波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

私が今思う「持つべき友」は・・・「弁護士」「看護師」「理学療法士」

2018-06-01 10:20:19 | 最近考えること
アッピア夫です。

以前から、「持つべき友は・・・」と言うことを時々耳にします。
飲みながら話していると「お金持ち」は定番で、「モデル」「コック」「パティシエ」などもよく出て来ます。
中には、具体的な有名人や身近な個人名が出て来て、「おい、それはちょっと違うだろ」となることも・・・

時代やその人の職業、また同じ人でも年齢や環境などによって、答えは違ってくるかと思いますが、
よく耳にしたのが「医者」「弁護士」「警察官」・・・

私も「まあ、そんなものかな・・・」と思って、あまり深く考えたことはなかったのですが、
急に思い出して、「持つべき友」について考えてみました。

私が今思う「持つべき友」を3人挙げるとすると、「弁護士」「看護師」「理学療法士」・・・かな?

最初の「弁護士」は、定番中の定番なのでスルーして・・・
次に「看護師」・・・

昔の定番である「医者」ですが、今は横断型の医師が減り、どんどん専門特化していますね。
子供の頃に病院に行くと、診察の始まりは大体次のようなものでした。

「顔をまじまじと見る⇒瞼を下げて瞼の裏の赤い部分を見る⇒口を大きく開けて電灯でのぞき込む⇒
時には舌を出して「エ~」と言わされる⇒首の左右を触る⇒胸に聴診器を当てる⇒背中をトントン叩く」

昔は、「町の総合医」的な病院・診療所があり、「何かあればまずそこに行く」と言う感じでしたが、
今は、まず「どの診療科の病院に行くのが良いか」を考える時代となりました。

最近の診察は「どうされました?」で始まり、すぐに検査に入ることが多いですね。
良くも悪くも事務的・・・よく言えば「科学的になった」と言うことなのかも知れません。

今の診察は、「限られた時間の中で、伝えたいことや訊きたいことをいかにスムーズに話すか」が問われていて、
こちらも話を整理して臨まないと「あっ、一つ訊き忘れた・・・」となりかねません。

そうなると「看護師」の方が、色々な診療科の経験を積まれている方も多く、幅広い知識を持っていて、
身近にいると気軽に相談もしやすいですね。

そして、「理学療法士」・・・

私もお世話になるようになって分かったのですが「理学療法士」は単なる「リハビリの先生」ではなく、
「身体のプロフェッショナル」であると言うこと・・・

身体機能だけではなく、医学的なことや薬・栄養なども含めて幅広い知識を持っていて、
姿勢の矯正、効果的なストレッチや筋トレ方法など、本当にためになるアドバイスをしてくれます。

スポーツ選手の活躍年齢が上がっているのも、「理学療法士」や「スポーツトレーナー」の指導による
日頃のケアや科学的トレーニングのお陰ですね。

「理学療法士」は、高齢化社会の中での個人個人の「パーソナルトレーナー」的役割として、
ますます必要とされる職業であるように思います。

そして「持つべき友」は、もっと歳を取ると「看護師」「理学療法士」「介護福祉士」・・・となっていくのかな?
結局、自分の損得を前提に考えると、ちょっと空しさも感じてきます。

実は、論語にも「持つべき友」と同じ意味の「三益友」と言うのがありますが、
それは・・・「正直な人」、「誠実な人」、「物知りな人」

何だかんだ言っても、こっちの方がいいですね。

2018年6月1日


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高齢化社会でリハビリ需要の増加に伴う・・・「リハビリ難民」問題

2018-05-25 23:46:24 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

残念ながら、西城秀樹さんが5月16日に逝去されました。
180㎝を超える長身でパワフルな西城さんは、まだ子供だった私にとってはとにかく「イケてる兄ちゃん」でした。

二度の脳梗塞を発症して一線から退いた後も、たまにテレビで歌っている姿を見かけましたが、
発声もままならない姿が痛々しく、当初は「そこまでして歌わなくても・・・」とも思っていました。

その後、後遺症に苦しむ中で「また歌いたい」と言う気持ちを持ち続け、
「諦めたら終わり」と懸命にリハビリに取り組んでいる姿を知ってから、心底応援する気持ちになりました。

アイドル時代は熱唱する姿が印象的でしたが、最期まで現役復帰を目指し「生き方も熱い」方でしたね。

その西城さんが、ずっと「自費のリハビリ施設」に通っていたことを最近になって知りました。
私は、現在「整形外科病院のリハビリ科」に通っていますが、「リハビリ」と言うのはなかなか複雑です。

