波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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学校最後のイベント「中学合唱コンクール」~今年は見事グランプリで有終の美

2019-02-23 21:16:38 | 感動の出来事(学校イベント)
今週は、中学最後のイベントとなる「中学合唱コンクール」でした。
高校では合唱コンクールがないため、学校生活としても最後の合唱コンクールとなりました。

合唱も見納めと言うことでこちらも気合いを入れて聴きに行きましたが、
中1で学年優勝、中2で学年準優勝・・・と来て、最後となる今回は見事に「グランプリ」に輝きました。

本人にとっては中学校生活の最後に貴重な思い出になったと思いますが、それはこちらも同じ・・・

私は、毎年誕生日休暇をこの合唱コンクールに当てているのですが、
今年は例年に替えがたい素晴らしい誕生日プレゼントを貰ったような気分になりました。

中3の課題曲は、「大地讃頌」・・・
この曲は60年近く前に男女混声合唱のために書かれた曲で、文字通り大地をたたえる壮大な雰囲気の曲です。
合唱では良く耳にする曲ですし、卒業式でも結構歌われているのでご存知の方も多いかと思います。

男女混声合唱のために書かれた曲だけあって、男子と女子のパートのバランスが絶妙で、
徐々に徐々に盛り上がり、最後は壮大にダーンと盛り上がって終わる気持ちの良い曲ですね。

また、もう一つの自由曲は「モルダウ」・・・
こちらはもっと古く140年も前にチェコのスメタナと言う人によって書かれた曲のようで、
故郷を流れるモルダウ川をたたえる曲です。

今回初めて知った曲でしたが、川のうねりや変化する水の流れを描写したようなドラマチックな曲で、
男子と女子の混声がうねるように交差して終わる最後のクライマックスには、鳥肌が立ちました。

この2曲を聴いた後は「これはいけるかも・・・」とは思ったものの、本当にグランプリを獲るとは・・・

これで息子の合唱も聴き納めとなりましたが、大地をたたえ、川をたたえた曲での快挙に、
合唱と言うイベントに3年間真剣に取り組んできた生徒たちを称えたいと思います。

また、息子の合唱コンクールに参加する中で様々な合唱曲にも興味を持ち、
また初めて知る曲も多く、自分にとっても大変有意義なイベントでした。

世の中には、まだ自分が聴いたことがない曲、耳にしたことがあっても曲名や背景も知らない曲がたくさんあります。
こう言う機会にそう言った新しい曲を知ることも音楽の楽しみの一つです。

今の時代、自分の興味次第でYou Tubeでいくらでも多種多様な曲を聴けるのは素晴らしいのですが、
何かをきっかけにした偶然な出会いと言うのも大切にしたいものですね。

2019年2月23日


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「今年最後のイベント『軽音クリスマスライブ』」~顧問の先生に間違われ・・・

2018-12-28 21:41:05 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

今年も残すところ4日となりました。
色々とあった・・・と言うよりも色々あり過ぎた1年もついに終わろうとしています。

先週末、息子の学校の関連校での軽音のイベント「クリスマスライブ」に息子のバンドが出ることになり、
私にとっても今年最後のイベントとなりました。

そのライブは、息子の学校の軽音部にとってもゲストとして今回が初参加で、中3の3バンドが出演しました。

「学校が違うと随分雰囲気も違うものだなあ」と学生達を眺めながら、保護者席に座っていたところ、
主催校であるその学校の軽音部の顧問の先生が保護者の皆さんに挨拶に来られました。

そして、私のところに・・・

T「顧問の〇〇と言います。失礼ですがお名前は・・・?」
☆「〇〇校の〇〇〇〇と言います。今日は参加させていただき有難うございます。」
T「ああ、〇〇校の顧問の・・・?今年からゲスト参加と言うことでよろしくお願いします。」
☆「あ、いや顧問では・・・」(もしかして私を顧問と間違えている?)
T「すぐに名刺を持って来ますからちょっとお待ちください。」(だから違うって・・・)

