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2週間生活の中心だった「東京オリンピック」が終幕~一番心に残った競技とアスリート

2021-08-08 17:25:54 | 感動の出来事(スポーツ)
コロナ禍の中、1年遅れで開催された東京オリンピックは全ての競技を無事に終え、後は閉会式を残すのみ・・・
今日最後の観戦となった女子バスケ決勝戦で、世界ランキング10位の日本が1位の米国に負け銀メダル確定・・・

最終日に日本女子バスケ初メダルという歴史的快挙で、悔しさも感じることなくすっきりした気分で終えました。
また、感染者増に繋がることも発生させず、困難な中でのオリンピックを成功させてくれた関係者に感謝の思いです。

困難と障害が満載の中での今回の成功は、歴史に深く刻まれると共にきっと日本の評価を高めてくれることでしょう。

今回は日本人の大活躍もあり、感動的なドラマを書き尽くしたら今年いっぱいかかってしまいそうなので、
ここはぐっと我慢して、今回のオリンピックで「一番心に残った競技と選手」にだけ絞って書きたいと思います。

【一番心に残った競技】「BMXフリースタイル・パーク」

マウンテンバイクに夢中だった頃に少しかじった程度のBMXは「E.T.」にも登場し話題となった軽量自転車・・・
これまでのレース競技に加え、今回新採用のこの種目は各種の曲面やスロープを使っての空中技を競うもの・・・

男子は、トリック(技)の種類が多彩でアクロバティック・・・技がここまで進化していることに驚かされました。

乗ったまま後方に2回転する「ダブルバックフリップ」、車体だけ横に4回グルグル回す「4回転テールウィップ」、
ハンドルと前輪を横回転させる「バースピン」、ハンドルだけ持って空中で体をピンと伸ばす「スーパーマン」・・・

極めつけが、金メダルの豪州ローガン・マーティン選手の決めた信じられない大技「フロントバイクフリップ」
空中で手離しで車体を前回転させ、1回転後にハンドルを掴んで飛び乗るというマジックのような正に離れ業・・・

女子は、最有力候補の米国ハナ・ロバーツ選手が1回目に超高ポイントを出し金メダル確実と思われたたものの、
トリック失敗で1回目7位の英国シャーロット・ウォージントン選手が、2回目で女子世界初の大技を決め大逆転勝利。

こういう劇的なドラマがオリンピックの醍醐味・・・ここに観客がいたら大いに盛り上がったことでしょうね。

【一番心に残ったアスリート】スケボー女子パーク フィリピン代表「マージェリン アルダ・ディダル選手」

日本人最年少金メダリストとなった13歳の西矢椛、16歳銀メダルの中山楓奈両選手が活躍した女子ストリート、
金メダルの19歳四十住さくら、日本人最年少メダリスト(銀)で12歳の開心那両選手が活躍した女子パーク・・・

日本人10代選手の大活躍に「真夏の大冒険」という実況アナウンサーの新しい名言も生まれたスケボー女子・・・
その女子ストリートでひときわ目を引いたのが、決勝7位のフィリピン「マージェリン アルダ・ディダル」選手・・・

他の選手が失敗しても駆け寄って笑顔で励まし、大技を決めると一緒に大喜びする姿に感動させられました。
最後に自身が着地で失敗しても、転んだまま日本語で「有難う!!」と満面の笑顔で手を振る姿が忘れられない・・・

セブ島で生まれ育った22歳の彼女は、家が貧しかったため幼い頃から母の働く屋台を手伝っていたようです。
その公園で少年たちに借りたボードで遊ぶ内にどんどん上達し、中古パーツで作ったボードをプレゼントされる。

その中古のボードで練習する内にみるみる腕を上げ、地元のコンテストで賞金を稼ぎ3年前にアジアで優勝・・・
それをきっかけに今回のオリンピック出場が決まったようです。

いつも明るい笑顔の彼女がトリックに失敗したライバルにかける言葉が・・・「NEXT ONE!」
周りを明るくポジティブにする彼女の自然な振る舞いは、競技を観ていた全ての人の心も明るくしたのでは・・・

人生色々あるし、何かで上手くいかなくても彼女の言葉を思い出したい・・・「NEXT ONE!」「次だよ、次!」

2021年8月8日


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