まず、「リハビリ」は「医療保険」か「介護保険」の対象となりますが、
大まかに言って「回復期」が「医療保険」、「維持期(慢性期)」が「介護保険」の範疇となります。

そして、適用保険によって期間が異なるため「怪我・病気・障がい」などの種類に分類されています。
その分類と、入院・外来を含めて保険が適用される期限は以下の通り・・・

①呼吸器関連・・90日 ②運動器関連・・150日 ③心大血管疾患・・150日 ④脳血管疾患・・180日
⑤がん患者・・入院している間 ⑥認知症患者・・入院より1ヶ月 ⑦障がい者・・期限なし

ここで問題なのが、法律上は期限を過ぎたら回復途上であったとしても、保険適用でリハビリを受けられないこと。
そうなれば自費でとなりますが、お金持ちでもない限り自費で出来る期間も限られますね。

そのため、実質的には医師の配慮で回復がある程度見込めるまで期間を少し伸ばしてもらっているようです。
高齢化社会が進展する中で、これから問題化すると言われているのが「リハビリ難民」・・・

西城さんは、仕事以外の時間はほとんどリハビリに費やしていたようですが、
それが出来るお金がなければ、筋トレやストレッチなど自分でリハビリを行うしかなくなる・・・

私の対象となる分類は「運動器」となりますので、リハビリを受けられる期間は約5ヶ月・・・
7月位には仕事に復帰をと考えていますが、足のしびれが保険適用の間に消えてくれるかどうかは何とも・・・

今から仕事への復帰後のリハビリ体制のことを考えておく必要がありそうです。
我々が高齢者の域に達する頃には、可能な限り自己完結出来るようにならないといけないのかも知れませんね。

リハビリや介護さえも・・・
介護を自分で出来れば介護ではないのですが・・・

2018年5月25日


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「フェイスストレッチ」で顔と心を柔軟に~身体のストレッチをやる人は多いですが・・・

2017-11-25 11:40:17 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

尿路結石のせいで、もう何十年も続けて来たのにこの3週間全く出来ずにストレスだったことが一つあります。
それは「ストレッチ」・・・

私のストレッチ歴は長く、かれこれもう30年以上になります。
ジョギングやマウンテンバイクなどのスポーツが好きで、そのウォーミングアップとして始めたのが最初・・・

マウンテンバイクのやり過ぎで左膝の半月板を損傷したため、剥がれた軟骨を切除する手術を受け、
それから膝を酷使するスポーツがドクターストップとなりました。

それをきっかけにスポーツから遠ざかり、子育ての代償で発症した腰痛の痛みを緩和する目的も相まって、
以前はウオーミングアップのためのストレッチそのものが、自分の日課としても大事な運動となりました。

長年やっている内にメニューのプラスマイナスを経て、自分ながらの独自メニューが出来上がりましたが、
やり方はそれぞれながら、何らかのストレッチをやっている方は多いのではないかと思います。

・・・ところで「身体ではなく、顔のストレッチをやったことがありますか?」

アッピアもそうでしたが、女性の方は化粧や洗顔の際にマッサージをされる方も多いかも知れませんが、
「ストレッチとして毎日欠かさずやっています」という方は少ないのではないかと思います。

実は、私も数年前まではそんなことは考えたこともなかったのですが、今ではもう日課になっています。
テレビを観ながら、歩きながら、PCに向かいながら・・・などの「ながら『フェイスストレッチ』」

きっかけは、仕事で某セミナーの講師を担当するようになったことでした。
セミナーの内容は「『笑顔』が良い人間関係や幸福感に繋がり、良い人生をもたらす」と言うもの・・・

「素敵な笑顔」や「良い表情」を持った人は、基本的に顔の筋肉が柔らかいんですよね。
俳優、タレント、アナウンサーなど容姿を仕事にしている人の多くは、そのためのトレーニングをしています。

自分が顔の筋肉をしっかり使っているかどうかは「変顔」をしてみると判ります。
顔の筋肉の柔らかい人は色々な「変顔」が自由に出来ますが、硬い人はあまり上手く出来ません。

顔には、表情に関係する表情筋だけでも30種類以上あり、細かくは600種類以上の筋肉があるのですが、
普段の生活で使っているのはたったの20~30%程度と言われています。