早口でせっかちな年配の方でしたので、名前だけで完全に私を顧問の先生と勘違いしているようでした。

私の名字は4文字で顧問の先生は3文字・・・順番の入れ替わりはあるものの顧問の先生の3文字が
全て私の名字に入っているので、聞き間違えて完全に顧問の先生だと思い込んでしまったようです。

「名刺を持って来られたら、勘違いをしっかり伝えなければ・・・」と思っていたところ、
タイミング悪く突然ライブが始まってしまいました。

そして、音がガンガン鳴り出した時に、先ほどの先生が名刺を持って来られました。

T「改めて〇〇です。今日はお世話になりますが、最後までよろしくお願いします。」
☆「こちらこそ・・・あの、私は顧問ではなく・・・」(これだけ音が鳴っていたら聞こえないよな・・・)
T「来年もまたゲスト出演をよろしくお願いします。」(やっぱり通じてない・・・)

結局、その先生は私をゲスト校の顧問と勘違いしたまま会場の体育館から出て行ってしまいました。
私としては間違えられたままでいることが気持ち悪くて、罪悪感すら持ち始めていたのですが、
すぐに息子のバンドの出演順が来るタイミングでもあり、諦めてその後はしっかりとライブを楽しみました。

主催校の出演はほとんどが高校生で、息子の学校はちょうど高校生が行事などの関係から参加出来ず、
参加の3バンド共に中3でしたが、いずれのバンドもそれぞれの個性を発揮して堂々と演奏していました。

3バンドは同学年でも中心的なグループで、今回はたまたま同時に学外でのデビューとなりましたが、
それぞれの出番の時には、他のグループが舞台下で熱く応援して盛り上げている様子が感動的でした。

息子も後で言っていましたが、ある意味ライバルでもある3バンドの仲間意識が強くなったことが、
今回のライブに参加して一番良かったことのようです。

また、違う学校でしかも高校生が中心の中でやりにくいのではないかと思っていましたが、
主催校の生徒も息子達の学校の演奏の時にもしっかりと盛り上げてくれて、
終盤には主催校もゲスト校も関係なく、ひとかたまりになって演奏を楽しんでいたのが印象的でした。

今年の最後にまたまた眩しい青春を感じることが出来、気持ち良く新しい年を迎えたいと思います。
今年は色々と心配をおかけしましたが、温かい応援を有難うございました。

皆さまもどうか良いお年をお迎えください。

2018年12月28日


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「中3学年の軽音発表会」~今の学生に自由と羨ましさを感じて・・・

2018-12-07 23:22:20 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

12月になるとどうしても「とうとう」とか「ついに」・・・と言う言葉を使ってしまいますが、
いよいよ12月に突入しましたね。

先週末は、中3のクラス懇談会に参加しましたが、その裏で「中3学年の軽音発表会」が行われていたため、
ずっとそちらが気になり、気もそぞろで懇談会に出ていました。

「今回、保護者は入れないと思うよ」・・・と息子から聞いていたので、
懇談会終了後、ちょっとだけ覗きに行ってみようと部室兼ライブハウスの教室に行ってみました。

入口にいた顧問の先生に「保護者も入れますか?」と訊いたところ、「良かったらどうぞ・・・」と言われ、難なく中に入ることが出来ました。ヨッシャ・・・

入ってみると、同じように「あわよくば・・・」と言う保護者が数人いましたが、
軽音の部室ですっかり顔馴染みとなった母親から、「来ると思ってました・・・」と楽しそうに言われ、
勝手に同士のようなものを感じました。

学園祭の後に同学年が盛り上がってバンド結成が相次いだため、当日は全部で9つのバンドが出演しました。
息子も従来の男女混合バンドに加えて、新しく結成した男子のみバンドでのデビューも果たしました。

新しい男子のみバンドの演奏は、残念ながら既に終わっていて観ることが出来なかったのですが、
従来の男女混合バンドの演奏を聴くのは3回目・・・結成して1年で随分こなれてきたなと思いました。

