波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

CT結果・・・肺転移ついに

2013-07-06 16:40:18 | 診察
木曜日の通院にて2週間振りの主治医診察。
数日前から舌のあちこちが荒れて痛いのでそのことを伝える。
特に右脇は口内炎というか小さな潰瘍というか、大好きなトマトがやたらしみる。
それ以外は大きな体調の変化はない。

採血の結果は、基準値には程遠いがCEAがまた下がっていた。その他の値も合格点、まずは安堵。
今日のレントゲンの結果は、胸水の量は2週間前と変わらず。胸水の原因は分からないし変化もないので、
そのまま様子見。

主治医「CTに写っていた影はレントゲンには写っていないので、大きさは1センチもないですね。」

私「ん?肺に影?聞いてないんですが。影があるんですか?CTの読影見せてください。」

主治医「CTのここにね、胸水のある方の反対側なんだけど、ありますね。・・・」

読影では「転移の疑い」と書いてある。原因不明の胸水、そして肺転移確定。
ショックはショックだけど、今更驚くべきことではない。でもここ5~6年内臓に新たな転移がなかったから、
ついにきたか、というがっかり感はある。
前回の2月のCTには写っていなかったから、この5ヶ月の間に現れて、今のアバスチン&パクリタキセルの奏功で
ピークを過ぎて良くなっているのかもしれない、とは主治医の弁。

ところで、9年間に転移した順番にみていくと、骨、肝臓、卵巣、あちこちリンパ節、皮下軟部組織、皮膚、そして
今回の肺と胸膜(たぶん)、これで脳に転移が見つかれば全クリかあーーーーーーー、なんのこっちゃあ!!!。
おっと声かれの反回神経麻痺の原因も不明だった。まだまだあるぞ、見つかっていない転移が!
というわけで、少しふてくされていると、

主治医「左腕、細くなっていませんか?」

うんうん、確かに腕の上の方から腫れが引いてきているし、太さはほとんど変わらないひじ付近も
張りは少―しずつ引いてきていると思う。

私「・・・それと脇のしこりがぐんと小さくなったので、ゴリラ状態から腕がストンと下に降ろせて
人間らしくなった感じです。」

開き直っていると

主治医「アバタキは劇的に効いていますよ、それにまだ劇的に効きそうな新薬も控えているし。」

と慰め?てくれた。
そうそう、痛み止め麻薬のオキシコンチンは、朝晩20mgずつが15mgずつに減量になりました。

全クリに近づいたということで、美味いものでも食べに行って気分を晴らそうっと。

ところで昨日金曜日はなぜか泣きたい気持ちになって実際昼間一人で泣いてしまったのだけれど、
たぶん肺に転移したからではなくて、なんか退院後の置いてきぼり感というか寂しさというか・・・。

主治医も「ひと山越えた」と言ってくれているんだから、もっとできることいろいろやってみよう。





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CT結果・・・え?胸水?

2013-06-21 17:34:06 | 診察
昨日の木曜日の通院記録。

まずは、退院後初めての皮膚科教授受診。浮腫みの様子と皮膚転移を診てもらう。
ガーゼをはがして患部を覗いた途端に、教授は「おーーー、結節(がんの膨らみ)がずいぶんなくなったね、
脇のところも良くなってるね、へー、(薬が)随分効いているんだねー。」と感心しきり。
皮膚転移は実際は、下部分が良くなっているけど、上部分にがんが広がってきているので、
痛し痒しなんだけど。しかも上に広がると襟のある服でもガーゼが隠せなくて、着るものに困るのよ。

お次は外科・主治医受診。

呼ばれて部屋に入り、まずは今日の採血の結果。
白血球の値も貧血もその他内臓系の数値もすべて安定。問題の腫瘍マーカーCEAは101→85。
CEAの下がり方は少し不満だったけど、まあ下ったということでよしとしよう。

気になるCTの結果は・・・・・。

主治医「うーん(マウスでひたすら画像をスクロールしまくる)、明らかに声がれの原因になるようなものは
見つからなかったんですよね。縦隔リンパ節のところも特には何もないですね。・・・・」

CTは1センチ以下は画像に写らないから細かいがんはあるかもなんだけど。
でもそれなら声がれの原因は?

主治医「首のリンパ節のところを放射線医に詳しく見てもらいましょう。」

声かれの原因がわからないとしたら、もしかしてこのまま治らないということも?一生このまま?

主治医「まずは全身治療している最中なので、しばらくは様子見しましょう。」

皮膚転移としこりを診てもらったが、皮膚科教授ほどのリアクションはなく、「悪い方向ではないですね。」
てテンション低め。主治医先生はそういうところわかりにくいよ。
自分判断では、しこりのボリュームは軽く半分以下になっている。でもCTで見ると、身体の奥の
部分に根っこのがんのかたまりが鎮座していて、やはりリンパ管をせき止めているようだ。
だからしこりが小さくなっても腕の太さが変わらないのか?

主治医「ところで、息苦しいとかはないですか?」

何?何?唐突に?ま、まさか肺転移でもあるの?