そして、普段使わない筋肉は、重力の関係で年齢と共にたるみやしわとなってしまいます。

身体を柔軟にし、たるませないために一生懸命ストレッチをやっているのに、
最も目立つ顔をほったらかしにしているのは、考えてみれば何とももったいないことですよね。

顔の主な表情筋と言われる筋肉を柔軟にするには、それに応じた色々なストレッチのやり方があるのですが、
特に目と口を意識するとその周りの筋肉も動くので、効果が高いです。

目は、閉じたり見開いたり、眉を上下に動かしたり、左右のウインクを繰り返すのが基本動作です。

口は、色々な口の形を作るのが基本ですが、口輪筋を柔軟にする気軽なストレッチの一つとして、
「まいう~」をお勧めします。(これは私が勝手に考えたものです・・・念のため)

「まいう~」と言う言葉は、タレントの石塚英彦さんが「美味い」と言うことを表現する言葉です。

この「まいう~」を、口を最大限に動かして大袈裟にやります。
「ま」で大きく開き、「い」で思いっきり横に引き延ばし、「う」で思いっきり尽きだしてキスの口をする。

これを10回も繰り返すと口の周りが熱くなって来ますが、熱くなれば筋肉がしっかり動いている証拠です。

以上はあくまで一例で、顔の筋肉を柔軟にするためには本当に色々なストレッチ方法があります。
興味のある方は「フェイスストレッチ」などで検索してみてください。

そして、一番いいのは「良く笑うこと」・・・笑うことで顔の筋肉も良く動き、自然なストレッチになります。
しかも、笑うことで心が安定し幸福感も得られる・・・

普段から大いに笑い、遊び感覚で「フェイスストレッチ」もして、楽しい毎日を送りたい・・・ものですね。

2017年11月25日


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幹事として「お店選び」のコツは?~1年間クラス委員を務めて学んだこと

2017-02-11 00:53:49 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

初めての中学校生活であった息子ですが、中1としての学校生活も1ヶ月半を残すのみとなりました。
本当に早いものですが、親子共々中学校のスタート時期をしっかり楽しめたかなと思っています。

息子も、部活や初めて経験する色々なイベントに積極的に参加し楽しんでいましたが、
私もこの1年は、クラス委員として貴重な経験が出来ました。

クラス委員で大変ながらも一番楽しいのは、「クラス保護者親睦会」の幹事ですね。
学期毎に1回の頻度で開催し、ちょうど今は3月に行う3回目の会の準備を進めています。
学年が上がる毎にクラス替えとなるため、現クラスでは最後の打ち上げ的な会となります。

「学校の保護者親睦会」に参加された経験がある方も多いと思いますが、
学校行事の保護者会とセットで行う茶話会や、レンタルルームを利用したパーティ形式など、
色々なタイプのものがありますね。

クラスによってやり方はそれぞれですが、学校のある場所が大きな街でお店に困らないこともあり、
私はいつもお店でのランチコースを選択しています。
そこで大事なのが、何と言っても「お店選び」・・・

「お店選び」は大変な面もありますが、自分好みのお店を選択できると言う幹事としての特権もあります。
私ともう一人の委員はどちらもフレンチ・イタリアンが好みなので、いつもそのようなお店となります。

ただ、お店となるとそれなりにお金がかかる分「失敗出来ない」と言うプレッシャーもあります。
「手頃な値段で、雰囲気良く、料理も美味しく、居心地良く楽しめる」がキーワードでしょうか?
色々なお店を食べ歩いてみれば一番良いのでしょうが、そんな時間もお金もありませんので、
「いかに効率よく良いお店を探すか」がポイントになります。

これまで「お店選び」をやりながら、少しは掴めたかなと思うコツを以下にまとめてみました。

1)実際に料理を食べるかどうかは別として「下見」は必須

毎回、ネットでピックアップした数軒のお店を見て廻るのですが、「ここだ!」と思えるお店は少なく、
ほとんどが没となります。ネットの情報のみでお店を決めるのはリスクが高すぎます。
マイナスポイントはわざわざネットに載せないため、ネットでは表面上の良い部分しか見えないんですよね。

2)お店の外観や周りの雰囲気が良くないところは、いくら他の要素が良くても没

せっかく美味しい料理のお店であっても、お店の外観や周りの印象で大幅にイメージダウンします。

<<ネット上の要注意コピー>>
◆「歴史のある」「老舗」⇒お店が古い、古ぼけている
◆「喧噪を離れた閑静な場所」⇒街中でそう言う場所は、大抵いかがわしいお店やホテルが建ち並ぶ