また、息子のバンドだけではなく、初期からの5つのバンドはそれぞれにカラーもはっきりして来て、
バンド毎の個性も際だって来ました。

私の中高生時代には、バンドと言えばロックかフォークでしたが、今の学生は基本的にポップスで、
軽快でテンポの良いノリが特徴・・・

今流行っている曲自体もそうですが、いわゆる激しさでも葛藤でも反抗でもなく、
カラッとしている今の学生気質や、豊かで平和な今の時代の空気感の反映なのでしょうね。

中3にもなると色々な分野で活躍する生徒が出て来ます。
スポーツはもちろんのこと、音楽やダンス、写真や美術、スピーチやディベート、ロボット大会などなど・・・

私が中学生の頃は、女子は運動系か文化系に分かれましたが、男子たるものまずは運動でしょ・・・
と言うような雰囲気があり、文化部の男子は運動が苦手な人がやるもの・・・と言うような時代でした。

今の学生の活躍分野がこれだけ多岐に亘っているのを見ると、運動系だろうが文化系だろうが関係なく、
それぞれが自分のやりたいこと、表現したいことを自由にやっているなと感じます。

また、息子の学校では兼部は当たり前・・・同好会や毎年のように新しく立ち上がる部もあり、
中には3つも4つも掛け持ちでやっている生徒もいます。

「〇〇はダメ!」「〇〇じゃなきゃ!」・・・なんて頭から否定する大人にはなりたくないと、
随分いい歳の大人になった今さらながら、自由を謳歌する息子たちを見ながら感じています。

若かりし頃、固定観念で選択の自由を奪おうとする親にずっと反発し続けて来た私にとっては、
きっと今の息子たちの縛られない自由さが羨ましいのでしょうね。

若い時に自分が欲しかった自由を息子に謳歌させて、自己実現しているのかも・・・ですね。

2018年12月7日


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「演劇」で感動し「軽音」で盛り上がり「合唱」で癒やされる~3回目の息子の学園祭

2018-09-08 23:19:24 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

昨日と今日は、息子の3回目の学園祭・・・
昨日は、杖をつきながら朝9時の開始時間から16時の終了時間まで目一杯楽しんで来ました。

あちらこちらと動き回ったため、まだ不自由な足がかなり疲れましたが・・・

今年のスケジュールは、「演劇①⇒軽音(午前)⇒クラス企画⇒各展示品⇒合唱⇒軽音(午後)⇒演劇部②」
・・・と言う流れとなりました。

「演劇」の一つは、色の基本である「三原色」にまつわる7つのショートストーリーで構成された劇で、
サスペンス・ホラータッチのちょっと怖い物語でした。

もう一つの演目は、生徒のオリジナル脚本で、学園祭の後片付けをしながらそれぞれの家庭の問題や、
本人達の抱えるストレスが浮き彫りになっていくと言うリアルな内容・・・

改めて、演劇の「生身の人間が演じる」ことと「考えさせられる感動」がいいな・・・と感じました。

また、「軽音」と「合唱」は、どちらもじっくりと観たのは今年が初めて・・・
「軽音」は、息子が今年から入部しているためですが、「合唱」は時間の合間にフラッと鑑賞しました。

「軽音」も「合唱」もスタイルは違っても、皆で音を合わせて音楽を表現するのは同じ・・・
息子もバンドを始めてから、音を合わせて表現することが楽しくて仕方ない様子です。

「軽音」と「合唱」の違いは「盛り上がる」か「癒やされる」か・・・私はどちらも大好きです。

「軽音」は朝から夕方まで12バンドも演奏するため、各バンドの演奏時間は限られますが、
息子のバンドの学内での発表も今回で3度目となり、発表する度に曲が増え今回は3曲を披露しました。

学園祭では「部室=ライブハウス」での演奏となり、狭いながらも臨場感たっぷり・・・
息子たちの演奏の時には、たくさんの友達が駆けつけてくれて、人数が多すぎて全員立ち見となりました。

私は、ビデオを撮るために椅子の上に乗って観ていましたが、立ち見のライブ感は最高でした。

ライブハウス感覚での盛り上がりを始めて経験する本人も気分が良かったようで、
家に帰っての第一声は「今日の演奏は気持ち良かった~」

また、息子のクラスの今年の企画は「おとぎ話法廷」と言うおとぎ話を題材とした模擬裁判で、
それを傍聴する観客が有罪か無罪を判決すると言うものでした。

「美女と野獣」版と「桃太郎」版の2話があったのですが、息子は「美女と野獣」版の脚本を書き、
「桃太郎」版の被告人である「桃太郎」の証人として登場する「おばあさん」役をやったようです。

