梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

アンタッチャブルとコンバット

2019-12-14 13:18:12 | 昭和の頃
スポーツニュースでトンプソンという名前が出ていた、確かラグビーの選手だと思うが私の中では「トンプソンサブマシンガン」であろ、
暗黒の20年と言われるシカゴギャングとエリオットネスの闘争でギャングが使っていたのかFBIが使っていたのかよく覚えていないのだが石造りの街で銃撃戦があると必ず出てきた、
「アンタッチャブル」で使っていたのはドラムマガジンの奴で黒塗りのセダンをハチの巣にする
「俺たちに明日はない」は見ていないが最後に蜂の巣にしたのもおそらくこいつだろう
もう一つこの銃の印象はなんといっても「コンバット」だ
ビックモローのサンダース軍曹、通信兵、衛生兵と少尉のチームでコールナンバーの
「チェックメイトキングツー」と言うのも子供の中ではやった、
ストレートマガジンのトミーガンを使っていたのはサンダース軍曹だった気がする、
しかし私は少尉の使っていた「MIカービン」と言う小銃が好きだった、
小学校の高学年か中学生かのころだから34~35年くらいか
敗戦から15年程度だから兵役の経験のある大人たちがまだ結構いたのだが一緒になって放送を見ていたがドラマの中で敵役は友軍だったドイツ兵だが見ている方はアメリカ兵を応援していた、
ヨーロッパ戦線だからそういう意味では他人事である、
南方戦線では米軍との戦闘は殆どなくフランスやオランダ軍だった筈だがおそらく軍装が違うので現実味はなかったのかもしれない
同じ様な番組で「ギャラントメン」と言うのもあったがあまり記憶には残っていないのはなんでだろう?
コンバットには名作と言われて再放送されたものがいくつかあった、
数回放送された「戦場のメリーゴーランド」は戦争の愚かさと少女と軍曹の交流が秀逸だった、
そういえば日本の映画だったが南方戦線での狙撃兵が主人公の映画もあったな
現地の少女とスナイパー同士の息詰まる駆け引きに何も知らない少女を助けるために姿を見せてしまうストーリーだった
「ジョニーは戦争に行った」や「西部戦線異状なし」など時代に巻き込まれ国に命を奪われる若者達の映画は心に響く
しかし今の戦争は威力の前にそんな人間ドラマなどは影もないのかもしれない、
中東で起きている戦争は自ら破壊と殺戮を望んで参加しているようだからそんな悲しみなど欠片も無いのだろう、
永い歴史の中で武力で国家が安寧に存続したという例はない、一時的に大国になってもやがては分裂するか国力は弱まってその地位から滑ってゆく
今大国として覇権を唱えているアメリカ・ロシア・中国もその正体は一国一名のカリスマが君臨しているだけで時間には勝てない、
敦盛では無いが「人生僅か50年、下天のうちに比ぶれば」である、
中国、韓国はその地位を滑ると逆賊扱いになる歴史がある、何時までその影響力を保てるか?地位の移譲も身内の反発は必ずある、
プーチン大統領もおそらく気を抜ける生き方はできまい、まあトランプ大統領はそこまでカリスマではない、唯の不動産屋に戻ればその世界に椅子はあるだろうが
日本で言えば街の顔役が代官になったようなものだ、本当に迷惑なおっさんだ

納得がいかない、訴えてやる!