3)スタッフの対応、客層も大事なポイント

25人~30人となると店内での位置や席の配置も重要ですので、その辺りも確認しながら、
スタッフの対応の善し悪しや客層もチェックします。
中学生の保護者が集まるのに、ギャルがウヨウヨいるようなお店は当然合わないですからね。

<<ネット上の要注意コピー>>
◆「こぢんまりした」⇒狭い
◆「いつも大勢の客で賑わう」⇒うるさい、騒々しい

4)決めては何と言ってもお店に入った瞬間の第一印象

色々と書きましたが、最初にそのお店に入った瞬間に受ける印象でほぼ決まります。
ランチタイムのためお店の雰囲気が明るいのは絶対条件ですが、
お店に入った瞬間に感じる「ああ、いいお店だな」・・・この感覚に全てが集約されているように思います。

人もお店も一緒・・・この出会いが楽しいので「お店選び」は止められないですね。

2017年2月10日 アッピア夫


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「世界の首脳を幼稚園の砂場で遊ばせてみたら・・・」~トランプ大統領就任に当たり

2017-01-20 23:07:49 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

1月20日の今日(日本時間では21日早朝)、トランプ氏が第45代米国大統領に就任します。これまで米国大統領の就任式はそれなりに楽しんで来ましたが、これ程不安感を持って就任を見守ると言うのは生まれて初めてかも知れません。

昔、ロバート・フルガムと言う人の書いた「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」と言う本がベストセラーになりました。何となくそれを思い出し、各国の首脳を幼稚園児として、砂場で遊ばせてみたらどんな感じになるだろうと勝手に想像を巡らせてみました。他愛のない話ですが、宜しければお付き合いください。

ここはインターナショナルスクールで、色々な国籍の子供が通っています。その幼稚園の砂場での光景です。

日本人の安倍君は、社交的な性格でたくさんの友達がいます。オバマ君と言う気の合う友達もいましたが、残念ながら転校してしまいました。ある日、安倍君が砂場で遊んでいると、周君がやって来て「これは僕のものだ」と言い始めます。安倍君は「違うよ、これは前から僕のものだよ」と言いますが、周君は「違う、前々から僕のものだ!」と言い張って聞きません。周君は幼稚園ではわがままで有名です。

そこにプーチン君がやって来て、そのやり取りを黙って聞いています。プーチン君は以前に安倍君から強引に奪ったものがあるので、とばっちりを受けたら大変だと思い、皆の様子を窺いながら一人で黙って遊んでいます。時々、誰かが声をかけるのですが仲良くしようとはしません。プーチン君も頑固さではなかなかです。

少し離れた場所で仲良く遊んでいた別の友達数人が突然仲間割れをし始めました。その内の一人であるキャメロン君が機嫌を悪くし「僕はもう抜ける」と言い始めました。他の子供達はいっせいに「いいよいいよ、勝手に抜ければ・・・」と言い始めました。

そうやってざわざわしているところに、今日保育園に転校してきたばかりの新入生がやって来ました。その新入生は身体が大きく、まだ転校して来たばかりなのにかなり生意気そうです。

一人で遊んでいる子のところにずかずかと入って行って「ここからは僕の陣地だから、君が入って来ないように砂で壁を作る」と言い出します。そう言われた子は当然面白くありませんが、何しろその新入生は身体が大きく強そうなので何も言えません。

その新入生は、これまで仲の良い子達のグループに入らず静観していたプーチン君に「一緒に遊ぼうよ」と声をかけ一緒に遊び始めます。それまで他の子と仲良くしなかったプーチン君もまんざらではなさそうです。そこに周君がやたらちょっかいを出してくるので、新入生は「お前は嫌いだ。あっち行け!」と冷たくあしらいます。

そこに先生がやって来て「ほらほら、皆で仲良く遊ばないといけないよ」と諭しますが、新入生は「僕は自分の思い通りにやる!自分の得にならないことはやらないから・・・」と、かなり厄介者のよう。

「やれやれ、大変な子が入って来た。これからこの保育園はどうなるのでしょう?」・・・先生は子供達を眺めながらそう呟くのでした。

2017年1月20日 アッピア夫


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「ボウリング」をしながら考えた「ボール遊び」について~体育の日に