笑いありシリアスありで、なかなか面白く、中3の中では一番いい企画賞を獲りました。

また、生徒の展示品の中では、今年から発足した「折り紙研究会」が造った折り紙の作品が素晴らしく、
中でも3000枚の折り紙パーツを組み合わせた大きな球体が壮観でした。

学園祭は、生徒の熱い思いや学生らしいアイデアが一杯詰まっていて、素人感覚や手作り感と共に、
ほとばしる若いエネルギーを感じることが出来て大好きです。

こう言うものを観ると「何でもかんでもコンピュータ化して欲しくない」と思いますし、
「IT時代だからこそのアナログ感、手作り感」の良さを改めて認識することとなりました。

2018年9月8日


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今年も「スポーツフェスティバル」を観戦~中学生最後の年に初優勝

2018-06-08 23:56:59 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

幼稚園の時から運動会の日は例外なく晴れ・・・しかも気温が高くとにかく暑い!
なぜか毎年の決まり事のようになっていますが、今日もまさにそう言う日になりました。

今日は、梅雨の晴れ間の中、息子の学校の「スポーツフェスティバル」を観戦しましたが、
4月の退院後では一番長く外で過ごすことが出来ました。

真っ黒に運動会焼けをして、自宅療養中の身で少し後ろめたさも感じましたが、
ここまで回復して学校のイベントに参加出来たことが嬉しく、復帰に向けて少し自信もつきました。

息子の学校の運動会は、リレーを含めて男女混合の競技が多いこともあり、
「闘うぞ・・・オー!」的なノリがなく、皆が自由に「競技を楽しんでいる」様子で、
運動会と言うよりも名前の通り「スポーツの祭典」的な雰囲気が特徴・・・

赤、紫、青、黄色の4色のチームに分かれて競技を競うのですが、競技以外は基本的に自由で、
クラス毎にデザインしたチームカラーのTシャツかポロシャツをどう着るかも自由・・・

シャツの袖に切れ込みを入れて何本もリボン結びする女子・・・
シャツの裾全体に切れ込みを入れて、見とれる程の芸術的な装飾を施す女子・・・
中には、シャツのあらゆるところに切り込みを入れてファスナーを縫い付け、開けたり閉めたり・・・

チームカラーに合わせた髪の毛の染色は当たり前で、地肌で色々な形を描く芸術的な髪結いや、
花冠、様々な髪飾りなどをいかにセンス良く装飾するかと言う競技以外の競い合い・・・

顔や体のペインティング、入れ墨シール、着ぐるみ、変装などとにかく自由自在な自己主張・・・
保護者の間では「仮装運動会」と読んでいますが、眉をしかめる人はおらず、保護者も楽しんでいる。

中には着ぐるみを着てサポート役で審判をやっている先生もいるものの、
そう言うことに興味のない生徒は特に何もせず、何かをしないといけない訳ではなく本人の好き好き。
あっさりした息子は、去年同様に髪の毛をチームカラーに染めていましたが、それだけ・・・

なぜ、運動会がこんなに自由なのかと言うと、生徒自身が企画から運営までの全てを行っていて、
生徒が「こう言う運動会をやりたい」と言うものを形にしているからなんですね。

練習に練習を重ねて、勝っても負けても応援団長が大泣きするような小学校の熱い運動会も好きでしたが、
生徒も保護者も自由に楽しんでいる今の「お祭り運動会」も好きです。

大事なのは、自由だからと言ってふざけたり進行を妨げたりする生徒がいないこと・・・
自分達が運営しているので、スムーズな進行のために皆が協力的で、競技そのものは真剣です。

ところで、先日「運動会」に関して気になる記事を目にしました。

共働き家庭が増えて、場所取りや弁当の準備が大変だったり、保護者が一日拘束されることが負担なため、
運動会を午前中だけに短縮する学校が増えつつあるとのこと・・・

中には運動会の騒音の苦情が増えていることもあり、短縮を余儀なくされていると言う学校も・・・

この記事を読んで、言いようのない寂しさを感じました。

午前中だけちょっと見て終わり・・・と言う授業参観のような運動会でいいの・・・?
運動会が半分になれば子供達の参加競技も半分に減って、それで子供達に満足感や達成感はあるの・・・?