主治医「肺そのものは綺麗なんですけどね、胸水が少し・・・・・」

な、なぬーーーー?き、胸水?つ、ついに来たかーーーーー。末期のお迎えが・・・・・!
いやいや、冷静に冷静に。でも2月のCTには胸水はなかった。

主治医「抜くほどの量ではないんですがね。胸水がありますね。肺に転移が見られないのに胸水がたまる原因ですか?
    左の胸のがんから胸膜に転移して・・・・かもしれないし。タイミング的にアバスチンやって良くなっている
    途中かもしれないし、いずれにしても全身療法が効いているとみてしばらく様子をみるしかないでしょうね。」

なんかすっきりしないな。みえる部分は良くなってきてるけど、見えない部分で悪いところが見つかってしまった。
でも今更じたばたしても仕方ない。いずれ内臓にくるのはわかっていたし。
胸水は正直ショックだけど、抗がん剤が効けば良くなると信じたい。
ここに看護師助さんがいれば、雑談などが入り場が和むんだけどなあ、残念だ。

今日みたいなモヤモヤな日こそ美味しいものは外せない。老舗レストランで美味しいランチを頂き、
今日の点滴はパクリのみ。ふらふらになって薬局で薬をもらい、電車で帰った。レスタミンの影響でまた乗り過ごし、
家に着いたのは7時過ぎ。母に来てもらって良かった。ダンナも帰っていてみんな夕食中だった。
「CTの結果はどうだった?」真っ先に聞いたのはダンナではなく母の方。
かすれ声で説明したけど、たぶん判らなかったいや聞こえなかっただろうな。また心配かけるな、母に。
でも母が帰った後、ダンナが「胸水があるの?」と聞いてきた。やっぱ胸水はやだなあ。

何回も自分に言い聞かせているけど、治療中だしやれることはやっているし、つまらない心配で
落ち込まないように。何とか維持できている食欲や体調をそのまま維持するよう。

息子のことや夏休みの計画など考えて、自分のお楽しみも用意しよう。






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助さん、しばしのお別れ

2013-04-04 08:59:35 | 診察
先週の通院記録

今月まで外来看護婦としてサポートしてくれる看護師助さん、今日(3/28)がさいごの診察日

になってしまいました。

助さんは、4月から、道路をはさんだ向かいの入院病棟勤務になります。主任看護師として、

乳腺で入院している患者さんのサポートをするわけです。この異動の話は、3週間前に助さん

本人から聞きました。主治医より早く知らせたよ、とのこと。

助さん「なにしろ、アッピアさんがいちばん心配だもの・・・・・・」

そうなの?one of them ではなくて私がいちばんの困ったチャン?

それはそれはお手間おかけしております。何しろ長いつきあいだものね。

毎週毎週約9年も抗がん剤打ちに行く人も珍しいものね。外来化学療法室の変遷も見ているし。


お礼といっては何ですが、気持ちばかりのプレゼントと手紙を渡しました。

プレゼントの中味は、小さめの低反発枕と和風がらのタオル、名付けて「病棟セット」いや

「夜勤セット」かな。タオルは枕カバー代わりに。

助さんとしばし立ち話しをしてお別れ。

「診察室で、主治医と助さんと私でいろいろ治療法など議論

して、いつもそこからいろんなアイデアが出て、私の再発治療にどれだけ寄与してきたか、

そこでの3人の会話は最強だよね!・・・・・・・・」などの話で盛り上がった。

これからも、私のことは引き継ぐ看護師や電子カルテで確認できるので、ずっと気にして見て行くから、

との心強いお言葉。

もう気軽に相談したり電話したり、診察に同席してもらったらりは無理だけど、

「アッピアさんは、このままで、今までのままでやっていけば大丈夫だから。」

と励ましてくれました。本当に今までありがとうございました。私の(お世話?)を引き継ぐ

看護師は、リンパ浮腫のマッサージをやっていただいている、リンさん(リンパ浮腫担当だから単純に)です。

以前から知っているし、私の主治医とも仲良しだそうなので安心です。助さんとはキャラは違いますけどね。


さて今日もこれから通院。また息子同伴。

巨大化及び変色するしこりをどうするか。

抗がん剤を変えるか、以前この脇のしこりに効いたゼローダに一旦戻してみるか、悩ましい選択肢。

でも選択肢がある、ということはありがたいことでもある。


ではでは昨日と違って良い天気なので、元気に(?)行ってきます。





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痛みやら浮腫みやら

2013-03-04 17:29:36 | 診察
先週の通院記録も未だなのに、週末も過ぎてしまい,今週半ばからは
盛春のような温かさだそうです。
春が待ち遠しいです、私の大好きな新緑の季節がやってきます。春のオシャレを楽しむために、薄着
対策を立てなければ。なんせ2倍の太さになった左腕と首元まできているガーゼ留めのテープをうまく
隠さないとね。

体調の方は特に変わりませんが、左腕の浮腫が治らないままで(パンパンの最悪期は脱したが)、皮膚転移は
悪化しているのか相変わらず微妙なところ。滲出液が減った分処置は楽になっています。
手が復活したので普通に家事などやっていますが、浮腫影響で左腕の動く範囲が狭く、しかも常に重だるさや
皮膚転移やしこりのひきつれがあって、身体の上半身左半分が不快です。

痛みは断続的に上半身のあちこちにあります。痛みの種類も10種類近くあるかな。骨だか皮膚だかしこりだか
わからないけど、最近は刺すような皮膚やしこりの痛みが多い。痛みは気持ち的にはなるべくスルーするように
しています。「痛い=凹む」にはならないように。

