☆アッピア夫です。今回は、息子の髪の毛を巡る物語の第2話です。来週から新学年が始まるため、例のごとく嫌がる息子を連れて髪を切りに行きました。前回のやり取りに懲りたのか、今回は割とすんなりと出かけましたが、何となく不機嫌なオーラありあり・・・
「前髪は眉毛位まで、耳は全部出して、後ろは刈り上げない程度に・・・」いつもの通りに美容師に伝えて、少し遠くから鏡に映る息子の顔をチラチラ見ていると、息子の顔が怖い・・・どの位切られるか以前に、とにかく髪を切られることそのものが嫌で嫌で仕方がない様子。鏡越しにこちらを睨むような険しい表情に、「おお来てる、来てる」と思いつつ、取り敢えず切ってしまえばこっちのもの・・・と思っていると、そこに美容師の火に油を注ぐひと言が・・・
B「少し短くなるけどいいかな?」 (何と、言っちゃいかんことを・・・)
★「短くなるのは嫌です」 (だから、余計なこと訊くからだよ・・・)
B「何で?短い方がかっこいいよ!」 (そういうひと言が子供心を毛羽立たせるんだよな・・・)
★「短くしないでください。」 (もう言わんこっちゃない・・・)
B「お父様~!息子さんが長い方がいいと言っているんですが・・・」 (だから、あなたが言わせたんだろうが・・・)
☆「いいえ、最初にお願いした通りでお願いします。」
不満げな顔をしつつ髪を刈り込まれる息子に、美容師からついにとどめのひと言が・・・
B「お母さんも『短く切ってさっぱりしておいで』って言うでしょう?」 (・・・こりゃあもうだめだー!)
★「お母さんはいないよ。」
B「あらそうなの?それはごめんね。」 (もう息子の顔は、まるで『不満顔』を粘土で造ったような顔に・・・)
髪を切り終えて、不機嫌そうに美容院を出た息子の第一声は・・・「この美容院はウザイ。もうここはやめる。」それから、新聞に入っているチラシの中から美容院のチラシを見つけては、「ねえ、ここはどう?雰囲気良さそうじゃない?」と持ってくるのが日課になった。
この美容院は「キッズカット1000円」なのでずっと来ていたものの、美容師も店の雰囲気もいまいちなのは確か・・・やれやれまた美容院探しでもするか・・・それにしても美容院って何でこんなにたくさんあるのだろう?自転車でちょっと走るだけでも何軒もの美容院を見かける。どの美容院にするか?・・・よりもなぜこんなにあってもやって行けるのだろう?・・・私の興味は今そちらに向いています。
2015年4月3日 アッピア夫
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「前髪は眉毛位まで、耳は全部出して、後ろは刈り上げない程度に・・・」いつもの通りに美容師に伝えて、少し遠くから鏡に映る息子の顔をチラチラ見ていると、息子の顔が怖い・・・どの位切られるか以前に、とにかく髪を切られることそのものが嫌で嫌で仕方がない様子。鏡越しにこちらを睨むような険しい表情に、「おお来てる、来てる」と思いつつ、取り敢えず切ってしまえばこっちのもの・・・と思っていると、そこに美容師の火に油を注ぐひと言が・・・
B「少し短くなるけどいいかな?」 (何と、言っちゃいかんことを・・・)
★「短くなるのは嫌です」 (だから、余計なこと訊くからだよ・・・)
B「何で?短い方がかっこいいよ!」 (そういうひと言が子供心を毛羽立たせるんだよな・・・)
★「短くしないでください。」 (もう言わんこっちゃない・・・)
B「お父様~!息子さんが長い方がいいと言っているんですが・・・」 (だから、あなたが言わせたんだろうが・・・)
☆「いいえ、最初にお願いした通りでお願いします。」
不満げな顔をしつつ髪を刈り込まれる息子に、美容師からついにとどめのひと言が・・・
B「お母さんも『短く切ってさっぱりしておいで』って言うでしょう?」 (・・・こりゃあもうだめだー!)
★「お母さんはいないよ。」
B「あらそうなの?それはごめんね。」 (もう息子の顔は、まるで『不満顔』を粘土で造ったような顔に・・・)
髪を切り終えて、不機嫌そうに美容院を出た息子の第一声は・・・「この美容院はウザイ。もうここはやめる。」それから、新聞に入っているチラシの中から美容院のチラシを見つけては、「ねえ、ここはどう?雰囲気良さそうじゃない?」と持ってくるのが日課になった。
この美容院は「キッズカット1000円」なのでずっと来ていたものの、美容師も店の雰囲気もいまいちなのは確か・・・やれやれまた美容院探しでもするか・・・それにしても美容院って何でこんなにたくさんあるのだろう?自転車でちょっと走るだけでも何軒もの美容院を見かける。どの美容院にするか?・・・よりもなぜこんなにあってもやって行けるのだろう?・・・私の興味は今そちらに向いています。
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