運動会当日が大変なのは昔からで、大変さ以上に子供達や保護者にとっても意義あるものだからこそ、
ずっと丸一日かけて行われてきた学校行事・・・

考え方は人それぞれでしょうが、「大変だからこそ大きな満足感を得られるし、家族の絆も深まる」
・・・私はそう思いたいです。

今日は、息子のチームカラーの青が優勝・・・
クタクタになって帰って来た息子は、中学最終学年での初優勝を満足げに布団に入りました。

2018年6月8日


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「学年最後のイベント『合唱コン』」~今年は学年準優勝・・・

2018-03-02 23:36:01 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

今週は、毎年恒例の中学最後のイベントである「合唱コンクール」がありました。
息子のクラスは去年は学年優勝でしたが、今年は準優勝・・・

息子のクラスが学年のトップバッターで「今年もなかなかいいな・・・」と聴いていたら、
次のクラスの合唱を聴いた途端に「こっちの方がもっといい」と思いました。

終わってみると、2番目のクラスが学年優勝で、息子のクラスは準優勝・・・

課題曲と自由曲があり、息子のクラスの自由曲は「スキマスイッチ」の「奏(かなで)」・・・
私も好きな曲ですが、最近の合唱曲は本当にJ-POPが多いですね。

自由曲は、生徒が自分達で決めるため、定番曲よりも馴染みのあるポップス曲になるのでしょうね。

ここ10数年は、NHKの「Nコン」中学生の部のテーマ曲を人気アーティストが提供しているため、
「Nコン」のテーマ曲も多く歌われていました。

去年の息子のクラスも、「Nコン」のテーマ曲であったflumpoolの「証(あかし)」・・・
今年の学年優勝曲は、初代ポップス版「Nコン」テーマ曲でもある森山直太朗の「虹」・・・

セカオワの「プレゼント」
アンジェラ・アキの「手紙~拝啓、十五の君へ」
いきものがかりの「YELL」

・・・などなど、私も「Nコン」テーマ曲で好きな曲が沢山あります。

私の学生時代は、合唱で歌った曲で覚えている曲は1曲もない程、馴染みのない曲ばかりでした。
最近は合唱曲もポップス化して本当に馴染みやすくなりました。

この10年位、「Nコン」中学生の部優勝校とテーマ曲を提供したアーティストとの共演するドキュメントを
毎年必ず観ているのですが、自然と涙が出て来ます。

多感で悩み多き中学生が様々な想いを抱えながら真っ直ぐに歌う姿や、
自らも通ってきた複雑な時期に思いを馳せて曲を創ったアーティストが今の中学生に贈る多彩なメッセージ・・・
そして大人と子供が音楽を通して時代を超えて想いを共有する瞬間・・・

多分、そう言ったことに感動するんでしょうね・・・つくづく「音楽っていいな」と思える瞬間です。

今回のコンクールで、学年最後のクラスが歌った自由曲が「WINDING ROAD」・・・
絢香とコブクロが共同制作して歌った曲で、私も大好きな1曲です。

ジャズテイストの曲なので、相当ハードルが高かったと思いますが、
ノリノリの楽しい雰囲気で最後を締めくくってくれました。

合唱曲としては難しいこの曲に挑戦したその意気込みと、
お陰で楽しい気分で会場を後にすることが出来たことに感謝・・・

「やっぱり音楽っていいな」

2018年3月2日


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「豪雨の中での試合に感動する保護者」に感動~台風の中の部活の大会最終日

