「なぜ、「これ」は健康にいいのか?」 順天堂大学医学部教授 小林弘幸 著
売れている本で、1ヶ月ほど前、「世界一受けたい授業」の講師もしていた。
自律神経が、いかに健康や日常に影響を及ぼすか、という内容。
図書館で数ヶ月待ちでやっと手にして読んだら、なるほどためになった。
返却日が近づいたので、役に立った部分をまとめることにする。
以下 本の一部抜粋(アッピア一部編集)
・自律神経には、交感神経と副交感神経があり、どちらか一方が高すぎても低すぎてもよくない。
バランスが大事。どちらかというと副交感神経が高い方がよい。どちらも低いよりはどちらも高い方がいい。
つまり両方高くてバランスがとれているのが理想。
(ちなみにくりーむの有田クンはバランスがとてもよかった。)
・自律神経のバランスがよいと、白血球中のリンパ球が増え免疫力が上がる。
ただしリンパ球が上がり過ぎても「アレルギー」の原因にもなり得るので、バランスが大事。
・自律神経は、生命活動の維持という点において、脳と同じくらい大きな役割を担っている。
・「ゆっくり」の動作が良いのは、「深い呼吸」ができるから。深い呼吸ができると、酸素がの量が増え、
副交感神経が優位になり血管を拡張させ、血流が増える。
血流が増えると、冷えや肩こりや頭痛などの不調も改善され、すなわち免疫も上がる。
・足裏を揉んだり筋肉のマッサージで全身の体調がよくなるのは、毛細血管の血流が促され、
その結果として凝りが解消されるから。
・体温を上げると免疫が上がる、と言われるのも、血流をよくすると抹消の血管まで酸素が行きわたり
「体を温める」ことになるから。従って、副交感神経を上げ自律神経のバランスをよくする=免疫力UPである。
・スポーツや仕事で最高のパフォーマンスを発揮するには、副交感神経を上げる=血流をよくする
ことが欠かせない。
・朝のほうが仕事がはかどるのは、朝は自律神経のバランスがいい状態で能力を発揮できるから。
・朝の貴重な能力を活用するコツはたった二つ。
■一つは、良質の睡眠を充分にとること。
睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させ、自律神経のバランスを悪くさせ、血流も悪く
なると身体機能が低下し、どんな医学的治療でも効果が半減する。
■もう一つは、前夜のうちに、翌朝すべきことを決めておくこと。
朝早く起きてもやることが決まっていなければ焦るだけ。その不安がバランスを崩す。
朝すべきことが決まっていれば、「安心感」につながり、自律神経のバランスをいい状態
に保つことができる。
・副交感神経を優位にする=腸管の血流を良くする=栄養の消化・吸収が良くなる=腸内環境が良くなる
=副交感神経が上がりやすくなる。正のスパイラル=免疫力UPにつながる。
・「呼吸」には体の状態を一瞬にして変える力がある。
緊張した時、深呼吸をすると心が落ち着くのは、深い呼吸は副交感神経を刺激するので、
血管が開き、末梢まで血流がよくなるので、筋肉が弛緩しリラックスするから。
・自律神経を確実にコントロールできるのは「呼吸」である。ヨガが健康によいと言われる所以。
・「深い呼吸」の方法・・・「一で吸って、二で吐く(長い方がよい)」。吸った倍の時間をかけて息を吐く。
持てる力をすべて出しきりたいなら息を止めてはならない。一流の外科医は手術中決して呼吸を止めない。
・「笑い」の効能。副交感神経を上げる簡単な「動作」は「笑い」。
口角を上げての作り笑いでもOK。おそらく口角を上げるという動作が顔筋の緊張をほぐし、
心身にリラクゼーション効果をもたらす、と考えられている。
・医者が笑顔だと患者さんの治りも早くなる。
深刻な顔をして診察室に入ってきた患者さんが、笑顔になって帰っていく。
それができればその日の治療はもう成功したようなもの。
(これは説明の必要がないですね、実感です。)
以上、本からの一部抜粋・・・でした。
その他、ダイエットとの関係や運動との関係などなど。よかったら読んでみてください。
あ、決して宣伝ではありませんので、一応。
私もブログは朝イチで書こうかな・・・・・朝ごはん誰か用意して~。
少しは役にたちそうだよ、と思われた方、クリックお願いします。