そんなこんな日常の疲れも、夜のアロマバスタイムが癒してくれます。もう一日の終わりはこれがないとダメです。
本当にお手軽なんですよ。湯船に浸かる前に、出入り口に用意してあるキャンドに点火して照明を消すだけ。
キャンドルの暗い空間でもだんだん目が慣れてきてぼうっと見えてくる、といっても強度近眼の私はすべてがぼやけて
ぼうっとしてるけど。頭もぼうっとしてくるのよ。キャンドルの炎は揺れるところが癒し効果抜群。寝そうになるので
そこは要注意。


■通院記録:先週木曜日

主治医診察
先週の造影CTの結果は、内臓には転移認められず、皮下腫瘍は悪化(織り込み済み)。
重要臓器に転移がなかったのですごーくホッとした。

「脇に近い胸部しこりは根が深く、大胸筋に食い込んで・・・・・」と主治医コメント。
ん?鋭い痛みの発生源はそこか?つまりがんが神経の方に浸潤しているということ?まあそんなところでしょう。
主治医と助さんと私の3人で、皮膚転移の進行具合をああでもない、こうでもないと論議。
私も思っていることや不安を出しきったのでスッキリ。

私 「それで、私はどういうふうに過ごせばいいんですか?時々自分が重病人なのかそうでないのかわから
   なくなるんです。」

主治医「普段通り何も気にせず過ごせばいいんですよ。重病人と言えばそうだし、そうでないと言えばそうでないし。」

お次は点滴。ハラベン点滴中にリンパ浮腫を診てくれる看護師さん(リンさん、にしとこ)が来てくれて
左腕を診てもらう。今の状態では特に治療というほどのことはないので、これ以上悪くならないようにケア
するしかない、とのこと。浮腫みが治りにくいのは、私の場合左腕に溜まったリンパ液が右側のリンパ節に流れたくても、
巨大なしこりや溶岩ドームに阻まれて行き場を失っているから、ともいえる。

それと、左手が少ーししびれている。主治医によると、成長する腫瘍が腕の血管を圧迫しているからだろう、と。
結構コワイ話だよね。だからこれ以上左腕の状態(浮腫みやしびれ)がひどくなるようなら、抗がん剤の変更を
考えないといけないのです。

点滴が終わり、やっと解放されて3階の老舗レストランへ。今日は2月最終日なので冬限定(おそらく)最後の
ロールキャベツのトマト煮を食べ納め。名残惜しいな、ご馳走様でした。

次の通院日まで一週間またがんばれそう。




みなさんもアロマバスでゆったりして、悩みも流しちゃいましょう。
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蜂窩織炎で発熱

2013-02-24 15:18:39 | 診察
よい天気で、息子とダンナはスケートに出かけて家は静か、とはいえ家事や事務処理を
片づけなければいけないのでつまらん。ゆっくりコーヒー片手にビデオ鑑賞でなきゃ、一人でいる意味がなーい。

今日は左腕の浮腫みがひどく、腕の内側の赤味と痒みが広がっているし寒気も出てきた。
この記事を書いている途中に熱が38度に上がり、あわててロキソニンを飲んだ。
腕のだるさと痛みもあり、これはまちがいなく蜂窩織炎(ほうかしきえん)だ。あーーー、また面倒だよん。

先週木曜日の通院報告。この日は忙しかった。

駅で図書館の本返却 → 病院にて:採血 → リンパマッサージ → 昼食 → 主治医診察 → ノイトロジン注射 

→ ハーセプチン点滴 → 薬剤師主催セミナー「ケモ中のスキンケア」 → 造影CT検査 → 会計 → 処方箋薬局 → 帰途。

丸一日でした。帰りは買い物もせず疲れきって帰宅でした。よくこなしたぜ。

■主治医診察

診察室に入り、いつものように「体調どうですか?」の主治医質問を無視し、採血結果に見入る私。
気になるCEAは101だった。ギャー、三桁突入!と思いきや、よく見たら2週間前は99だったのでほとんど変わらず。
おっと、上昇頭打ちか?これから下降線の放物線描いてくれるのか?

患部の具合は・・・。
私の感じていたとおり、右しこりは縮小、左脇は増大、皮膚転移は微妙、ということに。
でもひいき目に見ずに冷静に見ると、皮膚転移も憎悪だと思う。滲出液は確かに減ったが、患部の範囲は広がって
いるもの。

総合的に判断して、今QOLは下がってないし、CEAの値からしてハラベンが効きだした可能性もあるので、
このままハラベンで様子見ましょう、となった。今日の夕方のCTで白黒はっきりするでしょうけど。

あのう、私は診察室で自分でガーゼ処置やっちゃいます。
自分のやり方があるし、その方が早いし。失礼だと思いつつ、主治医に「あれとこれとそれ持ってきてください。」
その方が、私が作業している間に、主治医は電子カルテ書けるじゃない。

でも今日は看護師助さんが途中から入ってきて、手伝ってくれました。私は皮膚転移やしこり患部を見せて
説明する。右乳房のしこりがこんなに小さくなったよ、とアピールしたくて、おっぱいを手でぷにゅぷにゅ揺らして
遊んでみる。