2017-11-03 22:30:31 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

先週末は予報通り台風が日本を縦断し、2週続けて全国的に大荒れの天候に・・・
日曜日、関東でも豪雨となり午後から夜にかけて相当激しく降りました。

息子のサッカーの大会の最終日であったその日は、さすがに中止か延期だろうと思っていたのですが、
予定通り決行され、息子は土砂降りの中を出かけていきました。

親としては、無事に帰るまで心配し通しでしたが、
夜9時過ぎに全身ずぶ濡れで帰宅した息子に訊くと、土砂降りの中のグラウンドはまるで池・・・
ボールは転がらず、すっころぶと水しぶきを上げながら水たまりにバシャーン!
さらに、試合結果はコテンパンのボロ負け・・・

疲れ切って帰った息子は、テスト期間中で翌日もテストのため、
その日は言葉も少なく「熱がありそう・・・」とぐったりしながら早々に寝ました。

そして、次の日の月曜日は部活保護者LINEで、朝からやり取りが飛び交いました。
仕事中でじっくり見ることが出来ない私は、お昼休みに一気にその内容を読むことになりました。

「台風で土砂降りの中、しかもテストの最中に何も無理にやらなくても・・・」
と言うような内容なのかなと勝手に想像していたのですが、読んでみると正反対の内容が・・・

「この悪天候で、しかもわざわざテスト期間中に行われる試合とはどのようなものか・・・」
と悪天候の中、興味津々で初めて観戦に行った一人の父親・・・

慣れないグラウンド状態で次々とゴールを決められる一方的な試合内容にも関わらず、
決して腐らずに最後まで必死にボールを追いかけていた子供達の姿に感動してうるっと来たようで、
冷え切った身体に少しでも温かいものをと、試合後に温かい飲み物を差し入れてくれたようです。

LINEの内容は、その方への感謝と頑張った子供達を労うものでした。
私は、その父親の温かい思いとLINEの内容に感動し、そちらにうるっと来てしまいました。

学校から離れた場所にグラウンドを持つ息子達の平日の練習は、専ら近くの公的なグラウンド・・・
しかも雨だと使用中止となるため、その場合は学内での基礎トレーニングが中心となります。

雨の中での試合経験も少なく、土砂降り状態での試合など全く初めて・・・
元々弱小チームである上に、悪条件が重なると当然のことながらコテンパンにやられてしまいます。

今回の試合はまさに息子達のサッカーに対する気持ちを試される試合だったように思いますが、
ひたむきに相手に向かって行くチーム全員と、それを応援し温かく迎える保護者・・・

今回の試練の試合で得たものや保護者の温かい思いに、それぞれが感じるものがあったのでは・・・
そう言う意味でも、今回の試合は貴重な一戦になったように思います。

結局、こう言う試合こそが一番思い出に残るんですよね。
そして「俺たちはこう言う試合を経験しながら強くなったんだ」と、いつか言えるようになると良いのですが・・

2017年11月3日


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「命よりも大切な記憶がある」~息子の2回目の文化祭に参加して出会った言葉

2017-09-08 22:48:49 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

今年の9月はここ数年感じたことがない位、秋らしい9月になりましたね。
「ぱんだ」さん、いつもブログを読んでいただき、またコメントをいただき有難うございました。

サッカー日本代表は本当に久し振りにスカッとする気持ちの良い試合でワールドカップ出場を決め、
盛り上げてくれましたので、これをきっかけに息子のサッカー部員も増えてくれたら嬉しいですね。

また、出来たてホヤホヤの息子たちのバンドがどういう曲を演奏するのかは、私も興味津々です。
文化祭の1日目の夜に行われる中夜祭が、軽音楽部の最大の活躍場所のようですが、
まずはその舞台に上がることを目指して・・・と言うことになりそうです。

今日は、その息子の2回目の文化祭があり、朝から夕方まで一日中満喫して来ました。

まずは、去年と同じく朝一番で演劇部の一つ目の公演「桜井家の掟」を鑑賞・・・
この芝居は以前にも観たことがありますが、親の離婚により4人姉妹が2人ずつ
バラバラになってしまう物語ですが、コメディタッチで存分に笑って楽しませてくれます。

