波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

ワクチンを「接種するかしないか」が悩ましい~持病的な後遺症を持つ身としては・・・

2021-04-16 23:58:25 | 最近考えること
新型コロナの主流は従来株から変異株に置き換わり、世界的に再拡大中で日本にも第4波が到来しました。
私の住む川崎市も来週火曜日から「まん延防止等重点措置」が適用されることに・・・

ただ、全国的な感染の拡大状況を見ると、3回目の緊急事態宣言の発出も現実的になって来たように感じます。
結局、ずっと宣言を続けていても人間は慣れっこになるので、発出と解除を繰り返すしかないのでしょうね・・・

感染予防の切り札であるワクチン接種は、医療従事者、高齢者、基礎疾患のある方、高齢者施設従事者と、
まだ対象が一部ながら、徐々に接種が始まりました。

実際に自分が接種対象となるのは数か月~半年ほど先になりそうですが、問題は「接種するかしないか」・・・
最終的には自己判断となりますが、私のように後遺症を抱える者にとってはなかなか悩ましい・・・

接種部位の痛みや腫れなどの主反応は、他の予防接種でも起こり得ることなので特に問題はないのですが、
問題は発熱、悪寒、頭痛、全身倦怠感、様々なアレルギーなどの副反応で、厄介なのがアナフィラキシー・・・

アナフィラキシーは、アレルギーの原因物質を摂取することで急激に強く表れるアレルギー反応で、
複数の臓器や部位にアレルギー反応が同時多発的に起こり、血圧低下や意識障害により命を落とすことも・・・

時々、学校の給食に入っていたアレルゲンを誤って食べたことで発生する死亡事故などがそうですね。

但し、このような重篤な副反応は稀なため、一般的にはワクチン接種した方がメリットが大きいと思うのですが、
私のような特殊な後遺症に、新しいワクチンがどう影響するのかは誰にも分からず、正解はないと言えそうです。

私が抱える左足全体の痺れ、背骨の痛み、肋間神経痛のような肋骨の痛みなどの神経的な症状に対して、
強い副反応がなければ良いのですが、後遺症が悪化したり、全身の倦怠感が加わったりしたらもうお手上げ・・・

ただ新型コロナに感染すると、症状がなかなか回復しなかったり、後遺症となる可能性も報告されていますので、
当然のことながら感染すること自体も避けたい・・・

感染によって起きる可能性のある症状と、ワクチン接種によって起きる可能性の症状のどちらのリスクを取るか・・・
私だけではなく、病気の治療をしている方や何らかの持病や障がいを持つ方もきっと悩ましいはず・・・

よく言われるのが、「ワクチン接種によるメリットは、そのリスクを大きく上回る」ということ・・・
確かにそうだし、全体の7割程度の人がワクチン接種をしないと集団免疫が獲得できないのも事実・・・

それぞれの自己判断に任されることになりますが、結果的に集団免疫を獲得しなければ意味がないので、
接種率が上がらなければ自分も積極的に接種を考えなければならない・・・

個人と全体のバランスの上で考えて判断するというのは、正解がなくなかなかの難問です。

2021年4月16日


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