私  「ほらあー、こんなに揺れるようになったでしょ?だいぶ小さくなりましたよね?元の状態のように!」

助さん「ホントだあ。そうだね、しこり小さくなって、元のとおり小さくなったよねー。」

さすが助さん、失礼なことも平気で言うし。大笑いする2人を、ニコニコして見ている主治医。

助さん「皮膚転移も大丈夫そうじゃない?」

主治医「このまま続けましょう、春にはペルツマブも出てくるし。」

さすが助さんがいると盛り上がり、なごやかに進行する診察室。助さんと私のくだらないギャグの応酬は
まだまだ続き、気分よく診察室を後にした私でした。・・・・・しかし家に帰ってよくよく見ると、皮膚転移はやはり憎悪だよな。

■ランチ

もちろん3階の老舗レストランで、今日は「春野菜とズワイ蟹のパスタ、和風スープ」のランチに。
盛りつけと色合いがとてもきれいだったんだけど、写真取ってないので、意味ない記事だね。すんません。

■薬剤師主催の抗がん剤に関するセミナーに参加

テーマは「抗がん剤中のスキンケア」。参加者は3名。小さながんサロンの部屋でスライド説明を受ける。
私は2回目の参加。1回目に参加したテーマは「お通じ」。便秘を予防しようみたいな内容。
今回も、ステロイド軟膏の塗り方や私が苦しんだ指のひび割れや爪障害について詳しい話をしてもらった。
薬剤師は、主治医が知らない細かい情報を持っていて、時に役立つためになる情報もある。
そんな細かい情報が、QOLの向上に寄与してくれることもあるので、やはりアンテナを建て広く情報を取ることは
必要なんだな。


ロキソニンで熱は下がったけど、明日はどうなっているんだろう。明日は大事な用事があって病院行くのが難しいし、
困った。大学病院よりもリンパ浮腫のクリニックに行くべきかな。はあーーー、ため息です。




今日は、12回目の結婚記念日でした。昨日買ってきてあるケーキ食べたいから、スケート組、早く帰ってこい!
甘いもの食べて元気出そう。
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通院日、ハラベンの効果は?

2013-02-16 00:44:49 | 診察
早くも週末ですね。一昨日は通院日。週1通院だとホント、次の通院日がすぐ来る感じです。
そうそう、痛みで夜中目が覚めることはあれ以来ありません。ご心配おかけしました。
昼間は時々痛むけどもう慣れたし、夜痛んでもオキシコンチンかオキノームの量増やして寝ちまえば
何とかなるでしょう。痛くなったら嫌だな、痛くなって眠れなくなったらどうしよう、と思わないこと、これが一番です。

■木曜日 通院
まず採血、そして今日は皮膚科の教授診察。教授受診の人は待合室も別部屋なのよ、VIP対応?
すぐ呼ばれてベッドにカーテンひいて上半身裸になる。教授が入ってきて診てもらう。
肩や腕の湿疹がひどく、これは皮膚転移のケアに使っているカデックス軟膏による湿疹かもしれない、ということ。
主治医に相談してカデックスをどうするか決めないと。カデックスに含まれているイソジンが悪さしているかも。

教授先生に皮膚転移の患部も丁寧にみてもらう。赤味が増している部分が痒いのだが、これは
転移が広がっている部分に湿疹が混じっているからとのこと。なるほど。こういう診断は皮膚科医
ならではだな。事実がわかると対処のしかたも変わってくるから、わかってよかった。

3週間後に予約をとり教授は別室へ。あー、チョコレート渡しそびれた。でもまだお付き合い短いし、
何か渡すのも慣れ慣れしいかな、と思いつつも、カルテ入力していた若い女医さんにことづけて渡してきた。


主治医受診
今日は看護師助さんがお休みでまたしても同席なしで残念。
採血の結果は、貧血もさらに改善、白血球も思ったより下がっていない。マーカーCEAは本日はなし。
視触診。

主治医「右のしこりは確かに小さくなっている感じがしますね。」

私  「感じではなく、明らかに間違いなく小さくなっています。なぜなら・・・ゴニョゴニョ・・・。
    皮膚転移のこの溶岩ドームが固まったような茶色い瘡蓋の部分は、少し前までカチカチに
    固かったんですが、最近は押すとぷにゅぷにゅして柔らかくなってきたのですが、これは
    良い兆候なんですか?」

主治医 「良い兆候ですよ。ここの右の脇のしこりは・・・・ここは横ばいですね。全体的に効いて
     きたんですよ、このままハラベン続けましょう。」
そうだね、同意。でも最初だけの反応かもしれないし、いつまで続くのか。今までのことがあるから、
まあ、効いてきたらしいことは素直に喜ぶとして、すぐに効かなくなることも想定しておかなきゃ。
ポジティブとかネガティブとかではなくて「現実」だよね。私は典型的なリアリストなんです。

カデックスの件は、皮膚科教授の言うとおりしばらく止めてみて、代わりにワセリンを塗って
様子をみる。湿疹も早く治ってほしいわ。

主治医と、子供の学校とか勉強とか塾についてなどの雑談。
そして、バレンタインデーの今日は初めてチョコを渡す。なんか普通の菓子折り渡すのと変わらない雰囲気。
「いつもお世話になっています。」的な。穏やかな雰囲気で診察室を後に。