2016-10-14 22:58:50 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

ミッコさん、コメントを有難うございました。正にミッコさんの息子さんのように、ピアノをずっと趣味として楽しんでくれることが親としての願いです。また、コメントの通りこれはアッピアの願いでもありますね。

さて、10月10日の体育の日に、珍しく二人とも予定がなくフリーであった私と息子は、体育の日でもあることだし何かスポーツをと、「卓球」か「ボウリング」をやることになりました。

「卓球」は、息子が小学生の時に友達とよくやっていましたが、中学生になって卓球仲間とはなかなか時間が合わなくなり、前々から「時間があれば行こうよ」と言われていました。「ボウリング」は夏休みに中学校の友達とやって楽しかったらしく、ただまだ上手くないので「時間が出来ればコーチ役になる」ことを約束していました。

結局「ボウリング」に行くことに決まり、夏休みからの約束が秋も深まる10月になってやっと実現しました。

息子との「ボウリング」は今回が2回目・・・1回目はまだ3~4歳の頃で、アッピアと一緒に両手でボールを転がしていました。「ボウリング」と言うよりも「ボール転がし」と言った方が正しく、それ以来のため10年振りとなります。

朝早く行ったにも関わらず混んでいて30分位待ちました。「なぜこんなに朝早くから人気なのだろう」と不思議に思っていたら、そのボウリング場は24時間営業で、朝5時から「投げ放題プラン」というのがあり、安い定額料金で好きなだけゲームが出来る。それじゃあ朝早くから混むはずです・・・

息子が投げる後ろ姿を見ながら、両手で転がしていた頃の光景とダブり、何とも感慨深い気持ちになりました。ただ、ボウリングの技術はまだまだ・・・スコア的には2倍もの開きがあり、「凄いな~」と言われる度に「よしよし・・・まだ優位に立てるものがあったぞ!」と悦に入っていました。

話は変わり、息子と父親の遊びとしては「ボール遊び」が多いもの。キャッチボールやドッヂボール、サッカーなど・・・息子がまだ小さい頃は、様々なボールやグローブを一揃い持って公園に連れ出し、色々なボール遊びを散々やってお互いにクタクタになるまで遊んでいました。

砂地の公園でやることが多かったので、家に帰ると息子の靴の中は砂だらけ・・・息子の靴を玄関でひっくり返したアッピアは、溢れ出る砂によく悲鳴を上げていましたね。

因みに、今はほとんどの公園が「ボール遊び禁止」です。公園で「ボール遊び禁止」なら、広い空き地もない町ではいったいどこでやれと言うのか?私は親が付いていて人に迷惑をかけないことを前提に「禁止」を無視してやっていましたが・・・

「ボール遊び禁止」の影響なのか、最近は親子のキャッチボールの光景もめっきり見なくなりました。ドッヂボールやサッカーは子供同士小学校の校庭でも出来るとして、今どきキャッチボールは子供同士ではやりませんので、キャッチボール経験がないまま成長することを危惧します。

「たかがキャッチボール、されどキャッチボール」・・・キャッチボールが出来なくても日常生活で困ることはありませんが、物を目標に向けて真っ直ぐ投げたり、物を投げる時の腕のしならせ方や下半身のバランスの取り方などの技術を身に着けていないと、本格的にスポーツをやったり、場合によっては自分の身を守ったり・・・いざと言う時に支障になるような気がします。

なぜか「ボウリング」をやりながら「ボール遊び」のことを考えてしまいましたが、時々「ボウリング」を「ボーリング」と勘違いしている人がいますね・・・「ボーリング」は穴掘りですよ~!

2016年10月14日 アッピア夫


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「日常」と「非日常」~キャンプとSMAPとオリンピックと・・・

2016-08-20 00:58:07 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

今年は(今年も・・・?)猛暑が続きますね。
夏休みは、息子共々八ヶ岳で行われた4泊5日のボーイスカウトのキャンプに参加しました。毎年恒例のイベントで今回が6回目の参加となりますが、去年は塾の夏期講習で実質的な夏休みが2日しかなく参加を断念したため、2年振りの参加となりました。

息子は、キャンプから戻ってすぐに部活の大会があり、来週からは部活の合宿となります。今週はずっと大会に参加していましたが、さすがの10代もキャンプから続いての試合はきついようで、毎日9時頃にはソファで寝込んでいます。私は・・・と言えば、毎年のごとくキャンプの疲れを背負いながらの仕事がきつく、やっと疲れを癒やせる週末を迎えました。「日常」から「非日常」に入るのは何の障害もないのに、「非日常」から「日常」に戻るのはなかなか大変です。