「何があってもこの4姉妹は協力しながら逞しく生きていくのだろうな」・・・
と思わせてくれる、人生の応援歌のような劇です。

その後は、「カジノ」がテーマの息子のクラス企画を体験しに行きました。
うらぶれた感じの怪しげな雰囲気のカジノで、その中で何種類かのゲームが行われていました。

私が行った時は、ちょうど息子が受付をやっていたので、息子から説明を受けると言う
何ともこそばゆい変な感じで入り、いくつかのゲームをやりました。

私は、その中で久し振りにやった「ブラックジャック」に完全にハマってしまい、
懐かしさもあってコインが尽きるまで40分程やり続けました。

日本でも東京オリンピックに向けてカジノが合法化されそうですが、
こう言うゲームは無条件に楽しいので、やはり「ギャンブル依存症」対策は必要なんでしょうね。

それから各種展示物を見て回った後は、息子が入部することもあり、軽音楽部の部室での演奏を楽しみました。

部室とは言え、小さいながらもちょっとした「ライブハウス」・・・
こんな立派なところで練習や演奏出来ることに時代の流れと共に羨ましさを感じさせられましたね。

それから、当学校名物の「剣道部の胴着のままの劇とダンスのパフォーマンス」を楽しんだ後は、
最後に演劇部の二つ目の公演「記憶奏~記憶の淵に眠るもの~」を鑑賞・・・

これは、ある記憶喪失症の治療に力を注ぐ脳外科医と患者との葛藤の物語です。

その病気は、「記憶を思い出すと3ヶ月で死んでしまう」と言う記憶喪失症で、
その医師がその病気の治療に力を注ぐようになったきっかけが、最愛の人がその病気となり、
その人の命を救うために、外科医自身の存在も含めて記憶を消し去ってしまったこと・・・

同じ病気の一人の女子高校生と出会った彼は、彼女の命を救うために同じことをしようとするものの、
最終的な彼女の選択は「自分の命と引き替えに記憶を思い出す」と言うもの。

それは究極の選択なのですが、その選択をした彼女が最後に言ったのが次の言葉・・・
「私には、命よりも大切な記憶があるんです。」

「命よりも大切な記憶がある」・・・この言葉は私の心にぐさりと刺さりました。

これまで生きてきた中で「記憶はその人の人生そのもの」・・・ですよね。
その記憶を亡くしたら果たして自分の存在って何・・・?

「記憶を亡くしてまで生きることに意味があるのだろうか?」・・・何とも難しい問いかけです。

2017年9月8日


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「今年も暑さの中で『スポーツフェスティバル』を観戦」~やっぱり青春は熱い

2017-06-09 22:46:26 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

「ぐー」さん「ゆずママ」さん、コメントを有難うございます。
こうやって新しい方から有難いコメントをいただくと、アッピアブログを引き継いで、
「こうやってアッピア亡き後のことを書いていていいんだよな・・・」と本当に励まされます。

さて、今日は1年振りに息子の学校の『スポーツフェスティバル』を観戦しました。
去年同様「やっぱり暑くて熱かった~」・・・

中高校生の全クラスが4色のカラーに分かれますが、去年黄色であった息子は今年は赤色となりました。
初めて観戦した去年は、チームカラーに合わせた生徒の工夫を凝らした多様なデコレーションが新鮮でした。

校舎併設のグラウンドがないため、外部の陸上競技場を借りて行うのですが、
去年はその競技場のあまりの広さに息子がどこにいるのかよく分からなかったため、
今回は双眼鏡を用意して準備万端で臨みました。

そして、生徒が集合し開会式が始まり双眼鏡で息子を探したところ、何と息子の髪の毛が「ピンク色」に・・・

そんな話は聞いていなかったので、一瞬「うゎ・・・」と思ったものの、
2年目になって「随分学校のカラーに染まってきたな」と少し嬉しくなりました。
(カラーに染まった髪の毛を見て、学校のカラーに染まったと言うのも下手なジョークのようですが・・・)

息子の学校では、イベントは立候補した生徒が実行委員として、「企画~準備~運営」の全てを行います。
もちろん、先生はサポート役としてしっかり関わってくれるのですが、
「原則的には生徒に任せる」と言うのが学校の基本方針・・・