化学療法センターでは、まさに「いつもお世話になっているので」ということでチョコレート菓子
を渡した。今日みたいな日は渡しやすいし、意外と便利な日だ。昔は職場で義理チョコ面倒だったけどね。

点滴終わって(今日は早かった)、老舗レストランのランチ時間ギリギリ滑り込みセーフ。
今日は日替わりAランチ。ハンバーグにカニのフライにキッシュにミニサラダにキャベツひき肉のスープに
フルーツとコーヒー付1380円。ふー、そんなに食べられないよ。写真はなし、ゴメンナサイ。
これは男性の量だね、と思いきや、お隣の60台と思しきご婦人が完食!さすが、長生きしそー。
私は少し残したけど、味はどれも手抜きなしで美味しかった。化学調味料の濃い味付けなんかは全然なくて、
だしの効いたまろやかな素材の味が出ていた。さすが老舗の意地だわね。
来週の本店が楽しみ、あ、実は本店のフレンチに行こうかと、へへ。

通院帰ってから、我が家の男どもにチョコ渡したとさ。
息子が合計何個のチョコを貰えたかは、本人の名誉のために伏せておきましょう。
まだまだこれからだよ、息子よ、男を磨け!




今朝早く、息子をサッカーの練習場(吹きさらしの河川敷)に連れていくために自転車で往復した→凍った→鼻水女→?
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CEAさらに上昇、内臓転移か?

2013-02-08 14:51:28 | 診察
外は寒いらしいけどリビングはポカポカ。久しぶりに午前中出かける用がなくてうれしい。
昨日の通院日のご報告です。

■すごく混んでいた採血が終わって、コンビニで買ったミニバームクーヘン頬張りながら
 診察を待つ。返却期限の過ぎた「永遠の0」を必死で読んだら、なんか零戦に興味を持つ。
 1時間後呼ばれる。今日は看護師助さんはいなくてちょっとがっかり。

 主治医「胸の方はどうですか?体調良いですか?」
 矢継ぎ早に質問されるも、私完全無視し、目は採血結果に・・・・・・まずはCEAの値。
 ・・・・・え、99.7! 2週間前は81。(ちなみに肝機能値は基準内に収まりました。)
 あーあ、フレア現象ではなかったんだ。正真正銘がんが進行している。ハラベン効いていないの?
 
私「CEAなんで上がっているんだう。右胸は良い感じなのに。ハラベン効いてるのか効いてないんですかね?」

主治医視・触診。

私「皮膚転移は赤味が右に広がってきて少し痒いです。でも右胸は、下の部分を中心にゴツゴツしたしこり部分が、
  ほら、ぷにょぷにょになってきています。(ぷにょぷにょ揺らしてみる)
  この2つの子分のしこりも小さくなりましたよね。」必死に説明するも、CEA上昇の事実は変わらない。

主治医「そうですね、右胸の方は、縮小している感じがしますね。(感じでなくてしている!)
   まだハラベン1クール終わった所なので、2クールまでやって評価してもいいんじゃないかな。
   でも見た目に反してマーカーが上がるということは、別の部位の転移も調べた方がいいかもしれないですね。・・・・・」

ということで、うっすら恐れてはいたが2週間後にCTの予約が入った。さっさとはっきりしてもらった方が
いいしね。CTの結果によっては抗がん剤が変わるかもしれない。
次の抗がん剤はアバスチン&タキソールと言っていたはずだが、今日はカンプト(イリノテカン)を再度
やってみようか、という話が出た。去年の後半カンプトをやっていた時期に皮膚転移が悪化したし
副作用で吐き気が出たので、あまりいい印象を持っていないんだけど。
カンプトからナベルビンに変えた直後に皮膚転移にいい反応が少し見られたので、それはナベルビンではなく
カンプトの効果ではないかと主治医は考えているようだ。つまり、カンプト止めたの少し早かったかも、と。
うーん、でも私としては、右胸のしこりがせっかく小さくなっているのだからもう少しハラベンを続けたい。
 
CTの結果次第ではあるが。結果は大丈夫そうな気がするんだよね、全く根拠ないけど。
自分の勘を信じたいな。だからといってきっと大丈夫、とは思わない。どんな結果が出ても
この後に及んでは織り込み済み、とすべて受け入れないといけない、だよね確か、違ったっけ?

私「あー、なんか憂鬱。CEAが高い時のCT検査て嫌なんですよね。それから脱毛も。
  結局坊主になるのかな。もうすぐかつらはずせると思っていたのに・・・・・。
  それから熱も出ました。・・・・・・」
 
助さんいないから主治医に愚痴る愚痴る。熱は腫瘍熱かどうか聞いたら(もちろん否定を期待して)、
でも回答なし。最近肯定も否定もしないことが多いような。すでにそういう段階てことかな?