今回のキャンプの参加者は総勢122名・・・中にはスカウトの妹弟も数名いるため、3歳位~60歳代まで相当幅広い年齢の人々が1カ所のキャンプ地に集まり、ひとときの共同生活を過ごします。日中は、朝の食事の準備から始まり、朝礼、買い出し、食事の用意と片付け、諸々のイベントの用意と参加・・・一日中動き回った後は、入浴後に疲れと共に襲ってくる眠気をこらえながらの飲み会・・・ほぼ連日睡眠3~4時間の生活が続きます。毎年グダグダになって帰って来るのに、なぜかまたすぐにキャンプ地に戻りたくなるんですね。

息子がまだ小さい頃は、ボーイスカウトのキャンプ以外に幼稚園時代の友だち3家族でのキャンプも毎年行っていました。アッピアが亡くなってからも、小学5年生まではプライベートなキャンプも続けていました。さすがに中学生になって、それももう卒業となりましたが・・・

私の夏休みの原体験は、親の友人家族が集まって行っていた毎年恒例のキャンプにあります。紀ノ川上流の河原にテントを張っていましたが、今のようにきっちりしたキャンプ場などない時代ですので、毎年好きなところに自由にテントを張って好きなように楽しんでいました。全部で40~50人はいたように思いますが、自分も含め子供もわんさといて、川で泳いだり、魚釣りをしたり、野外遊びをしたり・・・飽きもせずに自然の中で遊び尽くしていましたね。

高校生位になると部活が忙しく親と遊びに行くことにも抵抗感が強くなりますので、中学生位まで行っていたでしょうか・・・その中に少し年齢が下のすごく気になる女の子がいて、その子が川の中ではしゃいでいる笑顔がずっと頭に焼き付いていて今でも動画として鮮明に思い出せます。思春期の時の淡い思い出ですが、この頭の中の数秒間の映像は死ぬまで消えないのでしょうね・・・

話は変わり、キャンプの最中に「SMAP解散」のニュースが飛び込んで来ました。今、色々なところでこの話の花が咲いていると思いますが、彼らのようなアイドルは、それこそ「非日常」的な世界こそが「日常」なんですね。我々はひとときの「非日常」から必ず「日常」に戻って行きますが、「非日常」的な世界でずっと生きていくのは、想像以上に大変なのだろうと思います。

今回の件で思い出したのが「ABBA」・・・私が中学生の時に一世を風靡した世界的なポップグループ。元々二組の夫婦が4人組となって売れに売れまくったのは、同世代の方々は十分過ぎる程ご存じだと思います。世界的なアイドルとなった後、結局彼らは突然解散すると共に二組とも離婚し、音楽活動からも遠ざかってしまいました。今程情報が発達していない時代ですので何があったのかは全く分かりませんが、十分過ぎる程のお金はあるはずなので、今はそれぞれが優雅な生活を送っているのだろうとは思いますが、「今はそれぞれが本当に幸せな生活を送っているのかな・・・?」と想像してしまいます。

「SMAP」もそろそろ「SMAP」と言う偶像の世界から脱して、それぞれがそれぞれの得意分野で自由に、ある意味「日常」的に活躍していく時期なのでは・・・おじさん世代に入って来た彼らがアイドルを卒業して個性をどう発揮していくのかを見守りたいなと思います。

最後に、「非日常」と言えば今はまさに「リオオリンピック」・・・メダルラッシュでこれだけ毎日毎日感動出来るのは究極の「非日常」・・・22日の閉会式までこの素晴らしい「非日常」を楽しみ尽くしましょう。

2016年8月19日 アッピア夫


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「ついに『ブラック部活』まで」~「ブラック企業」「ブラックバイト」と来て・・・

2016-08-06 00:03:15 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

先日、NHKの「クローズアップ現代+」で「ブラック部活」の特集をやっていましたね。前々回のブログで、「息子の夏休みの部活が我々の頃と比べて厳しくないとことが羨ましい」と書きましたが、学校や顧問によってはとんでもない部活もあると言うことを知り驚きました。

取り上げられていたのは、ある高校の野球部と吹奏楽部でしたが、隠し撮りされた練習中の顧問の発言は耳を疑うものでした。暴言や人格を否定するような発言は当たり前で、中には暴言を吐きながら机を足で蹴るような音など、これじゃあまるでヤクザ・・・これでは不登校や鬱病になる生徒がいてもおかしくありませんね。