2019-12-13 09:31:41 | 雑記
政府は「桜を見る会」の問題をまったく説明の無いまま幕引きをしている、
「問題はない」と問題を起こした当人が言うのは説明にはならない、
問題になったとたん資料を廃棄、データも削除しているというなら明らかに意図的だ
専門家も「データの消去は違法だ」と言っているのだから国民としてもこれで終了とすることは
納得できない、
「桜を見る会」に安倍総理の選挙区から多くの選挙民を招待したとすれば公選法に抵触する、
「私は関知していない」」と言うのは当然通らない、「秘書がやった」でも連座制になって久しい、
その為に「そんなことはない」という事を証明する為にはその名簿と選択基準を明確にする事が必要だ
安倍内閣が3千万近く使って開催した詳細な資料を示すべきだし示せないなら「証拠隠滅・確信犯罪」という事になる、
公費なら更に悪質だが私費ならそのまま贈賄だ、これだけどうにも言い訳のできない状況にありながら逃げ切られたらあまりに情けない
安倍取り巻きは「国民なんかすぐ忘れる、野党なんか何にもできない」と哄笑しているだろうと思うと腸の煮えくり返るような気分だ、
今度の事は告発はできないのか、集団告訴でもかまわないからだれか旗を挙げてくれればかなり多くの人が手を挙げるだろう、
少なくとも私は署名する、麻生副総理は「改憲のため安倍総理にもう一期」とまで言い出している、自民与党は決定事項の発言だがそういわれても仕方に位野党には力がない、
そのせいで安倍政権は本当にやりたい放題だ、森加家問題から桜を見る会まで結局何も説明せず済ませ
「健全な国費と安心して生活できる福祉の為」と言いながら福祉の切り下げ切り捨てを進め、アメリカの言うがままに不良品と言われる戦闘機やイージスアショアに予算を回し
「世界で一番経営環境を」と大企業優遇税制を進める、ダ恩恵を受ける大企業はわずか1%に過ぎないという統計がある
残りの99%の国民は何の恩恵もないうえに増税と福祉切り下げでさらに苦しい生活を余儀なくされる
日本の法人税が低いからと日本に本社を持ってくる会社などいるわけはない、今世界はグローバルインフラの寡占状態であり経済はそこに集中しているがGAFAは経営基盤を
分散してどこかに置いているわけではない
実際にモノを作るにはすでに中国ですらコストが追い付かない、日本国内での生産は競争力などあるわけもないのだ
傍若無人の安倍政権を選挙で追い落とすのは今の野党には無理だろうだとしたらこの問題を取り上げて追い詰めて行くしかない
公文書法違反だと指摘されていて、状況は明らかに公選法違反か不正な公費支出がはっきりしている、
これで追い詰められなくてなんの国会か、違法行為の判断は多数決ではない、三権分立を標榜するなら裁判権で明らかにすべきだろう

難しいんだよな、結構

2019-12-11 16:32:30 | 雑記
駅からエスカレーターを降りてきたら歩道に白杖をついた50代と見える男性がいた、
左手からきてエスカレーターのほうに向きを変えたので「駅ですか?」と声をかけた、
しかし、「トイレを」と言うので「トイレは左手にありますよ」と手を出したらそのまままっすぐ行こうとする、
「もう少し左ですよ」と手を添えようとしたら「点字ブロックがありますから」と言われてしまった、
確かに気が付いてみると足元には点字ブロックがあってそれに沿って歩いていたらしい、
点字ブロックなので歩道をまっすぐ行ってトイレの前で直角に折れる、
自分はつい最短距離の斜めの方向に教えてしまっていた、
そのままそこを離れたのだが歩きながら”これは結構難しいな”と思ってしまった、
もしかしたら余計なことをしてしまったのかもしれない、笑顔ではあったが行動はかなり拒否をしていた感じがする、
自分がその立場になればと言ってもやはり想像の域を出ない、
駅や町で「困っていた人がいたら声をかけてください」とよく書かれているがどこまで声を掛けたらいいのか?
でも本当に困っている人もきっといるだろう、今まで極力そうしてきたが今回の事で(果たしてそれが本当にその人の意に沿っているのか?)と言う事が気になった、
昔一緒に飲んで歩く先輩がいて股関節が生まれつき異形で歩くのがかなり大変なのだが一緒に小旅行にもちょくちょく行った、
旧跡などを見て廻るのも好きで歩くのも大変だろうと思うのだが本人は見た目ほど大変ではないのだそうだ、
「生まれた時からこうだからそれが当たり前で見た目ほど本人は苦労ではないんだ」と言っていた、
「それより周りが気を使って歩くのを合わせたり、大変だねとか言われる方が辛いんだよ」と言っていた、
飲んで歩きカラオケを歌い口角泡を飛ばして論じ合ったりした彼の話を思い出した、
本当に(大変そうだから)と思っていても思われる方がどう感じているかは本当にわからない、
でも本当に困っている人も当然いる、このことで臆病にならないようにと言い聞かせることにしたが
やはり少し躊躇するようになってしまうかもかもしれない、

かみさんが!