どよーんとした気分で診察室を出た。いかんいかん、ネガティブ志向になっている。

こういう時はあそこだ。外来化学療法センターで受け付けしてから、老舗レストランにGO。
3時までのランチには余裕で間に合った。今日はお見せしますよ。
なんで写真が大きいのだろう?原因追求は別途ね。

 
ロールキャベツノのトマトスープ煮込み 冬の温野菜添え
これで1380円は、味の素晴らしさから言ってたいへん満足です。

ランチ後、ハラベンの点滴とランマークの注射。
すべて終わったら4時前。帰りが遅くなるので精神科はキャンセルし帰宅。

買い物して家に着いたらどっと疲れが出たので、しばらく横になった。・・・・・という一日でした。

あ、アロマバスで癒したから疲れはだいぶ取れましたよ。

さーて、CEA上はがんが勢いよく進行していることがわかった。内臓転移があるかどうかは
2週間後のCT結果見るまでわからない。
身体はまあまあ元気だし、食欲もあるのでこの状態を維持したい。
皮膚転移の悪化やCEAの上昇ごときでヘタっていては情けないので、今までどおりでがんばります。




このまま家にいたいけど、右上の銀歯が取れたので夕方歯医者です。暖かくして行かなきゃ。
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CEA倍増、なんで?

2013-02-03 16:27:30 | 診察
今日は久し振り(1週間振り)に一日中家にいます。ポカポカで気持ちいい。
昨日は、昼間暑いぐらいでしたね。私はまたもや息子のサッカーに付き合わされました。
土曜日だけ参加で入会しました。来週以降は付き添いなしで行ってもらおう。

さてさて、どこから参りましょうか。やはり時系列でいきましょう。

■30日(水) ブロ友さんとランチ
お会いするのは2回目。お互いのブログやメールでやりとりしていたので、近況報告もそこそこ
に話が弾みましたよ。「ここだけの話」もたくさん?してきました。忌憚なく話ができるって
気持ちよいものですね。
メニューはお豆腐のランチ、落ち着いた店内で、美味しくいただきました。



■31日(木) 通院
さあ、今日も3階老舗レストランだわ!オーベルジュ、遠くまでわざわざ美味しいランチ食べに
行くのよー。それ以外の用事あったかしら。ハーセプチンがあったようななかったような。

診察室に入ると、看護師助さんも同席してくれている、ありがたい。体調やしこりの様子聞かれるけど、
無死して先週のCEAを聞く。数値を見て驚く&ショック。81、倍増だ。えー、なんで?

実は、右乳房の岩化していたしこりが、周辺がやわらかくなって部分的に小さくなっている感触を
得ていたの。アロマバスタイムにて、毎日おっぱいモミモミしていたので間違いないはず。
CEAもきっとさがっているハズ、と思っていたからこの数字は何?

主治医&助さん「フレアてこともあるよね。それにこれ先週の値だし、もうしばらく続けてみま
しょう。」

どうだろ、フレア現象(ホルモン剤などが効いて一時的に腫瘍マーカーが上がること)なら万々歳だけど、
素直じゃない私はピンとこない。
まずは、自分の触った感触を信じて過ごすことにしよう。来週の採血でハッキリするでしょう。

主治医「でもなんだか元気そうだなあ。」
検査数値よりも、表情や声のトーンなどで元気度を確認しているのね。
さすが、わかっていらっしゃる、元気でいられることが自分にとっても一番うれしいこと。


今日はオムハヤシ。ハヤシのソースがコクがあって美味でした。

■2月1日(金) 「レ・ミゼラブル」
楽しみにしていた映画見に行く日。ダンナが誕生月(1月)の有給休暇をとって、しかも
夫婦どちらか50歳以上なら2人で2000円、の権利使用!

評判の「レ・ミゼラブル」を見に行ったが、1日は映画の日で混んでいましたよ。
で、肝心の映画の方は・・・・・。最初から引き込まれっぱなしで、後半途中から泣きっぱなしでした。
ラストシーンとエンドロールのところでは、ひっくひっく声を上げて泣いていました。
映画でこんなに泣いたのははじめて。ストーリーは知っていたのに、演出や表現が素晴らしくて、
歌も曲も感情豊かで聴きほれるものばかりだったし、キャストもよかったと思う。
とにかく感情移入してしまったのですね、それで、自然と大泣きしてしまったのでしょう。
見終わった後の充実感と感動、泣いた後のそう快感もありました。
「夢破れて」の曲は、スーザン・ボイルもいいけど、アン・ハサウェイの情感こもった歌も
素晴らしかった。もう1回観たいな。また思い切り泣きたいな。


映画後のランチ、ブタバラ肉、レタスで巻いて、タマネギソースをつけていただく。美味しい。

先週は外出続きで忙しく疲れたが、動けたことが嬉しい。
指が痛くないので、従来通りのスピードで日常が送れるから、多少ゆとりも生まれる。
さあ、ほったらかし気味の息子の勉強やピアノのテコ入れもしていかないと。

今週も体調に気をつけて、一日一日を大切に過ごしたいです。


 
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夜更かしが治りません。体調崩す前に治さないとね。でもしんとした夜中タイム好きなんだよねえ。
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ここ1週間の様子

2013-01-29 16:03:17 | 診察
少しご無沙汰しておりましたが、バタバタと忙しくしておりました。でも私は何とか元気です。

先週の通院日の事から書きますね。

■23日(水) 通院にてリンパ浮腫外来。
外来というより、看護師によるマッサージサービス。2人がかりで丁寧に腕やリンパを時間をかけて
マッサージしてもらい、気持ちよくてウトウトでした。浮腫みも一時的に少し軽減しました。
だけど、やはりその後左腕の浮腫みはまた酷くなり、昨日専門の広○内科クリニックを2年振り
に受診しました。浮腫が酷くなった理由は、おそらく、ここ数カ月運動していないこと、そして、
皮膚転移と右乳房・右リンパ節などに派手に転移しているため、リンパ液の流れが悪くなり浮腫みがひどくなった
のだろう、とのこと。治療は、地道にスリーブを装着することだけど、今回はリンパの流れが
悪いこともあり、一回り大きい(きつくない)スリーブを勧められ、2組購入。
保険申請して、7割分返金してもらわないと。