「ブラック企業」「ブラックバイト」が社会問題化し、ついに「ブラック部活」まで・・・

私は、中高校時代はバスケットをやっていました。練習はそれなりに厳しかったですが、顧問の存在はあまり記憶になく先輩が指導役になり、かなり自主性に任された練習をやっていました。顧問や先輩から暴言を吐かれたりしたことも、部内でのいじめなどもありませんでしたし、和気あいあいと楽しくやっていましたね。強い部では全くありませんでしたが・・・但し、真剣にやってのミスは何も言われなかったものの、不真面目にやったり手を抜いた上でのミスはきつく窘められました。部活も「教育の一環」ですので当然のことだと思います。

しかしながら、今回取り上げられていた部活は「教育」とはほど遠く、ほとんど顧問の独裁・・・一方的な個人攻撃と絶対服従の世界・・・こんな部活なら辞めればいいじゃないかと思いましたが、辞めるのもそう簡単ではない複雑な事情があるようです。

生徒にとっては、「大学推薦」のための内申書の評価が低くなってしまうことの恐れや、自分だけ辞めると「裏切り者」扱いされかねない友達関係、学校での居場所がなくなることへの恐怖感などから辞めるに辞められない・・・

学校としては、厳しい指導の結果高い実績を上げることで学校の知名度が上がり、学校の人気にも影響するでしょうし、保護者も自分の子供の所属する部が好成績を上げると鼻高々で内申書的にも満足。顧問は顧問で、学校や保護者からのプレッシャーを受けつつ、良い成績を上げると自分の評価が上がる・・・

どうも一部の部活の現場では、学校、顧問、保護者が三つ巴になって、生徒を「部活」に縛り付けている・・・そんな構図が見えてきます。こう言う「部活教育」を受けた生徒は、人の顔色を伺う、ミスをすることを恐れ冒険しない、意見があっても言えない、反論できない・・・そのような大人に育ってしまうのかな、と想像してしまいます。

こんないびつな世界は長続きしないし、最終的には誰も幸せにはなれない。部内いじめが当たり前になっていたPL学園野球部の休部(実質的な廃部)がその典型的な例なのかも知れません。

実質、今日のサッカーの試合からリオオリンピックが幕を開けましたね。スポーツはやって楽しみ、観て楽しみ、そしていい意味で国同士の真剣勝負を楽しむ。そう言うものであってこその楽しいイベントなのだと思いますが、ここにも「ドーピング」と言う暗い闇が・・・勝つためには手段を選ばない、見つからなければ良いと平気でズルをする・・・人間って誰でも簡単にダークサイドに落ちる危険性を持った生き物だとスターウォーズが教えてくれています。

これまで何人の選手がドーピングのお陰で活躍し脚光を浴び、それが発覚する度に白けさせられてきたか・・・出来るだけそのことは考えないようにして、オリンピックを楽しみたいと思います。

何も考えずにピュアにスポーツの祭典を楽しめた子供の頃が懐かしい・・・

2016年8月5日 アッピア夫


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「LINEでつながる卒業後」~今どきの小学生事情

2016-04-01 22:59:36 | 最近考えること
☆アッピア夫です。息子の小学校卒業と中学入学祝いはスマホとなりました。タイミング的にもちょうど2年縛りの狭間の買い替えのタイミングがこの3月だったこともあり、二人ともガラケーからスマホに乗り換えることになりました。

私はスマホの高い通信料がどうしても納得できず・・・かと言って、格安スマホは「安かろう、面白くなかろう」と思っていて、ずっとガラケーのままでした。アッピアがちょうどスマホに換えようとしていたので、「それをちょこっと使わせてもらってからでいいや・・・」と思っていたら、それどころではない状態になりタイミングを逸したこともありますが・・・

今回、スマホに換える上で「出来るだけ費用を安く抑えるためにどうするか」を徹底的に調べました。そうしたところ、「格安スマホ」と言われる安い通信料でも機能的に遜色ない機種も結構増えていて、大手通信キャリア程のデータ容量ではないものの普通に使うレベルには充分な容量で、しかもかなり通信料を抑えられることが分かりました。

まずは、息子と相談して気に入った機種を決め、それが使える格安通信会社を比較検討して決めました。その結果、二人で3000円ちょっとだったガラケーの通信料が、何とそれよりもまだ安い通信料で二人分のスマホが使えるようになりました。データ容量もヘビーに使わなければ問題ない上に、息子の使い過ぎ防止にもなりました。

