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プロ野球引退の「松坂大輔」と「斎藤佑樹」の二選手~二人のこれからに注目したい

2021-10-23 00:00:10 | 最近考えること
スポーツの秋・・・
今週は、今シーズン限りでプロ野球選手を引退する対照的な二人の引退試合とセレモニーがありました。

19日に引退登板となったのは、日米を通じて長く活躍した「西武ライオンズ」の「松坂大輔」投手・・・
「平成の怪物」と言われ、日米通算22年間で170勝という輝かしい成績を残して、現役を終えることになりました。

横浜高校のエースとして甲子園で優勝し、ドラフト1位で「西部ラインズ」に入団後大活躍し、大リーグに移籍・・・
ただ渡米3年目から怪我に苦しみ、帰国後は目立った成績を残せず3球団を渡り歩き、最後は馴染みの球団で終幕。

練習嫌いで茶目っ気な性格で、ベテランになってもやんちゃな雰囲気を残したままの、自由奔放な感覚派・・・
そんな彼だからこそ200勝の大台には到達できなかったのかなとも思いますが、間違いなくスター選手でした。

もう20年も前のことながら、交通安全のイメージキャラクターだったさ中にスピード違反や駐車違反を起こし、
世間からバッシングを受けたことも、今思えば彼らしい苦くも懐かしい思い出・・・

そして、その2日前の17日に引退登板したのが、10年間「日本ハムファイターズ」に在籍した「斎藤佑樹」投手・・・

彼は「早稲田実業」のエースとして甲子園の歴史に残る決勝戦再試合で、田中将大投手に投げ勝って優勝・・・
青いハンカチで汗を拭う姿と端正な顔立ちに穏やかな人柄から「ハンカチ王子」と呼ばれ、大人気となりました。

進学した早稲田大学でも大活躍し、4年生では主将として大学日本一にもなり、この時が最高に輝いていました。
ドラフト1位で「日本ハムファイターズ」に入団しましたが、残念ながらプロ入団後はほとんど実績を残せず・・・

プロ入り直後からずっと怪我に悩まされ、1軍に定着できず長い2軍暮らしで、結局通算15勝のみの結果に・・・
普通ならとっくに解雇ながら、10年間プロ野球選手として続けて来られたのは、その人柄と人気のお蔭・・・

「松坂大輔」選手41歳、「斎藤佑樹」選手33歳と、歳も違えば性格もプロの実績も何かと対照的な二人ですが、
たまたま二人とも今シーズンを最後に現役引退することになり、新しい道に進むことに何かの縁を感じます。

プロ野球選手として人気があり有名なのは同じですが、引退したとは言えまだ人生の前半を終えたところ・・・
これからの方が長い人生の後半を、二人がそれぞれどんな風に歩んでいくのかに非常に興味があります。

私は社会的に成功した人、有名になった人がその後にどんな人生を送るのか、送ったかに強い興味があります。
マイクロソフト社で億万長者となり、その莫大な資金で基金を創設し社会貢献活動を続けるビル・ゲイツ氏・・・

様々な環境保護、省エネ推進等のプロジェクトを低金利融資で支援する非営利団体「ap bank」を運営する、
音楽プロデューサーの小林武史さん、ミスチルの櫻井和寿さん、世界的音楽家の坂本龍一さんの3人・・・

他にも様々な方がそれぞれのやり方で社会貢献活動を行っていますが、社会で大きな成功を収めた人は、
大金を積んで宇宙に行くのも自由ながら、社会に役立つためにこそそのお金を使って欲しいなと思います。

そして、とても基金を創るようなお金がない自分にも、寄付や募金など出来ることは色々あるはずで、
どこに行くにも水筒を持ち歩きペットボトルや缶飲料を買わないことも一つの社会貢献活動だと思っています。

2021年10月22日


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