2015年8月4日(火)
体調は何とか持ちこたえている。
食欲、性欲、睡眠欲はあるから大丈夫だろう。
仕事中に後輩が私に報告した。
「派遣さんが、金属の棒が取れなくなってしまって、色々な方法で取ろうとしています」
それは危険!!
慌てて現場に行き話を聞いた。
ある作業で、棒の上に板を起き、その上からプレス機で圧を掛ける作業をしようとした。
数か月ぶりに作業をしようとしたら、その板が見つからなかったので、近くにあったリング状の金属を置いてみた。
リングの中央の穴は、棒の直径より小さかったので板の替わりになると思ったが、プレスをしたら、棒がリングにはまりこみ抜けなくなってしまった。
「これは取っても使いもにならないので、取るのは無駄な作業。すぐに作業をやめなさい」
事務所に帰って、同僚たちと話をした。
「常識的に考えて、トン単位の圧力を掛けたら、はまり込んでしまう危険性があることわからないかな」
「普通の生活では考えないことだから、想像できないと思いますよ」
「トン単位の圧力がどれくらいのものか、そもそもわかっていないと思います」
「変形してしまった金属が簡単に抜けないことも分からないかな?」
「入ったものだから抜けると思っていますよ」
こういうことが時々ある。
私にとっては常識だと思うことが、普通に理解できていない。
人を指導するのは難しい。
また、派遣会社から問い合わせと苦情が来るのだろうか。
「お宅に派遣している方から、しっかり仕事を指導されていないのに、注意されたと苦情がありましたが、どんなご指導をしているのですか」
そういうところはしっかり報告するのよね。