そして、校則やイベントにおける制限などは特になく自由で、基本的に生徒の自己判断となります。

そのため、『スポーツフェスティバル』は、競技としては真剣にやるのは当然ですが、
それ以外は特に縛りがなく、皆が自由に一つの学校の「お祭り」として楽しんでいます。

チームカラーに合わせて髪の毛を染めるのはもちろんのこと、自由なデザインで創るカラーシャツも、
女子の場合はシャツの裾や袖に細かく切り込みを入れて様々な結び方をして個性を出したり、
顔のペインティングや装飾は当たり前で、腕や脚などにも様々なデコレーションが・・・

中には、髪の毛~顔~腕~靴まで、全身青色の男子や、女子は髪の毛もカラーだけではなく、
編み込みで不思議なデザインをしたり、色々な小物でデコレーションして個性を出しています。

そういうコスチュームで全力疾走したり本気で競技をするので、そのギャップが面白いし、
競技以外ではお菓子やアイスクリームを食べながら応援したり、色んな人と写真を自撮りしたり・・・
競技場も自由に歩き回り、あちらこちらで様々な交流が行われて本当に楽しそうなこと・・・

私の青春時代には、厳しい校則にいかに反抗するかに皆が智惠を絞っていましたが、
校則などは厳しければ厳しい程破りたくなるもの・・・反抗することが「カッコいい」ことでした。

校則がなく基本的に自由だと、そもそも反抗する対象がないし自分でどう行動するかを考える。
息子を見ていると、そう言う中で自由を謳歌しながら自然と自己判断力がついてきているような気がします。

「どう、結構似合ってるでしょ!評判良かったよ。」
初めて髪を染めて悦にいっていた息子でしたが、お風呂に入れば元通りになってそれも終了・・・

今日も「暑く、熱い青春の一日」・・・でした。

2017年6月9日 アッピア夫


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「今年も感動の『吹奏楽部定期演奏会』」~眩しい青春のひととき

2017-05-13 11:48:40 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

ゴールデンウィークの一日は、息子と2つのコンサートをハシゴしました。
学校の「吹奏楽部の定期演奏会」と「家入レオの『デビュー5周年記念武道館コンサート』」

さすがに二つのコンサートの掛け持ちは疲れましたが、「掛け持ちで疲れた」と言うよりも
「『感動し過ぎ』×2で疲れた」と言う感じでした。

「吹奏楽部の定期演奏会」は去年初めて行って、その「青春群像」に思わず涙して感動・・・
それから毎年行くことを決めましたが、今年も前回と同様に思いっきり感動し、泣かされました。

新学年になってすぐの演奏会ながら、高校3年生がこの演奏会を最後に引退するため、
高校3年生にとっては、部活生活最後の大舞台・・・
演奏会の最後に高校3年生を送るセレモニーがあり、それに涙腺が耐えられないんですね。

吹奏楽部は人気のある部でもあり、演奏に参加している中学2年~高校3年は総勢90人・・・
これだけいれば立派な楽団で、音の厚みもあり演奏自体の質が高く素晴らしい上に、
曲もクラシック、映画、ミュージカル、ジャズ、ポップス系など多彩で飽きない構成になっています。

前半は演奏のみで、後半は劇を交えながらの演奏・・・その劇も高校生らしく明るく笑わせてくれます。
その後に涙の引退セレモニーがあるので、見事に感動のツボ「泣き笑い」にはまり込む・・・

演奏している方も演奏の一体感を感じた時に感動するのだと思いますが、
芝居でも音楽でも、演じる側と観る側を含め、その場が一体になった時に感じる言いようのない感動・・・
これがあるから芝居、LIVE、コンサートを観に行くことが止められないんですね。

前回は、「親に無理やり連れて来られました」的なテンションだった息子も、
今回は友達や知っている人も出ているので、前回よりも楽しんだようで、
終演後は「なかなか良かったなあ・・・」と呟いていました。

そして、上質の音楽と眩しい青春のひとときで感動した後は、「家入レオ」のコンサートに・・・
このコンサートについては、また書き出したら切りがないので、次回にと言うことで・・・

2017年5月13日 アッピア夫


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コメント (2)
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