日本は元々景気が踊り場だったところに突然のコロナショックで景気が急落し、世界的にも大不況に突入・・・
私の仕事は、企業を早期退職する方々の再就職支援となるため、既にかなり忙しくなり始めています。
そうした中、今月から私のチームも人数が倍増し、全員出社したら完全にオフィスが3密状態となっています。
まだ在宅勤務と組み合わせのため全員集合はほぼないのですが、久しぶりに新入社員が2名も配属されました。
今回一緒に仕事をすることになった新入社員は、もう自分の子供とほとんど変わらない世代・・・
ただでさえオフィスで仕事すること自体が気晴らしとなっている今、新鮮で新しい刺激を受けています。
今年は入社と同時に在宅勤務となり、2か月半オンライン研修を受け続けた後にやっと本格的な仕事がスタート。
そんな新入社員から感じるのは、自分たちが社会人になりたての頃とは生活の価値観が随分違うということ・・・
まず、「車に乗らない」「車を持たない」・・・そもそも「車に興味がない」
話には聞いていたものの、今は社会人になっても「車に乗らない」し、免許はあっても「車を持たない」・・・
二人とも都心の社宅に住んでいるという事情もありますが、同期の自宅通勤組もほぼ持っていないようです。
家庭を持つようになると変わるのかも知れませんが、その時ももう多分「カー・シェア」・・・
場合によっては車そのものが別の乗り物になっている可能性もありますね。
実は、私が初任給を貰って真っ先に買ったのが車・・・もちろん自分のお金だけで買える訳はなく、
初任給の一部をそれまで多少貯めていたお金にプラスして、残りを親に無利子ローンとして借りました。
初めての高額な買い物でしたが、最初の数年間はその親ローン返済のために働いていたようなものでした。
そのぶん自分の車への愛着も強く、結婚や子供の誕生も経てオンボロになるまで21年間も乗り続けました。
次に、持ってはいるもののほとんど「テレビは見ない」・・・
家にテレビはあるようですが、電源を入れることがほとんどなくあくまで家具の一つとして存在している。
今は、ニュースもドラマもバラエティも音楽も映画も、見たいものは基本的にスマホで・・・
因みに、息子のカナダのホストファミリー宅にはテレビそのものがなく、夕食の団欒の後は、
各自がPCやスマホでそれぞれが見たいものを見て楽しんでいたようです。
それに影響されてか、息子もあれだけドラマが好きだったのに、帰国後はテレビをほとんど見なくなりました。
やはりスマホで、ユーチューブやインスタのバスケの動画や音楽やその他諸々・・・
それから、スマホがあるためわざわざ「オーディオを持たない」・・・
音楽の聴き方は時代の流れと共に劇的に変化し、今は多くがスマホでサブスクという時代に・・・
本当に好きなアーティストはCDも買うようですが、それは聴くためではなくあくまでコレクション用にとのこと・・・
私が若い頃は、ボーナスが出るたびに新しいオーディオ機器を一つずつ買い揃えていき、
自分なりのオーディオ環境を作り上げていくことが何よりの楽しみでした。
未だに音楽は本を読むように「アルバムを聴くもの」という感覚の私は、ちょくちょくCDを買いますが、
「なんでわざわざそんなお金をかけて音楽を聴くの・・・」と、息子には白い目で見られています。
スマホの音もかなり進化したとは言え、音の厚みも低音の響きも、まだまだ音楽的には物足りないのですが、
そういう音に対するこだわりもあまりないようです。
時代と共に生活様式が変わり、価値観も変わり、もう私たちのような世代は中世となりつつありますが、
今回のコロナをきっかけにまた一段と生活様式や価値観が変化し、私たちの世代はいよいよ古代となりそうです。
2020年7月17日
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私の仕事は、企業を早期退職する方々の再就職支援となるため、既にかなり忙しくなり始めています。
そうした中、今月から私のチームも人数が倍増し、全員出社したら完全にオフィスが3密状態となっています。
まだ在宅勤務と組み合わせのため全員集合はほぼないのですが、久しぶりに新入社員が2名も配属されました。
今回一緒に仕事をすることになった新入社員は、もう自分の子供とほとんど変わらない世代・・・
ただでさえオフィスで仕事すること自体が気晴らしとなっている今、新鮮で新しい刺激を受けています。
今年は入社と同時に在宅勤務となり、2か月半オンライン研修を受け続けた後にやっと本格的な仕事がスタート。
そんな新入社員から感じるのは、自分たちが社会人になりたての頃とは生活の価値観が随分違うということ・・・
まず、「車に乗らない」「車を持たない」・・・そもそも「車に興味がない」
話には聞いていたものの、今は社会人になっても「車に乗らない」し、免許はあっても「車を持たない」・・・
二人とも都心の社宅に住んでいるという事情もありますが、同期の自宅通勤組もほぼ持っていないようです。
家庭を持つようになると変わるのかも知れませんが、その時ももう多分「カー・シェア」・・・
場合によっては車そのものが別の乗り物になっている可能性もありますね。
実は、私が初任給を貰って真っ先に買ったのが車・・・もちろん自分のお金だけで買える訳はなく、
初任給の一部をそれまで多少貯めていたお金にプラスして、残りを親に無利子ローンとして借りました。
初めての高額な買い物でしたが、最初の数年間はその親ローン返済のために働いていたようなものでした。
そのぶん自分の車への愛着も強く、結婚や子供の誕生も経てオンボロになるまで21年間も乗り続けました。
次に、持ってはいるもののほとんど「テレビは見ない」・・・
家にテレビはあるようですが、電源を入れることがほとんどなくあくまで家具の一つとして存在している。
今は、ニュースもドラマもバラエティも音楽も映画も、見たいものは基本的にスマホで・・・
因みに、息子のカナダのホストファミリー宅にはテレビそのものがなく、夕食の団欒の後は、
各自がPCやスマホでそれぞれが見たいものを見て楽しんでいたようです。
それに影響されてか、息子もあれだけドラマが好きだったのに、帰国後はテレビをほとんど見なくなりました。
やはりスマホで、ユーチューブやインスタのバスケの動画や音楽やその他諸々・・・
それから、スマホがあるためわざわざ「オーディオを持たない」・・・
音楽の聴き方は時代の流れと共に劇的に変化し、今は多くがスマホでサブスクという時代に・・・
本当に好きなアーティストはCDも買うようですが、それは聴くためではなくあくまでコレクション用にとのこと・・・
私が若い頃は、ボーナスが出るたびに新しいオーディオ機器を一つずつ買い揃えていき、
自分なりのオーディオ環境を作り上げていくことが何よりの楽しみでした。
未だに音楽は本を読むように「アルバムを聴くもの」という感覚の私は、ちょくちょくCDを買いますが、
「なんでわざわざそんなお金をかけて音楽を聴くの・・・」と、息子には白い目で見られています。
スマホの音もかなり進化したとは言え、音の厚みも低音の響きも、まだまだ音楽的には物足りないのですが、
そういう音に対するこだわりもあまりないようです。
時代と共に生活様式が変わり、価値観も変わり、もう私たちのような世代は中世となりつつありますが、
今回のコロナをきっかけにまた一段と生活様式や価値観が変化し、私たちの世代はいよいよ古代となりそうです。
2020年7月17日
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