☆アッピア夫です。
火曜日は「バレンタインデー」でしたね。
もういい歳なのでどうでもいいやと思いながら、何となく気になるのが「バレンタインデー」・・・
いまや「義理チョコ」しかないですが、やっぱり手ぶらで帰ったら一抹の寂しさを感じるんでしょうね。
「女はいくつになっても女」と言いますが、「男もいくつになっても男」・・・なんです。
小学校でバレンタインデーの贈り物が禁止されていた息子も、解禁となってから初めてのこの日に
たくさんチョコを貰ったようで、私が帰ると「今日は10個も貰った!」と嬉しそうでした。
帰った時には、全部食べ終わった後の包装が散らかっていただけなので、残念ながら現物は見ていないのですが、
全て「手作りチョコ」だったようです。
☆「一遍に全部食べたの?」(つまり、お父さんには一つも残してないの?・・ってこと)
★「全部食べた!」
☆「お父さんに少しくらい残しとこうかなって思わなかった?」
★「だって、貰ったのは俺だから・・・」
☆「じゃあ、お父さんも会社で貰って来たけどあげないよ。」
★「いらない!もうお腹いっぱいだから・・・」(コノヤロ・・・明日の弁当のおかずは全部チョコにしてやる!)
訊いてみると、今どきの女子は「手作りチョコ」を持って来て、男女関係なく仲の良い人に配るようです。
・・・と言うことは、チョコをたくさん貰ったのは別に「モテる」と言う訳ではなく、仲の良い異性が多いと言うことで、
これも「モテる」ことになるのかなあ?
私が中学生の頃は、まだ「義理チョコ」と言うものがなく、「本命チョコ」のみでした。
貰えるか貰えないかは、男子にとって明暗のはっきり分かれる残酷な日でもありました。
今でも覚えているのは、中2か中3だった頃・・・
校門を出たところで、後輩の女子3人組が走って来て、「はい、チョコ!」と言って無理やり渡され、
「渡した!渡した!」とキャーキャー言いながら全速力で走って去って行ったこと・・・
書くのもちょっと恥ずかしい「青春スカッと」ですが・・・
その後「義理チョコ」が登場し、社会人になってバブルの頃は「義理チョコ」全盛時代に・・・
ホワイトデーのお返しは「3倍返し」が当たり前となり、どんどん加熱して行きました。
そして、ついに会社でも学校でもバレンタインデーもホワイトデーも贈り物禁止となりました。
・・・これも一つの「バブルの崩壊」でしたね。
それでも、バレンタインデーのチョコは根強く生き続け、女子が女子に渡す「友チョコ」も普通となり、
買う時代から「手作りチョコ」の時代となりました。
その発展系である今の息子のような時代のバレンタインは、何と表現すればいいのでしょうか?
別に命名する必要もないと思いながらも、勝手に「隠れ本命チョコ」と名づけてみました。
皆に配りながらも、きっとその中には「本命チョコ」が隠れている・・・と言うちょっと楽しい想像です。
「誰々が好き」・・・とあまり表立って言わないような、今の時代を象徴しているような気がします。
息子の食べ散らかした包装紙の中に「隠れ本命チョコ」の形跡はないのかなあ?・・・と思った私は、
チョコの台紙用に綺麗な紙に包まれた板紙を見つけました。
☆「実は、この中に何か書いてあったりして・・・」
★「書いてある訳ないじゃん。考え過ぎだよ!」
と何気なさを装う息子も、ちょっと期待を持ったのか「取り敢えず開けてみるか」と言って、
板紙の包装紙をめくり始めました。
・・・と、するとそこには・・・ただの板紙でした。
2017年2月17日 アッピア夫
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火曜日は「バレンタインデー」でしたね。
もういい歳なのでどうでもいいやと思いながら、何となく気になるのが「バレンタインデー」・・・
いまや「義理チョコ」しかないですが、やっぱり手ぶらで帰ったら一抹の寂しさを感じるんでしょうね。
「女はいくつになっても女」と言いますが、「男もいくつになっても男」・・・なんです。
小学校でバレンタインデーの贈り物が禁止されていた息子も、解禁となってから初めてのこの日に
たくさんチョコを貰ったようで、私が帰ると「今日は10個も貰った!」と嬉しそうでした。
帰った時には、全部食べ終わった後の包装が散らかっていただけなので、残念ながら現物は見ていないのですが、
全て「手作りチョコ」だったようです。
☆「一遍に全部食べたの?」(つまり、お父さんには一つも残してないの?・・ってこと)
★「全部食べた!」
☆「お父さんに少しくらい残しとこうかなって思わなかった?」
★「だって、貰ったのは俺だから・・・」
☆「じゃあ、お父さんも会社で貰って来たけどあげないよ。」
★「いらない!もうお腹いっぱいだから・・・」(コノヤロ・・・明日の弁当のおかずは全部チョコにしてやる!)
訊いてみると、今どきの女子は「手作りチョコ」を持って来て、男女関係なく仲の良い人に配るようです。
・・・と言うことは、チョコをたくさん貰ったのは別に「モテる」と言う訳ではなく、仲の良い異性が多いと言うことで、
これも「モテる」ことになるのかなあ?
私が中学生の頃は、まだ「義理チョコ」と言うものがなく、「本命チョコ」のみでした。
貰えるか貰えないかは、男子にとって明暗のはっきり分かれる残酷な日でもありました。
今でも覚えているのは、中2か中3だった頃・・・
校門を出たところで、後輩の女子3人組が走って来て、「はい、チョコ!」と言って無理やり渡され、
「渡した!渡した!」とキャーキャー言いながら全速力で走って去って行ったこと・・・
書くのもちょっと恥ずかしい「青春スカッと」ですが・・・
その後「義理チョコ」が登場し、社会人になってバブルの頃は「義理チョコ」全盛時代に・・・
ホワイトデーのお返しは「3倍返し」が当たり前となり、どんどん加熱して行きました。
そして、ついに会社でも学校でもバレンタインデーもホワイトデーも贈り物禁止となりました。
・・・これも一つの「バブルの崩壊」でしたね。
それでも、バレンタインデーのチョコは根強く生き続け、女子が女子に渡す「友チョコ」も普通となり、
買う時代から「手作りチョコ」の時代となりました。
その発展系である今の息子のような時代のバレンタインは、何と表現すればいいのでしょうか?
別に命名する必要もないと思いながらも、勝手に「隠れ本命チョコ」と名づけてみました。
皆に配りながらも、きっとその中には「本命チョコ」が隠れている・・・と言うちょっと楽しい想像です。
「誰々が好き」・・・とあまり表立って言わないような、今の時代を象徴しているような気がします。
息子の食べ散らかした包装紙の中に「隠れ本命チョコ」の形跡はないのかなあ?・・・と思った私は、
チョコの台紙用に綺麗な紙に包まれた板紙を見つけました。
☆「実は、この中に何か書いてあったりして・・・」
★「書いてある訳ないじゃん。考え過ぎだよ!」
と何気なさを装う息子も、ちょっと期待を持ったのか「取り敢えず開けてみるか」と言って、
板紙の包装紙をめくり始めました。
・・・と、するとそこには・・・ただの板紙でした。
2017年2月17日 アッピア夫
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