■24日(木) 皮膚科教授受診、主治医受診
皮膚科教授の診察は、遅刻して焦ったけど、今の皮膚の状態をきちんと診てくれてよかった!
主治医診察では、まず採血結果。貧血が急改善されていたが、肝機能が初めての基準値超えしてた。
ハラベンの影響かな?またしても原因不明で様子見。
視・触診では、進行状況は、概ね横ばい。皮膚転移は明らかに進行してる風なんだけどね。
それ以外は特に変化なし、あ、手足症候群がましになってきました、と報告。

今日29日時点で、あんなに苦しんでいた手の指のひび割れや肉芽腫は、ウソのように改善してきました。
完治まであと一息。ゼローダとタイケルブやめて3週間弱。思ったより早い回復でした。
必死にケアしてもどうにもならなかった手足だけど、こうして薬を止めればちゃんと元に戻るのね。
やはり、抗がん剤の副作用、恐るべしだな。大騒ぎし、皆様にご心配おかけしまくったアッピアでした。
それにしても、普通の事、調理とか着替えとか、トイレのズボンの上げ降ろし(またそこ?)が素手でできる
って素晴らしい。痛くないから日常の作業がサクサクできる、ステキな毎日!

それでも皮膚転移のケアは、また滲出液も増えてきてガーゼの消費量も右肩上がり。医療用の高級なガーぜを
使っているから(楽天で箱買い)、1日400円ぐらいケアのコストがかかる、アルバイトでもしないと・・・・。
などと雑談(または愚痴)しながら診察室を後にした。

■お昼は、またまた3階の老舗レストランに直行、冬限定のロールキャベツと温野菜のトマト煮
 を頂いた。来院の一番の目的になっている。お腹も心もポカポカになって満足して、点滴忘れて
 帰りそうになったよ。相変わらず挙動不審なアッピア。

■サッカー始めるの?
息子のクラスのお友達がやっているからチームに入りたいとは言っていたけど、これ以上習い事増やすの?
仕方ないから土曜日体験に連れて行き、私は寒空で2時間半ほど缶コーヒー片手に震えていたよ。
案の定、その夜は皮膚転移と骨がうずいた・・・。
で、本人は・・・楽しそうにやっていたので、入会の方向。
でも4年生を前に、習い事を整理して塾通いする子が多そうなのに、ウチは逆かい?
まあ、本人に時間の使い方などここで学んでもらおうか。

■日揮さんの思い出
アルジェリアの人質事件は、何度思い起こしても胸が痛んで悲しくて眠れなくなりそうです。
私が某コンピューターメーカーで営業をやっていた頃、15年ほど前、約5年間、日揮さんを
担当しました。丁度本社がみなとみらいに移転したころ。私もみなとみらいに何十回も通いました。
おかげでMM21は割と詳しいんですけど。

プラント建設だから、一般にはわかりにくいんですけど、社員はみんなエリートですよ。
英語はベラベラだし、優秀です。現地の何百人もの人をまとめて、納期通りにプロジェクトを完成に導い
ていく、現場総責任者(プロジェクトマネージャー)は、技術力、語学力、統率力、コミュニケーション能力、
人間性、教養など、たいへんな能力の持ち主だと思う。
事件が起きて、すぐ現地に飛ぶ大企業の社長なんて聞いたことがない。さすが日揮さん。
そんな顧客を5年も担当させてもらった。厳しかったけど良い経験だった。知っている方はいないけど、
合掌。

あの頃、徹夜で作った提案書持ってMM21に行ったっけ。サラリーマン、結構辛い毎日だったな。
がん闘病とどっちが辛いかって?それはもちろん・・・・・・・サラリーマン時代の方がしんどかった。
逆説的だけど、子育てや闘病は周りに助けてもらえるけど、仕事はなかなかそうはいかない。
みんなそれぞれ自分の仕事があるし、顧客に対する責任もあるし、あのころ職場で助け合う雰囲気はなかったな。
まさにストレスフル。不治の病闘病中の今の方がなぜかストレスレス。自分の気持ちの持っていきかた次第、
というか齢とったからか?話がそれてきましたね、すいません。

■アロマキャンドルのお風呂
指が痛くなくなって、やっとお風呂が苦痛タイムからリラックスタイムに戻りました。
なので、少し余裕が出てきたので、湯船タイムの時に電気を消して、アロマキャンドル灯して
みました。きゃああ、ステキ。キャンドルの炎がゆらゆら揺れると、バスルームの壁や天井に移った光たちが踊りだす。
静かで幻想的な空間。キャンドルから香るほのかな甘い香り。
ふーーーーっ。何も考えず、ゆったりした時間に心と身体を委ねる。
今晩も、明日も、頑張った一日のご褒美として極上のリラックスタイムを持とう。
あなたも是非!