長年使ってきた通信会社に契約解除の連絡をし、「今だとこういう割引があるんですが・・・」「長年使っているので買い替えの場合はこんなに割り引けますよ・・・」と必死に食い下がる対応者の声をシラ~としながら聞いていました。それにしても「大手通信の2年縛りって一体何?今どきそんな殿様商売がどこにあるの?」って思うのは私だけでしょうか?政府もスマホの通信料の高さを問題にしたことが影響したのか、大手通信キャリアを解約する人が増えているようですね。「殿様商売は続かない」・・・これは資本主義では真理です。

話は変わり、小学校卒業祝いにスマホを買ってもらう子が多いようで、卒業前後から子供たちの間ではLINEの交換が日課となりました(もちろん放課後ですが・・・)。卒業後はさらにスマホが増殖し、今では息子の同級生内のLINE友達は50人を超えました。卒業生が169名なのでその多さにビックリです。周りがスマホを買っているので子供にせがまれ慌てて買わされている家庭もあると思いますが・・・

昔は、学校を卒業すると会う人は会うけれども、合わない人は全く会わなくなりましたが、最近は卒業しても多くの同級生とLINEで繋がっていられる・・・つくづくいい時代になったものだと思います。「スマホがあるから卒業しても全然寂しくないよ!」との息子の言葉に納得です。「半年に1回は皆で集まろうぜ!」・・・卒業式の羽織袴と言い、今の小学生はまるで昔の大学生・・・自分も大学の卒業式で同じような会話をした気がします。

2016年4月1日 アッピア夫


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「小学校卒業とともに訪れたつかのまの自由」~少しだけ解放感

2016-03-25 23:35:44 | 最近考えること
☆アッピア夫です。小学校生活を終えた息子は、まるで檻を抜け出た動物のようにやりたい放題、行きたいところに行き放題の毎日です。今は自由の身ながら中学生になると、今度は部活や中間試験、期末試験の洗礼を受けることになるので、「今は好きなだけ自由にしていいよ」・・・と言いつつ、「自分も・・・」と言うのが本心です。

毎日のように友達と公園で待ち合わせ、フードコートでお昼を食べ、週に1度のペースでディズニーランや遊園地に遊びに行き・・・これだけ自由に遊びまわっているのを気持ち良く見ていられるのは、自分も解放感を味わっているから・・・でしょうね。

昨日は、仕事から帰って来ると、マンションの入り口で自転車に乗った息子と友達が楽しそうに会話・・・それを見て「やっぱりこれが小学生だよ!」と心の中で呟いていました。私よりも毎日遅く帰ってくる息子の第一声は、「ああ今日も楽しかった」・・・羨ましい位自由を満喫しています。

中学受験を決めたのは、アッピアも含めて3人の合意ですが、元はと言えば、息子が4年生の時に塾に行き始めた友達を見て「自分も行かせてほしい」と言い出したのがきっかけでした。

☆「塾に行くのは中学受験のためなんだよ。」
★「分かってる。俺、受験したい。」(絶対に分かってないね・・・)
☆「私立ってすごくお金がかかるんだよ。」
★「俺、弁護士になりたいから私立でいっぱい勉強する。」(因みに、当時は「弁護士」になりたいと言っていた息子の将来の夢は、「文房具デザイナー」に変わりました)

そういうやり取りがあった後に、「本気でちゃんと勉強するつもりがあるなら塾に行かせてあげる。但し塾もお金がかかるから、4年生で気持ちが変わらなかったら5年生からだったらいいよ」・・・と言うことで本人も納得。

その直後からアッピアは最期の入退院を繰り返すことになり、受験の話はどこかに・・・そして、入塾に向けて4年生の12月に塾の体験を申し込んでいたアッピアはそのひと月前に他界。私は体験の申し込みすら知らず、体験前に塾からの郵便物が届いて初めてそれを知ることに・・・

こうしてアッピアの他界後、まだ気持ちの整理もつかない中で始まった受験生活。私は仕事、家事、学校、塾、ボーイスカウトの5つのことをこなさなければならない日々に突入。それから2年経ち、やっと得られた束の間の自由・・・

・・・と言っている内に、中学入学後は毎日のお弁当づくりが始まります。入学のための準備もやらなければなりません。でも今のこの少しの解放感だけはしっかり味わっておきたいです。

2016年3月25日 アッピア夫


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