2019-12-09 12:43:59 | 雑記
事務所で仕事をしていたら娘から電話が来た、「お母さんが倒れて救急車で運ばれた」と言う
わが娘のしゃべり方は性格か緊迫感がない、緊迫感はないが内容は結構大変なことである
「今病院でベッドに横になっているけど気持ちが悪いと言っているんで先生が点滴をするといっているけどとりあえず来ても何もできないからもう少し落ち着いたらまた連絡する」と言う、
一緒に昼を食べようと食度に入ったら座った直後に気を失ったという、
一昨年の今頃友人の店に行ったときの事を思い出して様子を聞いたらどうやら同じ症状のようだ
のけ反るように硬直し横ざまに倒れる、数分で意識は戻るがほとんど口がきけない、さらに数分するとある程度会話が出来るようになるが「気持ちが悪い」と言って悪寒がするらしい、汗がかなり出てくる、
どうやら全く同じ症状のようだがその時も救急車を呼んで緊急病院に搬送された、
その時の診断は「急性アルコール中毒か、急激な血圧低下(高血圧症だと私が告げたからか)」と言う診断だった
しかし今回の医師は「おそらく癲癇だろう」と言うらしい、
”言われてみればあの発作状況はたしかに癲癇の症状だ”と気が付いた、ひどい症状は泡を吹く事があるがそこまではいかないまでも硬直痙攣は癲癇の症状に近い
30分ほどしたら電話が来た「点滴をしているから終えたら連絡する」と言ってきて更に小一時間して待合室に座れるようになったからと電話が来た
仕事を片付けて行ってみたらどうやら落ち着いた様子で座っていたので取り敢えずほっとする
暫くして担当した医師と話をしたら「突発性痙攣ですが高齢の女性には結構見受けられる」と告げられた、
一昨年の件を伝えると「命に係わる病気ではないが治らない、間隔が短くなる可能性があるので薬を欠かさず飲むように」と告げられて「酒はだめです」とも告げられる
(因みにCTではあるが検査結果はそういう問題はないようだ、去年MRIで脳断層写真も撮っていたのでこっちは心配ないと思うが)
暫く事務所で休んで帰ったが今までずっと一緒に晩酌をしていたのでそれはちょっと寂しい、
ネットで症状や医師の話したことから検索をしたら「はめるか、控える様に」と言う事らしいので女房は何日かに一度にすることにして自分も時々は付き合う事にする、
とりあえずは本日は買ってあった摘みでお茶を飲んで済ませる
しかし本当にアチコチに色んな事が起きる、これからそれほど時間の余裕があるわけではないので何とか残りの時間を楽しく過ごしたいと言っていたのだが「まず先立つものが無な」いと言っていたのだがこれでは先立つものが出来てもなかなか今まで通りには行かないかな
寂しいねえ、

年末雑感

2019-12-05 11:22:54 | 雑記
年末である、否が応でも毎年来る、それもだんだん来るのが早くなる気がする、
正確な原子時計がカウントする時刻が測っているんだから間違いない筈だ、
しかし個人的にはやたらに短くなってきた、
まあ、歳を取るとだれでもそういうんだからそんなものだろう、
孫もあと一人を除いて社会人になったので特に正月だからと言って金がかかるわけでもない
高いだけでサービスもよくない所に出かけることもしない
おせち料理も子供たちがいるころからあまり喜ばないので母親が居なくなってからはあまり
作らなかったが夫婦だけになってからは全く用意しない
働いているが勤め人ではないので休みと言う感覚も薄い、
まあ交通がすいているのと一般商店が休んでいる位で年末年始と言う感は更に薄い、
おまけに夫婦そろって筆不精で数年前から年賀はがきをやめているので来ることも無い、
何年も前からこんな状況なので改めて言う事でもないのだが仕事場に張り付けてあるカレンダーが
ついに1月となったので(ああ、正月なんだな)と思ったわけである
そういえば自分でやっている仕事が先細りとなり結果自分だけの会社になってからは忘年会と言うやつも無くなった、
酒は好きなんだがどうも大勢で飲むという事が苦手で一時20人位の社員がいた時も最初の一時間程度いると先に帰ってしまっていたので元々忘年会新年会と言うやつをやらなかったのだが
どうやら今回は取引の関係で2つくらいは出ないといけなくなりそうだ、
私は酔うとすぐ眠くなる立ちなので延々と飲むというのが苦手である
更に酔った状態で電車に乗るのも苦手であり布団にたどり着くまでが実に苦痛なのだ、
まあ営業職に居たし会社経営上人付き合いはそれなりに出来るのであまり「付き合いの悪い奴」と言う様な言われ方はない、
「Iサンははこういうのは好きではないから」と誘わないという雰囲気がいつの間にか出来上がってしまったのでそれに甘えさせてもらうことにしている、
しかし若いころはなんかと言えばみんなして飲み歩いていたので忘年会だの新年会だの理由があれば、なくともこじつけてもやっていたのだが各々子供が出来ると生活基盤がそちらになる
毎年年末を迎えて年を越し改めて自分の歳を数えるのだがそれがやたらに早くなった、
まあ本人は(まだまだ)と思ってい入るのだがよく聞く「あと何回こせるか」と言うのがかなり現実味を帯びてくる今日このころである