■百人一首
小3の国語で出てくるのね。早速かるた買いました。しかーし、私とダンナはまるでかるた。
息子はもう20~30首覚えているので、上の句のみで下の句が取れる。参りました。
平安後期、身分の高い人でも、実らぬ恋に身を焦がしたり、季節の移り変わりを歌に詠んだり、
とても共感できるし、素朴なのです。なにより日本語が美しい。
せっかくだから、もっともっと覚えたい、頑張ってみよう。私ケモブレインじゃないし?!




先週までの引きこもり気味の毎日に比べて今週は毎日外出。インフルや風邪に気を付けながらも
多少アクティブに過ごしたい。やはり手足症候群が、相当日常を阻害していたんだな、ということがハッキリわかる。
本当に当たり前の生活ができることが幸せです。




また夜更かしが続いています。早く寝るにはどうしたらよいのかしら?
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貧血のその後・ハラベンスタート

2013-01-22 16:38:52 | 診察
あっという間に日にちが過ぎていく。書きとめておきたいことはたくさんあるんだけれど、
やはり皮膚ケアに時間がかかる分、他の事ができず、ストレスになります。
先週末は、お友達母子と終日キッザニアに付き合ってぐったりの私。
でも息子は楽しんでいたみたいで、それなら何でもOKさ。

翌日の日曜日は、ダンナと息子が家事協力をしてくれました。
ダンナは、洗濯、買物、ワイシャツのアイロン掛け、食後の洗い物、
息子は、自分の上履き洗い(これはすごいぞ)。
私は「助かった」と思う以上に、やってくれようという「気持ち」がうれしかった。
来週はお母さんが上履き洗い直してあげるね。(甘!)

先週木曜日の通院日。
気になる採血結果は、ヘモグロビン値が、6.9→7.2に改善。良かった。鉄剤だけで底を打った?
ひとまず輸血騒ぎにはならずに済んだ。

主治医には、ここ2週間ぐらいの間に、夕方から夜に37度台後半の発熱と寒気があることを報告した。
主治医は、風邪かなあ、と首を傾げていたが、それ以上追及なし。風邪ではないな。
まあ、原因不明の発熱なんて数年前から時々あるから、私もスルー。
そして、初めてのハラベンを点滴してきました。体調的に特に変化なし。

主治医「まあ、また良くなるでしょう。」と笑顔。それにつられて私も
「ホント、ハラベンに期待したいですよ。また良くなりますよね!」と笑顔になって診察室を
出た。気持ちはポカポカ。

先週パスした、精神科受診。
今の厳しい状況と私の精神状態や生活の様子などを話す。
私がこの状況で比較的落ち着いていられるのは、パキシル30mgのおかげもあるでしょう、
だって。ふん、どうせ私はメンタル弱いよー、だ。

充実した通院日のような気がしたけど、理由は別の事かも。遅めの昼食に入った、3階の老舗レストラン、
冬限定の「ロールキャベツと冬野菜のトマト煮」を食べたら美味しくてすっかりシアワセ
気分に。やっぱここのメニュー食べつくさないと!

さて、出不精のアッピアだけど、昨日は学校のボランティアでかわいい1年生のPC授業サポート
3時間も頑張ってしまった。私は途中で帰らせてもらうことも考えたけど、何か仕事に集中してい
る時は、ホント、病気のこと忘れるわ。いい時間だったわ。

今の私、身体のあちこちケアばかりでうんざりなんだけど、そんな中でも、2つ、決して
疎かにしてはいけないケアの場所があるの。それは・・・顔のスキンケアとお口の中、口腔ケアね。
指が痛くて、素手でやらざるを得ないスキンケアとハミガキはどうしてもおざなりになりがちだけど、
顔は目立つし、歳も歳だからアンチエイジングケアしないとすぐ老け顔病人顔になりそうだし、
お口の中は、抗がん剤の影響で粘膜弱っていてこの前のように歯周病になって痛い目に遭うし。
だから、意識してこの2つは丁寧なケアを心掛けています。パックやマッサージまでは手が回らないんだけどね。

今の私は、いろいろなことサボると、一気にQOL落ちそうだし、油断すると気持ちも坂道を
転げるように下降しそうだけど、何とか日々、楽しく嬉しくなること見つけて過ごしています。
今日は、3ヶ月振りに家でエアロビを少しやってみたが、左腕以外は何とか身体は動く。
食事も美味しい。このペースを維持して、軽い運動も徐々に増やしていこう。

明日はリンパ浮腫で、明後日は通常の診察で、2日連続で通院。近くないからしんどいな。
ん?2日連続であのレストランでお昼食べちゃう?体重ヤバイ。

なんか、今更何だけど、家族3人で食卓囲んで鍋やスキヤキなど食べながらワイワイ会話
している時が何ともいえず、リラックスして幸せです。当たり前過ぎて今までたまにしか
感じなかったものね。闘病9年のベテランなんだから、早く気付けよ。


これからもいろいろ思いがけない困難は続くと思うけど、シアワセを感じることは
いつだってできるよね!シアワセでみんなつながろう!





リコメ遅れていてご心配おかけしております。お待ちくださいね。
そういえば、ブログ開設1年と11ヶ月ですが、つい最近、200万アクセスを超えました。
みなさん、お読みいただきありがとうございます。
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