波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「10万人に1人と言われる『脊髄腫瘍』を発症」~治療に専念のためしばらくお休みします

2018-03-08 22:33:13 | ごあいさつ
アッピア夫です。

「脊髄腫瘍」・・・と言う病気をご存じでしょうか?

名前の通り「脊髄に出来る腫瘍」ですが、10万人に1人の発症率と言われる珍しい病気のようで、
この「病気ブログ」にもカテゴリーが見当たりませんね。

実は、先月に生まれて初めて受けたMRI検査で、「脊髄腫瘍」と診断されました。

昨年10月頃から背中に痛みを感じ「この痛みはなんだろう?」「背筋痛かな?」・・・と思っていたところ、
突然「尿管結石」を発症し、経験したことがないような激痛に襲われ病院に運ばれました。

やっとそれが落ち着いたと思ったら、今度はこの病気が判明・・・

「尿管結石」を機に背中の痛みが強くなり、痛みの範囲は脇腹から胸の肋骨辺りにまで広がり、
この4ヶ月程の間、原因不明のまま泌尿器科~整形外科~内科~整形外科を転々としながら、
CTでも判らず、MRIでやっと原因を突き止めました。

今は、大学病院の整形外科で手術に向けて精密検査中ですが、
「脊髄」は「脊椎」の中を通る神経そのものだけに手術も簡単ではなく、後遺症が残る可能性があります。

スポーツ事故や交通事故の結果、「脊髄損傷」で麻痺症状などが残るのと同じで、
「脊髄」を手術する場合は、その結果としての後遺症はリスクとして受け入れざるを得ません。

ドクターからは相当脅されましたが、リスクも受け入れて手術することを今日即決して来ました。
手術を決めた理由は二つ・・・一つは、広がる痛みが原因で仕事や生活に支障が出ているためです。

もう一つは、神経圧迫の影響が足に来ていて、歩くと少しもつれたりよろけたりします。
階段の上り下りは安全のため必ず手すりをつかみ、小走りさえままなりません。

現在、3種類もの痛み止めの薬を飲んでいますが、完全には痛みを押さえ込むことが出来ず、
朝の3時~4時頃には背中と胸の激痛で目が覚め、立ったまま安静にしている状況・・・

「立ったまま安静」・・・と言うのも変な話ですが、寝ていると背中の激痛に耐えられず、
座っていると胸の激痛に耐えられず、「立っているのがまだまし」・・・なんですね。

目が覚めたらすぐに痛み止めを飲んで1時間程立っていると痛みが和らいできます。
その時には、もうそろそろ朝の用意をしないといけない時間なので、ずっと睡眠不足状態・・・

仕事でデスクワークをしていると、胸の肋骨辺りの痛みがどんどん強くなり、
激痛になったら研修室を1人で歩き回って痛みを緩和してから仕事に戻る状態を続けています。

当然、家にいる時も座ると痛みが激しくなるので、自宅では寝るまで立ちっぱなしです。
そう言う状態でブログを書くのもキツく、集中して書き終わった後は激痛に悲鳴を上げる状態・・・

さすがにこの状態でブログを書くモチベーションを保てず、しばらく治療に専念することにしました。

また、アッピアが他界してもう4年半・・・
いつまでも「アッピアの夫」として書き続ける訳にもいかず、今がそのタイミングかなとも思います。

息子は、私が不在の間は「1人暮らしの練習のつもりでやる」と強気なことを言っていますが、
「手術後のリハビリも含めて1ヶ月程度の入院は覚悟して欲しい」と言われているため、
やはり実家から母親に来てもらおうかと思案中です。

それよりも「何でうちの家庭は病気ばっかりなの?」と言う息子の言葉が刺さります。
アッピアからは「私の苦痛も少しは判った?」と言われているような気がします。

春は、もうそこまで来ていますね。
以前、「桜は寒い冬があってこそ花を咲かせるので、温暖化が進むと咲かなくなる可能性もある」・・・
というようなことを書いた記憶があります。

桜が咲く頃、私はもしかしたら病院のベッドの上にいるかも知れませんが、
今年は厳冬だったこともあり、例年以上に綺麗な花を咲かせることでしょう。

また、今が正にそうですが、春が訪れる前は必ず激しい嵐が吹き荒れた後に、穏やかな春が来るんですよね。
ここで闘っている皆さんにも、それぞれにとっての「穏やかな春」が訪れることを願っています。

以前に休止する時にも書きましたが、最後はアッピアのブログの最期の言葉で閉めたいと思います。

「必ずや復活するつもりです。いっしょにがんばりましょう。」

2018年3月8日

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コメント (11)
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