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売れている本で、1ヶ月ほど前、「世界一受けたい授業」の講師もしていた。
自律神経が、いかに健康や日常に影響を及ぼすか、という内容。
図書館で数ヶ月待ちでやっと手にして読んだら、なるほどためになった。
返却日が近づいたので、役に立った部分をまとめることにする。
以下 本の一部抜粋(アッピア一部編集)
・自律神経には、交感神経と副交感神経があり、どちらか一方が高すぎても低すぎてもよくない。
バランスが大事。どちらかというと副交感神経が高い方がよい。どちらも低いよりはどちらも高い方がいい。
つまり両方高くてバランスがとれているのが理想。
(ちなみにくりーむの有田クンはバランスがとてもよかった。)
・自律神経のバランスがよいと、白血球中のリンパ球が増え免疫力が上がる。
ただしリンパ球が上がり過ぎても「アレルギー」の原因にもなり得るので、バランスが大事。
・自律神経は、生命活動の維持という点において、脳と同じくらい大きな役割を担っている。
・「ゆっくり」の動作が良いのは、「深い呼吸」ができるから。深い呼吸ができると、酸素がの量が増え、
副交感神経が優位になり血管を拡張させ、血流が増える。
血流が増えると、冷えや肩こりや頭痛などの不調も改善され、すなわち免疫も上がる。
・足裏を揉んだり筋肉のマッサージで全身の体調がよくなるのは、毛細血管の血流が促され、
その結果として凝りが解消されるから。
・体温を上げると免疫が上がる、と言われるのも、血流をよくすると抹消の血管まで酸素が行きわたり
「体を温める」ことになるから。従って、副交感神経を上げ自律神経のバランスをよくする=免疫力UPである。
・スポーツや仕事で最高のパフォーマンスを発揮するには、副交感神経を上げる=血流をよくする
ことが欠かせない。
・朝のほうが仕事がはかどるのは、朝は自律神経のバランスがいい状態で能力を発揮できるから。
・朝の貴重な能力を活用するコツはたった二つ。
■一つは、良質の睡眠を充分にとること。
睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させ、自律神経のバランスを悪くさせ、血流も悪く
なると身体機能が低下し、どんな医学的治療でも効果が半減する。
■もう一つは、前夜のうちに、翌朝すべきことを決めておくこと。
朝早く起きてもやることが決まっていなければ焦るだけ。その不安がバランスを崩す。
朝すべきことが決まっていれば、「安心感」につながり、自律神経のバランスをいい状態
に保つことができる。
・副交感神経を優位にする=腸管の血流を良くする=栄養の消化・吸収が良くなる=腸内環境が良くなる
=副交感神経が上がりやすくなる。正のスパイラル=免疫力UPにつながる。
・「呼吸」には体の状態を一瞬にして変える力がある。
緊張した時、深呼吸をすると心が落ち着くのは、深い呼吸は副交感神経を刺激するので、
血管が開き、末梢まで血流がよくなるので、筋肉が弛緩しリラックスするから。
・自律神経を確実にコントロールできるのは「呼吸」である。ヨガが健康によいと言われる所以。
・「深い呼吸」の方法・・・「一で吸って、二で吐く(長い方がよい)」。吸った倍の時間をかけて息を吐く。
持てる力をすべて出しきりたいなら息を止めてはならない。一流の外科医は手術中決して呼吸を止めない。
・「笑い」の効能。副交感神経を上げる簡単な「動作」は「笑い」。
口角を上げての作り笑いでもOK。おそらく口角を上げるという動作が顔筋の緊張をほぐし、
心身にリラクゼーション効果をもたらす、と考えられている。
・医者が笑顔だと患者さんの治りも早くなる。
深刻な顔をして診察室に入ってきた患者さんが、笑顔になって帰っていく。
それができればその日の治療はもう成功したようなもの。
(これは説明の必要がないですね、実感です。)
以上、本からの一部抜粋・・・でした。
その他、ダイエットとの関係や運動との関係などなど。よかったら読んでみてください。
あ、決して宣伝ではありませんので、一応。
私もブログは朝イチで書こうかな・・・・・朝ごはん誰か用意して~。
少しは役にたちそうだよ、と思われた方、クリックお願いします。
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