしい、
大使館の路上に設置された像に関しては国際条約に違反すると言う国連の談話にも耳を貸さない、
韓国人のロビーストは日本に比べて実に精力的だ、実際経済において世界で日本と韓国の経済的影響はかなり違うだろうが日本人の産業界からはそう言うかたちの活動は聞こえてこない、恐らく商と産の違いもあるそれがやがてじわじわと日本の価値を下げる事にもう少し敏感になって欲しいとは思うが(それほど愚かではあるまい)と高をくくっているのかもしれない、
しかし連日の報道を見聞きしている一般人としてはやはり面白くはない、日本人を鬼畜の如く喧伝しているのは韓国だけで中国もこういう人格的に卑しめる様な言動は無い、
今の国内状況はますます嫌韓に世論は傾き理由なき日本人偉大論者、言ってみれば昭和初期の帝国軍閥的な風潮に暴走しかねない、
確かに大東亜戦争と自画自賛で始めた戦争は追い詰められて窮鼠猫を噛むと言った反面もあるにしてもそこに追い込んだのは夜郎自大的な軍部の暴走から始まったのは間違いないだろうし軍力を他国に派遣すれば間違いなく「侵略戦争」でもある、
しかし今韓国国民(政府自体ではなさそうだ、そう洗脳してきたのは政府だろうがすでにコントロール出来ないところに来ている様だ)が声高に喧伝しているのはけっしてそういう冷静な過去の贖罪ではなく「日本人はなにもするな、韓国の為にだけ働け」と言うが如くの行動である、
その時代に立ち会えなかった我々世代、同じ世代に生きても赤紙一枚で侵略戦争の片棒を担がされた我々の親世代も戦争の真実は知る権利がある、しかし今の安倍自民政権にはその真実を赤裸々に開示するとはとても思えない、
刑法には「名誉棄損」と言う物がある、
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する(刑法230条1項)。法定刑は3年以下の懲役若しくは禁錮または50万円以下の罰金である。毀損された名誉が死者のものである場合には、その事実が客観的に虚偽のものでなければ処罰されない(刑法230条2項)。ただし、名誉毀損をした後、名誉を毀損された者が死亡した場合には、通常の名誉毀損罪として扱われ、当該事実が虚偽でなかったということのみでは免責されない(刑法230条の2の適用が問題となる)。
仮に事実であってもわが民族の名誉を著しく毀損している事は明らかであり当該事実が虚偽でなかったということのみでは免責されないとされる、この一文は虚偽であれば別の犯罪要件を構成すると言う事になる、もしそれが事実だったとしても我々はそれを知る権利がある、そしてその名誉は回復し毀損したものには罰を与えなければならない、
出来れば国際法廷に提訴したいが国内の裁判に訴える事は可能だろう、それが罰則を履行できないとしても冷静な法の下に開示し判断を下すべきだろう

白タクでとは

2017-02-02 09:04:42 | 雑記
あるグループが福島原発被災地を視察しようとレンタカーを借りて日帰りで計画したら公安警察が「白タク」として逮捕調査をしていると言う、9人でワゴンをレンタルしてガソリン等の費用も含めて割り勘にしたと言う、その際レンタカーを運転する個人名義で借りたことでの逮捕だと言う、白タクの規制は国土交通省の「一般乗り合い旅客自動車運送法」に規定されている。

他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して旅客を運送するのが「旅客自動車運送事業」です。旅客自動車運送事業は、その事業の形態や、使用する車輌の種別により、「一般乗合旅客自動車運送事業」、「一般貸切旅客自動車運送事業」、「一般乗用旅客自動車運送事業」および「特定旅客自動車運送事業」に細分されます。

レンタカーを借りて仲間内で移動する事はごく一般的な事でこれを白タクとされたらレンタカー需要の3割以上はアウトである、
特定の思想(政府にとって不都合な)と看做したグループに対して法の拡大適用で逮捕するいわゆる「別件逮捕」は思想統制だと言われても仕方ないだろう、
この件で一番問題なのはこの要件で逮捕状を請求した公安警察と逮捕状を下ろした裁判所にある、どう考えても犯罪要件が満たされていないだろう、「営利を目的で他人を」と言う条文であり基本的にこの場合は「不特定多数の」と言うのが要件だろう、
アメリカでは大統領の出す政策に司法が「違法だ」と言う、これは恐らく先進各国では当然起こる、司法が先に出すのは珍しいが一般市民が政策によって平和でかつ安寧な生活が脅かされると言う声は司法の判断を要請すると言うのは司法が政治から完全に独立していると言う信頼があるからだろうが今回の「逮捕状発行」は全く要件を無視して検察の言うがままに発行しているとしか思えない、弁護士を立てるまでもない無法だが心ある弁護士が居ないものか、三権分立は最近の日本には存在しないと改めて実感した、
現在でもこのありさまである、「共謀罪」はこの非合法を合法にする為の物である事を図らずも明白にしたと言えるだろう、共謀罪が成立すればこんな穴だらけの強制捜査をする必要もなくなる、「テロの目的で共謀した」と言う罪状が簡単かつ迅速に課せられるのだ、
「原発が被災するとこう言う状況にお置かれるのか」と心配で見に行ったと言うだけで政府と産業界が持っている既得権を標榜されると言う事なんだろうが、本当に問題がなければ自由に見せればいい、そこには「見られては拙い」事が有るからだろう、特に論客だったら後々面倒だ、見せなければ「そんな」ことはありませんと言っていればいいとでも思っているのか、だれがが前に言っていたが原子力委員会と政府の原子力担当は避難区域に一番近いところに拠点を移して身をもって証明するのが説得力と言う物だ