ついに東京では桜が満開となりました。毎年のことながら、やっぱり浮き浮きします。
学生にとっても今は春休み真っ只中で、ディズニーランドもシーも毎日人で溢れていることかと思います。
去年までディズニーで遊び尽くしてきた息子は、もうすっかり飽きたようですが・・・
ディズニーでいつも思うのは、スタッフの活き活きとした姿と明るい笑顔、そして気持ちの良い対応・・・
アトラクションやショーを盛り上げるスタッフばかりではなく、パーク内の全てのスタッフが皆楽しそうに働いている。
だからこそ、本当に夢の国だと思えるし、やっぱり楽しいし、また行きたくなるんですよね。
ディズニーで働くスタッフは全員「キャスト」と呼ばれ、今や世界一とも称される夢の国の舞台の一員です。
先日、10万人以上のディズニーの「キャスト」を育てたカリスマトレーナーで、現在は大学で講師をしながら、
人材育成コンサルタントとして活躍する櫻井恵里子さんと言う方の講義を受ける機会がありました。
さすが夢の国の大勢のキャストを育成された方だけあって、大変魅力的な方で話も面白く、
随所に飽きさせない工夫がされていて本当に楽しい時間を過ごせました。
ほとんどがアルバイトとして採用されるごく普通のスタッフが、いかに「キャスト」として成長していくのか・・・
その過程の一端に触れることが出来、「人を育てる」と言うことを真剣に考えさせられたひとときでした。
元々、人に夢を売る仕事に就く人を採用するため、ホスピタリティ力のある人が採用されるのは当然ですが、
キャストとして表舞台にデビューするまでの研修はたったの3日・・・
実は、表舞台にデビューしてからが大事で、OJTを受けながらどんどん「キャスト」として変化し成長していく。
そして、驚いたことにそこに「マニュアル」は存在しないのだそうです。
当然のことながら各アトラクションの「手順書」はありますが、それはサービスマニュアルとは異なり、
「SCSE(安全、礼儀、ショー、効率)」という行動基準と、「ゲストにハピネスを提供する」という理念があるだけ。
但し、身だしなみに関しては徹底した決まりがあり、二人一組でお互いにチェックし合うようですが・・・
マニュアルがない代わりに、一流の「キャスト」に育てるためには、基本となる「魔法の教え方」があるのだそうです。
その3つの特徴は、「ゴールを見せる」「感動を体験させる」「行動を見守る」・・・
その具体的な説明やエピソードを聞いて、お仕着せや決められたことに盲目的に従うのではなく、
人が育つのは「自分で考え、自分で気づき、自分の判断で行動する」ことなんだと思いました。
そうすることで、人はやりがいを感じ、モチベーションを持ち、喜びを感じて成長していくんですよね。
興味深い話の中で、特に印象に残ったのがご自身の5歳の娘さんについての話でした。
平日は大学で教え、休日も色々なところに研修講師で呼ばれるため、娘さんとの時間が取れないのが悩み・・・
そんな娘さんに「お母さんの仕事が忙しくて、ゆっくり相手してあげられなくてゴメンね」と言うと、
「お母さんが楽しそうに仕事をしているのが好き。私もお母さんみたいに働きたい。」と言うのだそうです。
お母さんの活き活きと働く姿が、自然と娘さんを育て成長させてもいるんですね。
子供は親の背中を見て育つ・・・これも子育ての「魔法の教え方」と言えそうです。
2019年3月29日
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学生にとっても今は春休み真っ只中で、ディズニーランドもシーも毎日人で溢れていることかと思います。
去年までディズニーで遊び尽くしてきた息子は、もうすっかり飽きたようですが・・・
ディズニーでいつも思うのは、スタッフの活き活きとした姿と明るい笑顔、そして気持ちの良い対応・・・
アトラクションやショーを盛り上げるスタッフばかりではなく、パーク内の全てのスタッフが皆楽しそうに働いている。
だからこそ、本当に夢の国だと思えるし、やっぱり楽しいし、また行きたくなるんですよね。
ディズニーで働くスタッフは全員「キャスト」と呼ばれ、今や世界一とも称される夢の国の舞台の一員です。
先日、10万人以上のディズニーの「キャスト」を育てたカリスマトレーナーで、現在は大学で講師をしながら、
人材育成コンサルタントとして活躍する櫻井恵里子さんと言う方の講義を受ける機会がありました。
さすが夢の国の大勢のキャストを育成された方だけあって、大変魅力的な方で話も面白く、
随所に飽きさせない工夫がされていて本当に楽しい時間を過ごせました。
ほとんどがアルバイトとして採用されるごく普通のスタッフが、いかに「キャスト」として成長していくのか・・・
その過程の一端に触れることが出来、「人を育てる」と言うことを真剣に考えさせられたひとときでした。
元々、人に夢を売る仕事に就く人を採用するため、ホスピタリティ力のある人が採用されるのは当然ですが、
キャストとして表舞台にデビューするまでの研修はたったの3日・・・
実は、表舞台にデビューしてからが大事で、OJTを受けながらどんどん「キャスト」として変化し成長していく。
そして、驚いたことにそこに「マニュアル」は存在しないのだそうです。
当然のことながら各アトラクションの「手順書」はありますが、それはサービスマニュアルとは異なり、
「SCSE(安全、礼儀、ショー、効率)」という行動基準と、「ゲストにハピネスを提供する」という理念があるだけ。
但し、身だしなみに関しては徹底した決まりがあり、二人一組でお互いにチェックし合うようですが・・・
マニュアルがない代わりに、一流の「キャスト」に育てるためには、基本となる「魔法の教え方」があるのだそうです。
その3つの特徴は、「ゴールを見せる」「感動を体験させる」「行動を見守る」・・・
その具体的な説明やエピソードを聞いて、お仕着せや決められたことに盲目的に従うのではなく、
人が育つのは「自分で考え、自分で気づき、自分の判断で行動する」ことなんだと思いました。
そうすることで、人はやりがいを感じ、モチベーションを持ち、喜びを感じて成長していくんですよね。
興味深い話の中で、特に印象に残ったのがご自身の5歳の娘さんについての話でした。
平日は大学で教え、休日も色々なところに研修講師で呼ばれるため、娘さんとの時間が取れないのが悩み・・・
そんな娘さんに「お母さんの仕事が忙しくて、ゆっくり相手してあげられなくてゴメンね」と言うと、
「お母さんが楽しそうに仕事をしているのが好き。私もお母さんみたいに働きたい。」と言うのだそうです。
お母さんの活き活きと働く姿が、自然と娘さんを育て成長させてもいるんですね。
子供は親の背中を見て育つ・・・これも子育ての「魔法の教え方」と言えそうです。
2019年3月29日
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